
指紋などの「生体情報」を使った空港での入国審査をくぐり抜けて
再入国していたとして、警 視庁は女を近く出入国管理法違反の
疑いで摘発する方針を固めました。「生体情報」を使った審査を
通過して不法入国で摘発されるのは全国で初めてです。
出入国管理法違反の疑いが持たれているのは、中国人の
林蓉被告(27)です。警視庁の調べによりますと、林 被告は、
両手の指に傷をつけて指紋を変えたうえ、去年12月、関西空港から
「生体情報」を使った入国審査をくぐり抜けて日本に不法に
入国した疑いが持たれています。林被告は先月、日本人の男と
偽装結婚したとして逮捕・起訴されていますが、その後の調べで、
おととし3月に不法就労の疑いで国外退去処分とな り、中国に
強制送還されていたことがわかったということです。
このため、警視庁で入国記録を調べたところ、空港での審査で
照合された指紋は強制送還された際の林被告の指紋と一致せず、
別人と判断されていたことがわかったということです。
また、林被告の複数の指に傷をつけた跡が残っていたということです。
「生体情報」を使った審査を通過した不法入国で摘発されるのは、
全国で初めてです。
関連記事です。
生体認証破り、初摘発へ…指紋変造で入国容疑
強制退去処分を受けた中国人の女が、指紋を変えて入国審査時のバイオ(生体)
認証をくぐり抜け、昨年12月に再入国していたとして、警視庁は近く、この女を
入管難民法違反(不法入国)容疑で逮捕する。バイオ認証を巡っては今年1月、
韓国人の女が特殊なテープで指紋を変造して入国していたことが判明。
入管当局はこれを機に、指紋をスキャナーで読み取る精度をあげるなどの対策を
取っているが、それ以前の不法入国が再び発覚したことで、対策実施前に、
ほかにも類似の不法入国がなかったか検証を迫られるのは 必至だ。入管当局に
よると、バイオ認証を通過した不法入国者が警察に摘発されるのは初めて。
捜査関係者によると、同法違反の疑いが持たれているのは、別の事件で先月、
電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕された林蓉容疑者(27)。
日本人の清掃員の男(59)との婚姻を理由にビザを取得した上で、来日前に
中国国内で指先の表皮を手術するなどして指紋を変え、昨年12月、偽名で
取得したパスポートを使って関西空港の入国審査場のバイオ認証を通過、
不法に入国した疑いが持たれている。先月、警視庁が中国人らによる
偽装結婚事件を摘発した際、清掃員の男と結婚したはずの林容疑者が
別の中国人の男(26)と暮らしていたことがわかり、同庁は、林容疑者を
電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕。
取り調べの過程で、林容疑者が2007年3月、就労ビザが切れた後も
東京・赤坂の飲食店でホステスとして働いていたとして強制退去処分となり、
中国に送 還されていたことが判明。林容疑者の両手の人さし指の中央部には、
指紋の模様を分断した不自然な傷が残っており、同庁で入国審査の状況を
調べたところ、バ イオ認証で、強制退去時に採取された指紋と一致せず、
「別人」と判定されていたことが判明した。
林容疑者は取り調べに対し、指紋を細工したことを否定しているという。
◆バイオ認証=全国の空港などの入国審査場で、入国を希望する外国人の
両手の人さし指の指紋をスキャナーで読み取り、国内外の指名手配犯や過去に
強制退去処分を受けた人物の指紋のデータベースに接続して照合する制度。
テロ対策として2007年11月に導入され、昨年11月までの1年間で846人が
入国を 拒否されている。
コメントです。
もう、すでにGNPも外貨準備高も日本を抜いている中国。
しかし、それでも日本へ不法入国をやめません。
このあたりから、中国内で格差が拡大している現状が
読み取れます。
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