home003.gif

2016年02月19日

疫抑制剤なしで生活=生体肝移植、拒絶抑える−北大

時事通信社 2016 2 18

201602181.jpg
記者会見で生体肝移植の拒絶反応抑制法を発表する山下健一郎特任教授(手前右)ら
18日午後、札幌市

生体肝移植を受ける患者とドナー(臓器提供者)のリンパ球から
培養した特別な免疫細胞を使い、免疫抑制剤を使わず拒絶反応を
抑えることに成功したと、北海道大病院が18日発表した。
移植の1年半後には免疫抑制剤が不要になり、治療法として
確立されれば、患者の負担を大きく減らすことができる。

一般的に、臓器移植を受けた患者は拒絶反応を抑えるため、
免疫抑制剤を飲み続けなければならない。
患者にとっては多額の医療費負担に加え、免疫抑制剤の
副作用として感染症にかかりやすくなるなどのリスクがあった。

北大病院は順天堂大と共同で、2010年11月から臨床研究を
実施した。患者とドナーの血液から移植前に採取したリンパ球を
混ぜ合わせ、特別な制御性T細胞を培養。
この細胞を再び患者の体内に戻すことで、移植された肝臓を
患者の免疫システムが異物と捉えて攻撃する拒絶反応が
起きなくなるという。

北大病院で臨床研究の対象となった30〜60代の男女10人の
うち、7人は移植から18カ月後に免疫抑制剤の使用を中止。
その後2年以上服用せず、生活しているという。

山下健一郎特任教授は記者会見で「良い結果が出た。
なるべく多くの患者に、この治療が役に立てるよう
尽力していかねばならない」と語った。 
(2016/02/18-17:30)

コメントです
臓器移植手術後の免疫抑制剤を不要にする
治療法は、前から研究が盛んに行われていましたが、
今日の北大の発表によると、かなり具体的に
posted by salsaseoul at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2016年01月31日

母乳で36兆円の経済損失回避、賢く高収入の子ども育つ

AFP 2016年01月29日

201601312.jpg
コロンビアのアンティオキア州メデジンで母乳推進イベントに参加する母子
(2015年7月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/RAUL ARBOLEDA

【1月29日 AFP】より多くの赤ちゃんにより長期間にわたり母乳を与え、
賢く高収入の子どもを育てることで、世界で年間約3000億ドル
(約36兆円)の経済損失を防げるとの研究論文が29日、
英医学誌ランセット(Lancet)に発表された。

論文はまた、年間80万人以上の子どもと約2万人の乳がん患者の
死を回避できるとしている。

論文執筆者の一人、ブラジル・ペロタス連邦大学
(Federal University of Pelotas)のセザール・ビクトリア
(Cesar Victora)氏は、「母乳は、富裕国も貧困国も同様に、
あらゆる国で命とお金を救う」と述べている。

研究結果は、健康面と経済面で実証された母乳の効果に
対する科学的検証とメタ分析28件の結果を基にしたもの。

論文は、母乳は平均寿命を「劇的」な向上に導くと結論づけている。

高所得国では、幼児の突然死のリスクを3分の1以上低下させ、
中低所得国では、下痢症状の約半数と呼吸器感染症の
3分の1以上を減らせるという。

合計すると、毎年約80万人の子どもの命を救えることになる。

声明では、「知能も増す」とされており、研究で実施された
モデリングでは、母乳を与えないことが原因の認知力の
低下による2012年の世界経済の推計損失額は、
3020億ドル(約36兆円)に達したという。
(c)AFP/Mariëtte Le Roux

posted by salsaseoul at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2016年01月22日

がん10年生存率58% 5年経過後、部位で差 3.5万人調査

朝日新聞 2016年1月20日

201601212.png


国立がん研究センターな どの研究グループは19日、
がん患者を10年間追跡して集計した10年後の生存率を
初めて公表した。全てのがんの10年生存率は58・2%で、
5年生存率 より5ポイント近く低かった。
胃や大腸では5年生存率とほとんど変わらない一方、乳房や
肝臓は5年後以降も下がり続けており、部位別の傾向が
浮き彫りとなった。

研究グループは一般的な5年生存率のほか、より長期の
分析を進めており、全国規模の10年生存率が初めてまとまった。
がんと診断された場合、治療でどのくらい生命を救えるかを
示す国の指標となる。

県立のがんセンターや国立病院機構など全国16の
がん専門病院で、1999年から2002年に、がんと診断された
約3万5千人を追跡した。初期から末期まですべての進行度合い
(ステージ)が含まれている。

主な部位別では、甲状腺の91%が最も高く、前立腺(84%)、
子宮体がん(83%)、乳房(80%)と続いた。
低いのは膵臓(すいぞう)(4・9%)で、肝臓(15%)、

胆嚢(たんのう)胆道(20%)、食道(30%)と続いた。

5大がん(胃、大腸、肝臓、肺、乳房)のうち、胃と大腸は
5年生存率と比べて2ポイント前後しか変わらなかった。
臨床現場では現在、5年間が治療や経過観察の目安と
されており、それを裏付けた格好となった。

一方、乳房の場合、5年生存率は9割近いが、5年後以降も
ほぼ同じ割合で生存率が下がる。集計した千葉県がん
センター研究所の三上春夫・がん予防センター部長は
「何年経っても再発し、根治が難しいことを示している」と話した。

肝臓は約3割の5年生存率が1割台に下がる。
肝臓がんは慢性肝炎や肝硬変を経て発症することが多く、
手術ができても再発率が高い。

ただ、調査の対象となったのは10年以上前にがんと診断
された患者で、研究グループでは「医療の進歩で、現在の
生存率は向上している」とする。国立がん研究センターの
堀田知光理事長は「10年前は(治療効果が期待できる)
抗体医薬や分子標的薬が出て間もなかった。
今、診断された人の10年先の生存率はずいぶん
変わっているだろう」と話している。

 (石塚広志)


《調査の詳細》
研究に参加した全国32のがん専門病院のうち、信頼性を
担保するため患者数50人以上、追跡率90%以上などの
条件を満たした岩手から大分までの16病院が対象。
白血病などを除く計28種類のがんと初めて診断された
3万5287人(5〜94歳)を分析した。
患者はがん以外の病気や事故などで亡くなる場合もあるため、
がん以外の死亡の影響を補正した「相対生存率」で示している。
集計結果は全国がん(成人病)センター協議会のサイト
http://www.zengankyo.ncc.go.jp/)で見ることができる。


コメントです
がん発病後の生存率についての話題です。



posted by salsaseoul at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年12月20日

化学工場で5人膀胱がん 約40人勤務、発がん性物質扱う

朝日新聞 2015年12月19日

厚生労働省は18日、染料や顔料のもとを製造する事業場で
5人が膀胱(ぼうこう)がんを発症したと発表した。
発がん性がある「オルト―トルイジン」を含む複数の化学物質を
扱っていた事業場で、働いていた約40人のうち40〜50代の
男性4人と退職した1人が、昨年から今年にかけ相次いで
膀胱がんを発症した。国は原因の特定を急ぎつつ、業界団体に
防止対策をとるよう要請した。

厚労省は事業場名を公表していない。
関係者によると、がんの発症者が出たのは、化学製品を
つくる企業の北陸地方の工場だ。

厚労省によると、現職でがんを発症した人の就労歴は
18〜24年。退職した40代の男性1人も発症し、事業場が
今月3日に労働局に報告した。死亡者はいないが、
発症者が労災保険を請求する動きが出ている。

発症者はオルト―トルイジンなど「芳香族アミン」に分類される
化学物質を反応させたり、生成物を乾かしたりする作業を
していた。オルト―トルイジンは発がん性を指摘されており、
事業者には法令で、空気中の濃度が有害にならないように
するために物質を密閉して使うことなどが求められている。
この企業の担当者は取材に「マスクで防護をしている」と話した。
厚労省などは、作業実態や発症の原因を調べている。

オルト―トルイジンなどを年1トン以上扱う事業場は国に
届け出る必要がある。経済産業省によると、2013年には
31事業場が利用を届け出た。従業員の数は、多いところで
1500人近くいた。厚労省は31事業場の実態についても調べるという。
(末崎毅、北川慧一)

関連記事です。
「顔や服、粉で真っ白」 化学工場、がん発症の男性証言


北陸地方の従業員約40人の化学工場で、昨年から今年に
かけて4人の従業員と1人の退職者が相次いで膀胱(ぼうこう)
がんを発症した。厚生労働省が18日、業界団体に対策を
とるよう要請した化学物質「オルト―トルイジン」は発がん性
が指摘されており、現場からも会社側に取り扱い中止を
求める声が上がっていた。

「会社に作業の危険性を何度も訴えたのに無視された」。
今年11月に膀胱がんを発症した男性従業員(56)は言う。
工場で正社員として約18年間勤務し、塗料やインクの原料となる
顔料のもとを製造する現場で働いていた。

男性によると、「芳香族アミン」に分類されるオルト―トルイジン
など液体状の化学物質を混ぜ合わせて固体化し、乾燥させて
粉状の製品にする。乾燥や袋詰めの作業では、粉状の
化学物質が作業場に飛び散った。仕事を終えると顔や
作業服は小麦粉のような粉で真っ白になったという。

防毒マスクをして作業し、現場には集じん機も設置されて
いたが、「袋の詰め替えや乾燥機の修理は、特に集じん
機能が働かない場所で作業する危険な状態だった」という。
この工場では4年前、会社から「芳香族アミンは動物に
対して発がん性がある」という文書が配られていた。
男性は「そんな危険な物質は使わないでほしい」と訴えたが、
会社側は「人間の健康に影響があるわけではない」と
操業を続けたという。

男性に自覚症状はなかったが、今年11月14日、起床後の
トイレの際に血尿が出た。勤務を休んで病院に直行。
膀胱がんと診断された。昨年3月には同僚の発症が判明。
今年に入り本人を含め4人が発症した。

「会社には化学物質のリスクを調べる専門部署があり
以前から危険性を知っていたはずだ。
なぜ危険な作業を中止しなかったのか」

発覚のきっかけは、男性の労働組合「化学一般関西地方本部」
(大阪市)への相談。今年9月、男性が「職場でがん患者が
急に増えている」と訴え、組合の勧めで会社側に労災申請の
意向を伝えると、会社側は今月に入って厚労省に相談した。

発症した5人は平均20年程度勤めており、袋詰めの
作業などに従事していた。会社の担当者は「工場では
操業から27年間、局所排気などの改善を続けてきたが、
従業員が膀胱がんを発症したのは事実。関係機関の
調査に全面的に協力していくとともに、改善努力を続けていく」と
話している。

 ◆キーワード

 <オルト―トルイジン> 薄い黄色の液体で、染料や顔料の
原料や、接着剤の一種である樹脂の硬化剤として使われる。
芳香族アミンの一種。国際がん研究機関(IARC)は
「人間への発がん性がある」と位置づけており、膀胱がんを
引き起こすと指摘している。




関連記事です。
胆管がんを労災認定へ 発症メカニズムほぼ解明

厚生労働省は14日、大阪市の印刷会社に勤務し
胆管がんを発症した16人について月内に労災認定する
ことを決め、元従業員らは早期認定に安堵の表情を
見せた。同省の専門家検討会は化学物質による発がん
メカニズムをほぼ解明。ただ、労災の判定基準を示すには至
らず、同省は残る労災申請者について職場な どの
実態を踏まえて個別に判断していく方針だ。

検討会がまとめた報告書によると、胆管がん発症の
原因とされたのは化学物質
「1、2ジクロロプロパン」と「ジクロロメタン」。
印刷機のインクを落とす洗浄剤に大量に含まれていた。
検討会は2つの化学物質について「発症原因と医学的に
推定される」とした。

この2つの化学物質を吸入すると解毒作用のある肝臓で
主に分解されるが、高濃度になると肝臓だけでは追いつかず、
胆管内にある酵素も分解に加わる。この分解の過程で
胆管の細胞ががん化すると考えられるという。

海外の文献などから、胆管内の酵素も働く高濃度の
状態は1、2ジクロロプロパンが150〜250PPM
(PPMは100万分の1)、ジクロロメタンが
400〜500PPMと推測している。

大阪市の「サンヨー・シーワィピー」の元従業員ら16人は、
3年8カ月〜13年2カ月の長期間にわたり
1、2ジクロロプロパンが高濃度になる換気が不十分な
地下作業場で作業しており、発症との因果関係を認めた。

厚労省によると、印刷会社に勤務し、胆管がんを発症したと
して労災申請したのは2月末現在で64人
(うち申請時の死亡39人)。今回の16人(同7人)を除く残る
48人(同32人)が検討会で今後判断される。

厚労省幹部は今回の労災認定で「一律に基準や目安が
定まったわけではない」と説明。労災申請が出ている他の
45社の労働環境は明らかになっておらず、「調査報告を
待って個別に判断していく」としている。

今回の問題では同省研究班による疫学調査も進行中。
検討会座長を務めた産業医学振興財団の桜井治彦
理事長は「化学物質と胆管がんの関係が十分解明されているとは
言い難く、新たな知見の収集に努める必要がある」としている。

サンヨー・シーワィピーの代理人弁護士は14日、今後の
対応について「労災決定され次第、可及的速やかに
記者会見する」とコメントした。

申請の時効なくすべき

胆管がん問題の調査にあたった熊谷信二・産業医科大
准教授の話
 労災認定は当然。職業病の場合は
潜伏期間が長いため、退職後に発症するケースや
発症しても職場環境が原因と気付かないケースも多く、
労災申請の時効はなくすべきだ。

未規制の化学物質についても一定の基準を超えていれば
対策を取るように求める必要がある。
悲劇が起こってから規制するのでは遅い。


コメントです。
化学工場で使用されている化学物質「オルト―トルイジン」

原因で膀胱(ぼうこう)がんを
発病する内容の記事です。

少し前に、印刷工場で使われていた洗浄液に含まれる
「1、2ジクロロプロパン」と「ジクロロメタン」が原因で
胆官がんを発病、そして労災認定されましたが、
今日の記事もこれに類似します。
今後も、これまで汎用で広くいきわたってる化学物質が
原因でがん発病するケースが発生するかもしれませんね。

posted by salsaseoul at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年12月14日

女子の体力「ダンス効果」 小5・中2、過去最高 全国調査

朝日新聞 2015年12月12日

201512131.jpg201512132.jpg


11日発表された全国体力調査で過去最高となった女子の
体力。これまで、男子に比べて運動不足とされてきたが、
解決法として採り入れられたダンスの 効果が注目されている。
一方、ボール投げは男女ともに過去最低。
幼少期の「外遊び」の少なさが影響したとの指摘もある。

歌に合わせた軽快なステップに、ヒップホップのような上下の
動き。和歌山県教育委員会が2013年度、県内の中学生向けに
作ったダンスDVDの一場面だ。
主に女子の運動不足解消をめざしたという。

県教委が行った09年度の調査で、生徒に「授業以外の1日の
運動時間」を尋ねたところ、中学3年の場合、「2時間以上」の
男子は55%、女子は 38%だった。
そこで、12年度に中学で必修化されたダンスなら女子も
楽しめそうだと、独自のダンスDVDを作ることにした。
14年度、県内中学の65% が体育の授業でこのDVDを
活用。ほかに、小学生向けエクササイズ版も作り、元五輪体操
選手で和歌山出身の田中理恵さんが振り付けした。

今年度の全国体力調査で、和歌山県の中学女子の合計点は
18位。09年度の44位から大きく順位を上げた。

「運動が苦手な子でも始めやすい工夫だ」として、北九州市
教委もダンスDVDを作った。今年度の全国体力調査で、
中学女子の合計点は47・70点。全国平均より低いが、
前年度より1・34点上がった。

横浜国立大の高橋和子教授(舞踊教育学)らが昨年度、
全国の中学生約8千人にアンケートした結果、女子の
大半がダンスの授業を「楽しい」「やや楽しい」と答えた。
「授業以外でもやりたい」という回答も男子より多かった。

 ■ボール投げ、伸びぬ力

「体力調査があるので、子どもにボール投げを教えてほしい」。
体育家庭教師の派遣会社「スポーティーワン」(東京都)には、
親からそんな依頼がある。22年前から指導する
水口高志社長(42)は「子どもの体力は一時期の低水準から
戻りつつあるが、ボール投げの力は低いままという印象」と話す。

体をひねらず、手だけで投げる子どもが多いという。
「体は相手に垂直に」「軸足に体重を乗せて」……。文字通り、
手取り足取り教える。

水口さんによると、ボール投げは複数の動きが組み合わさり、
その動きは幼少期の外遊びで自然に身につく。
ボール投げが苦手な子どもの親に尋ねる と、外で遊んだ
経験が少ないという。スポーツ庁の担当者は
「ボール投げを禁じた公園も少なくない。
学校以外でボールを投げることが少ない」と話す。

長野市立川田小学校ではこの6年間で、児童のボール投げの
平均記録が男女とも6〜8メートル伸びた。
ドッジボールのときに、少し空気を抜いたソフトバレーボールを
使うことで、しっかり握って投げる習慣がついたという。
吉越秀之教頭は「学校で野球やバスケットボールなど、

保護者も参加したスポーツ指導がさかんになったことも
影響していると思う」と話す。(岡雄一郎、伊木緑)

関連記事です。
小5男子は最低に 全国調査


スポーツ庁は11日、小学5年と中学2年を対象にした
2015年度の「全国体力調査」の結果を公表した。
女子は小5、中2ともに、測定した8種目の成績を点数化
して合計した「体力合計点」が、調査を始めた08年度
以降で過去最高となった。同庁学校 体育室の担当者は
「運動に距離がある女子を巻き込む取り組みが、
ある程度結実した」とみる。

今年4〜7月、全国の小5と中2のほぼ全員の約213万人を
対象に実施した。女子の体力合計点は中2が49・0点
(昨年度48・5点)、小5が 55・2点(同55・0点)で
いずれも過去最高を記録。種目別でも小5で「長座体前屈」
「反復横跳び」「20メートルシャトルラン」「50メートル走」
「上体起こし」(腹筋運動)の5種目、中2では「立ち幅跳び」
「持久走1千メートル」を加えた7種目が過去最高だった。

かねて指摘されてきた女子の運動不足もわずかに改善が

みられた。同時に実施した児童生徒へのアンケートによると、
体育の授業を除く週の合計運動時 間が「60分未満」と
答えた子の割合は中2女子で20・9%
(昨年度比0・9ポイント減)、小5女子で12・9%
(同0・4ポイント減)だった。

スポーツ庁の鈴木大地長官は11日の会見で、ダンスを
採り入れて女子の体力向上を図る和歌山県の例を挙げ、
「体を動かす喜びを理解してもらう効果がある。
成功例を全国に周知することも必要」と話した。

一方、小5男子は「上体起こし」「長座体前屈」で過去最高を
記録しながら、3種目が過去最低だったため体力合計点も
過去最低となった。特に「ソフトボール投げ」は過去最高
だった09年度と比べて2・9メートル低下した。
また「握力」「ボール投げ」は小中男女すべてで過去最低だった。

調査を担当した筑波大の西嶋尚彦教授(スポーツ統計学)は
「体力向上の効果が出た種目があるなか、実際の運動能力を
問うボール投げのような種目は下がり続けている。
部活動や体育などをきっかけに運動能力向上に
取り組んでほしい」と話した。(伊木緑)

     ◇

 全国体力調査の8種目 @握力A上体起こし
B長座体前屈C反復横跳びD50メートル走
E立ち幅跳びFソフトボール投げ(中学はハンドボール)
G20メートルシャトルラン(中学は持久走でも可)




コメントです
サルサでもアルゼンチンタンゴでも社交ダンスでも、
ダンスサークルでは女子がだんぜん元気です。
なので、女子児童がダンス効果で体力が向上している
ことは、しごく当然です。
それに対して男子児童。
ポータブルゲームのやりすぎですね。
もう少し外で遊んだほうがいいでしょう。


posted by salsaseoul at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年12月05日

血液製剤不正、40年前から 化血研第三者委「組織的隠蔽」

朝日新聞 2015年12月3日

血液製剤やワクチンの国内有力メーカー
「化学及(および)血清療法研究所」(化血研、熊本市)が国の
承認と異なる方法で製品をつくっていた問題があり、化血研は
2日、第三者委員会の報告書を公表した。
報告書は、不正は40年以上前から始まり、血液製剤12製品
すべてで行われ、虚偽の製造記録を作成するなどして組織的に発覚を
免れていたと認定。「常軌を逸した隠蔽(いんぺい)体質」と批判した。

第三者委は、重大な副作用は報告されておらず、安全性には大きな
問題はないとしている。厚生労働省は近く化血研を行政処分する方針。
化血研は2日、宮本誠二理事長はじめ理事9人全員の辞任・辞職を
発表した。

化血研が設置した第三者委は、元東京高裁長官の吉戒(よしかい)
修一氏を委員長に元検事や専門家ら計6人で構成。

報告書によると、不正製造は、血液製剤12 製品の31工程で
あった。製造効率を高める目的で、承認書にはない添加剤を
入れたり、添加剤の量や加熱方法を勝手に変更したりしていた。
本来は製造方法の 一部変更の承認を得る必要があったが、
その手続きをとっていなかった。不正製造は、遅くとも1974年ごろ
から始まり多くは80年代から90年代前半に実施するようになった。

不正が起きた背景として、薬害エイズ問題によって国内での
加熱製剤の生産増強が要請され、早期の製品化や安定供給を
最優先に開発・製造を急いでいたことを挙げた。
さらに、「自分たちは専門家であり、当局よりもよく知っている」
「製造方法を改善しているのだから、当局を少々ごまかしても、
大きな問題はない」という研究者のおごりがあったと指摘した。

前理事長や現理事長らは、不正な製造や隠蔽を認識していながら
放置してきた。品質管理部門や品質保証部門の一部管理職は、
不正な製造や隠蔽を認識しながら、故意にその事実を明らかに
しなかったとした。

報告書では、製薬会社としてはあってはならない重大な違法
行為と認定。化血研の役員たちは「先人たちの違法行為に
呪縛されて、自らも違法行為を行うという悪循環に陥っていた」と
指摘した。また、薬害HIV訴訟の和解のころに経営陣が不正
製造の報告を受けていたとし、「和解における誓約がうわべだけの
ものに過ぎなかったと非難されてもやむを得ない」と批判した。

一方、ワクチンについては、重大な不正や隠蔽を認める証拠は
存在しないとした。

宮本理事長は2日夜、厚労省で会見し、「患者の皆さま、医療関係の
皆さま、国民の皆さまにご迷惑をおかけしておりますことを、
深くおわび申し上げ ます」と頭を下げた。隠蔽工作を続けたことに
ついては「研究者意識で技術的な面が先行し、対応が遅れていった」と
語った。薬害HIV訴訟の原告団らに対しても
「大変申し訳ないことをした」と謝罪した。

 ■「決定的な裏切り」 薬害訴訟原告団

薬害HIV訴訟の大阪原告団の花井十伍代表は2日夜、都内で
会見し、「和解に調印したときにも不正行為は続いており、
非常に悔しく、悲しい思いをしている」と述べた。
「和解に踏み切った私たちに対する決定的な裏切り」として、
化血研の宮本誠二理事長に抗議書を手渡した。

一方、日本医師会の小森貴常任理事は2日の会見で
「かなり以前から、問題が放置されてきたことは極めて遺憾だ
。国民の健康、命にかかわる重要な問題で、二度とないように
要請していきたい」と語った。

血液製剤に詳しい大戸斉・福島県立医大副学長(輸血学)は
「競争のない社会ではコンプライアンスや意欲が必要とされない。
血液製剤メーカーに対する国の過剰な保護政策も、コンプライ
アンス精神を失わせた背景にあるのではないか」と指摘する。

■手口は… 書類を二重に作成・紫外線あて紙を変色

国の調査・査察で不正製造が発覚しないように、化血研は
計画的に隠蔽工作を繰り返していた。

報告書によると、隠蔽工作が本格化したのは97年ごろ。
ある製造チームでは、査察で見せるための偽の製造記録は
ゴシック体で、実際の製造記録は明朝体で書類を二重に
作成し、区別できるようにしていた。

別のチームでは、不正製造による記録のページ数には
「2・5」などと小数を加え、査察の時にはそのページを
抜き取っていた。当時の部長は「このままでは見せられん。
査察対応のものをもう一つ作らざるを得ない」と指示していた。

偽の製造記録などは過去の分も書き直し、かつての上司の
承認欄には筆跡が似ている社員にサインをさせたり、紙に
紫外線をあてて変色させ古くみせかけたりもしていた。

調査に備え、国の承認書に沿った想定問答集をつくり
予行演習もしていたという。

 ◆キーワード

<化学及血清療法研究所(化血研)> 
旧熊本医科大(熊本大医学部)の研究所が母体で
1945年12月に設立。薬害HIV訴訟の被告の一つで
96年に和解が成立した。ワクチンや血液製剤の老舗で、抗
がん剤や動物用の薬も製造している。
ワクチンではインフルエンザは国内の約3割のシェアを持つ。

関連記事です。
血液製剤・ワクチンの10製品出荷できず 化血研

■不正20年 止まったワクチン
血液製剤やワクチンの国内有力メーカー「化学及血清療法研究所」
(化血研、熊本市)が、20年以上にわたって不正な方法で製品を
つくっていたことが判明し、現在も10製品が出荷できないでいる。
化血研は近く、第三者委員会による調査の結果を発表する。 

■在庫なく予約中止

厚生労働省は、流通中や出荷予定の化血研製の血液製剤1
2種類とワクチン10種類、その他7種類の計29種類について、
9月までに出荷自粛を要請。安全性が確認された製品や緊急性の
高い製品を順次解除しているが、まだ血液製剤7種類と
ワクチン3種類は出荷が止まっている。

B型肝炎ワクチンは国内シェアが8割。宇都宮市内のある
診療所は在庫がなくなり、予約の受け付けを中止した。
インフルエンザワクチンと4種混合(百日ぜき、ポリオなど)
ワクチンは解除されたものの、一部の医療機関では
予約延期などの影響が出た。

血友病患者に必要な血液製剤も条件付きで解除された。
ただ荻窪病院(東京)の花房秀次医師によると、
「本当に安全か」と不安を訴える患者もいるという。

■記録偽り発覚回避

不正な製造は、承認内容と異なるつくり方をしていたこと。
化血研によると、1989年ごろから、血液製剤の製造効率を
高める目的で、添加剤を入れていた。
発覚を免れようと記録を偽造し、国の定期検査で示していた。
ワクチンでも同様の不正な製造や、書類の誤記が見つかった。

■承認外製法問題 近く第三者委報告

化血研は9月、元裁判官らによる第三者委を設置、原因を
調べ始めた。厚労省は第三者委の報告書をもとに
行政処分を検討する。

化血研は旧熊本医科大(熊本大医学部)の研究所が母体。
薬害HIV訴訟の被告企業の一つで96年に和解した。
大阪原告団の花井十伍代表は「訴訟のさなかにも
不正行為を続けていたことになる。不正を見逃してきた国も
これまでの対応を検証すべきだ」と話す。(竹野内崇宏)

■出荷が止まっている主な製品

()内のパーセントは国内シェア

【ワクチン】

・日本脳炎(36%)

・A型肝炎(100%)

・B型肝炎(80%)

【血液製剤】

・重症の感染症などに使う「献血グロブリン」

・出血性ショックなどに使う「献血アルブミン」

※インフルエンザワクチン、4種混合
(百日ぜき、ジフテリア、破傷風、ポリオ)ワクチンは出荷を再開

化血研の血液製剤不正、内部告発で発覚

血液製剤やワクチンの国内メーカー「化学及(および)
血清療法研究所」(化血研、熊本市)による不正製造問題で、
発覚のきっかけの一つは内部告発だったことが、
厚生労働省への取材でわかった。この情報をもとに今年5月に
抜き打ちで調査をし、40年以上にわたる不正が明らかに
なっていったという。

厚労省によると、5月に匿名の投書が厚労省に届いた。
化血研の職員を名乗り、法令違反をしていることに「心が痛む」と
記載。国に承認された方法とは異なって、添加物を無断で
加えていたことなどが書かれていた。

厚労省は、内容が具体的で化血研内部からの情報提供と判断。
通常している事前通告をせずに立ち入り調査をし、投書の
内容を重点的に調べると不正が確認できたという。

化血研の第三者委員会の報告書によると、化血研では、
国の調査・査察で不正製造が発覚しないよう、製造記録を
偽造するなど、組織的な隠蔽(いんぺい)工作を1997年
ごろから本格化させていた。不正製造を解消しようとする
動きは何度かあったが、不正を隠しながら行っていたという。
(竹野内崇宏、武田耕太)

 ■化血研本所に立ち入り調査 厚労省

厚生労働省は3日午後、熊本市北区の化血研本所に
立ち入り調査に入った。化血研の第三者委員会の報告書で
指摘された問題点などを確認したうえで、医薬品医療
機器法(旧薬事法)違反で行政処分をする方針。

午後1時過ぎ、厚労省の職員5人と独立行政法人医薬品
医療機器総合機構(PMDA)の職員1人が本所に到着。
スーツケースを引きながら、次々と建物の中へ入っていった。

化血研本所の正門前には3日朝から多くの報道陣が集まり、
警備員が待機場所に誘導するなどして対応した。
昼休みには職員が報道陣の様子を遠巻きに眺めていた。

コメントです。
つまり、上の記事群を要約すると、
内部告発により不正が発覚するまでに
40年かかったということです。
不正行為の継続について、どれだけ結束が
高い組織、いえ、組織体制だったの
でしょうか?
ふつう、健全な組織内では、長期にわたる
不正行為など、
通常業務とくらべて
それを継続させるほうが逆にエネルギーを
必要とします。
自動車の運転で、ずっと信号無視して
目的地まで到達するのと、ふつうに
信号に従って運行するのに例えてみれば
わかりやすいですね。
この組織、よほどスリリングな業務指向が
好みだったようです。


posted by salsaseoul at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年11月29日

心臓マッサージ、恐れずに 心肺蘇生の手順が5年ぶり改訂

朝日新聞 2015年11月24日

201511293.jpg


意識や呼吸のない人への対処法を示した「蘇生ガイドライン」
(日本蘇生協議会作成)が10月、5年ぶりに改訂された。
心停止が疑われるときにはただちに胸骨圧迫
(心臓マッサージ)を始めることが強調され、回数の目安も
明記された。

2013年10月、京都大学のグラウンド(京都市)。
運動部でトレーナーを務めていた福田瑞穂さん(24)は、
当時1年生の中島貴洋さん(20)がランニング中に
突然倒れたことに気づいた。

意識がなく、顔は土気色で、呼吸もしていないようだ。
「AEDと救急車」と叫び、血液を循環させるための
「胸骨圧迫」を始めた。数カ月前に救命処置の講習を
受けたばかり。
「肋骨(ろっこつ)が折れてもいい」と強く押すことを心がけた。

他のトレーナーがグラウンド脇に設置してあった
自動体外式除細動器(AED)を持ってきた。
AEDの自動音声の指示に従い電気ショックを実施。
その合間にも別の部員と交代で胸骨圧迫を繰り返した。

 一連の措置は蘇生ガイドラインに記された手順=図=に
沿っており、改訂作業にも携わった京都大学の
石見拓教授(蘇生科学)によれば「理想的」だという。

中島さんは搬送先の病院で意識を取り戻した。
「あの時、先輩が心肺蘇生をしてくれたから後遺症も
なく元気でいられる」と話す。

中島さんは何らかの原因で心臓が細かく震える「心室細動」を
起こしたとみられる。成人の突然の心停止の多くは心室細動に
よって引き起こされる。一方、大人だけでなく、小・中・高校での
心停止も年間100件以上あると言われる。

 ■1分間に100〜120回

総務省消防庁に よると、13年に一般市民に目撃され、心臓が
原因で心肺停止状態になった2万5千人余りのうち、市民によって
心肺蘇生が実施されたのは約1万3千人 (51%)
そのうち、1割の約1400人が1カ月後に日常生活に
戻れた。一方、実施されなかった約1万2500人で
日常生活に戻れたのは約600人 (5%)にとどまる。

心停止状態になっても、「死戦期呼吸」というしゃくり
上げるような異常な呼吸が出ることがある。
そのため、改訂ガイドラインでは「心停止でなかった場合の
危害を恐れずに、ただちに胸骨圧迫を開始」と明記された。

心停止でない場合に胸骨圧迫して骨折した人は
345人中6人(1・7%)で、内臓損傷はなかったなどと
する研究結果も掲載。ガイドライン編集委員の
坂本哲也・帝京大教授(救急医学)は「現状では、
蘇生処置をする方が世の中のメリットが大きいことを
重視した」と話す。

一方、10年版ガイドラインで「1分間に100回以上」と
された胸骨圧迫の回数は、「1分間に100〜120回」と
上限が記された。この範囲で処置を受けた人が最も
救命率が高い傾向にあったためという。

人工呼吸については訓練を受けていないと難しいうえ、
胸骨圧迫の中断が長くなるため、「技術と意思がある人」に
限定した。
ただ、子どもについては「人工呼吸を組み合わせた心肺蘇生が
望ましい」とした。

 ■AED利用率向上が課題

何もせずに、AEDの使用が1分遅れると救命率が7〜10%
下がるともいわれ、その利用率向上が課題だ。
すでに50万台以上販売され、全国に設置 されているが、
13年に使われたのは、心臓が原因の心肺停止が
目撃された人の3・6%(907人)。その人たちの1カ月後の
日常生活復帰率は4割を超えて いる。

一方、一般市民による心肺蘇生について、京大の石見さんは
「実施する人は年々増えているが、まだまだ救える命はある。
全ての人が実施できるようになるのが望ましい」と訴える。

ただ、救えないケースはある。うまく救命処置ができなければ、
責任を問われるとの懸念からためらうこともありうる。
日本蘇生協議会の岡田和夫名誉 会長は
「善意による処置の結果責任は問わないという理解が重要。
救命処置は『善』という周知がもっと進んでほしい」と話す。
(田内康介)

コメントです。
今日は、一般市民による緊急蘇生措置の話題です。
実際、その場に出くわした人が、どれだけ冷静に
措置に移行できるか、もちろん緊張や動揺もするでしょうし、
想像しただけでも相当大変な行動だと思います。
ですが、今日の記事にもあるように、日ごろから公的機関発信の
情報にふれておけば、緊急時にきっと役立つと思います。



posted by salsaseoul at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

漢方の原料、国内調達拡大 伸びる需要・中国産の価格高騰

朝日新聞 2015年11月28日

201511292.jpg

ツムラなど漢方薬をつくる各社が、原料となる生薬の国内での
調達を増やそうと動いている。
漢方薬が見直され、国内の需要は伸びているが、生薬は
約8割を中国産に頼っており、価格も高騰しているためだ。

医療用の漢方薬で約85%のシェアを持つツムラは27日、
北海道夕張市の工場で新たに動かし始めた設備を報道陣らに
公開。生薬についた土や石などの不純物を機械や人の手で
取り除く選別工程を新設したほか、生薬の保管能力を
約2倍の約2千トン分に広げたという。

同社は北海道を 国内調達の約半分の量をまかなう重要
拠点に位置づける。今年に入り、自社農場の栽培面積を
60ヘクタールから約150ヘクタールに拡大した。
今後も契約農 家などを増やし、2014年時点の栽培面積
250ヘクタール、生産量710トンを、20年ごろを目標に
それぞれ1千ヘクタール、2千トンに伸ばす方針。

杉田亨専務は「(拡張で)工場の基盤は整ったが緒に
就いたばかり。
生産者と協力して生薬の生産拡大に励む」と話した。
生産品目もいまの10から28に増やす方向で試験栽培中。
全調達量に占める国内比率を20年以降、いまの
約15%から20〜25%に上げる方向だ。

医師の処方箋(せん)なしに買える一般医薬品(OTC)で
漢方薬シリーズを売るロート製薬も今秋、奈良県宇陀市で
生薬の試験栽培を始めた。小林製薬はOTCで使う
生薬の栽培技術の開発で農家に協力する。
化学最大手の三菱ケミカルホールディングスは7月、
最も使用量が多い生薬のカンゾウを国内で量産する
技術にメドをつけたと発表した。

ツムラなどが生薬の国内調達拡大に力を注ぐのは、
価格を抑えつつ、安定した量を確保する必要に
迫られているためだ。

製薬会社などが漢方薬の効き目を科学的に立証したり、
04年度からすべての大学医学部、医科大で漢方教育が
始まったりしたため、漢方薬を扱う医師が増加。
医療用は14年度までの10年間で数量が約2倍に伸び、
今後も増えるとみられる。

ただ、業界団体の日本漢方生薬製剤協会(日漢協)の
調べでは、12年度の国内使用量の80・7%を
中国産に依存。
品目数で45・6%にあたる1
23品目は全量が中国産だった。

経済成長で中国国内の生薬の需要が伸びたことや
天候不順による不作、投機資金の流入などが重なり、
14年の生薬の調達価格は06年に比べ約2・4倍に

上昇。薬用ニンジンは約5・8倍に高騰し、
製薬企業の生産コストを押し上げた。

特定の国や地域からの供給に依存すればするほど
価格変動の幅が大きくなるのは、ハイブリッド車などの
モーターに使うレアアース(希土類)の例でもあった。
技術開発で国内栽培できる品種や量を増やし、
あらかじめ決めた価格で生薬を買い入れる
契約栽培農家を開拓するなどの対策が喫緊の
課題だという。

 (伊沢友之)

 ◆キーワード

 <漢方> 
5〜6世紀以降に伝わった中国の医学を起源とし、
独自に発展した日本の伝統医学。
薬のつくりかたは約1800年前に編纂(へんさん)された
中国の古典「傷寒論」などにもとづく。日本の医療用では
葛根湯など148種類ある。2013年の生産額は
約1600億円で、医薬品市場全体に占める割 合は2%強。


コメントです
漢方薬。効き目を実感するまでに時間と費用が
必要ですが、効き目が有効な場合は体にやさしくて
いいですね。
さて、今日の話題は漢方薬の材料調達について
ですが、確かに中国産は長年のノウハウがあるので
頼向性が高いです。
しかし、調達の安定性から、国内産の供給体勢が
強化されれば、より安心ですね。


posted by salsaseoul at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

梅毒、若い女性で急増 5年で患者5倍に

朝日新聞 2015年11月28日

201511291.jpg

今年の梅毒患者の数が、感染症法で届け出が義務づけられた
1999年以降で初めて2千人を超えたことが、国立感染症研究所の
まとめでわかった。10月28日時点で2037人。
特に若い女性で増えているという。妊娠中に感染すると死産や
胎児に障害が起きる可能性があり、厚生労働省は注意を
呼びかけている。

梅毒は、主に性的接触で病原体の細菌が感染し、陰部などに
しこりや潰瘍(かいよう)ができる。抗菌薬で治療できるが、
放置すると全身に発疹ができ、重症化し死亡することもあるという。

年間患者数は67年の約1万1千人をピークに減少。
2001〜05年は500人台で推移していたが最近は増加傾向にある。
今年は男性が1463 人、女性が574人。女性は10年の124人の
約5倍になり、男性より増え方が著しかった。
今年の女性患者の76%は15〜35歳だった。厚労省は
「リスクの高い不特定多数との性的接触は避け、コンドームを
適切に使用して欲しい」と呼びかけている。

 (福宮智代)

コメントです
本文にもあるように、梅毒はほとんど終息傾向にあると
思っていましたが、最近はそれも情勢が変わってきている
ようですね。
残念な事実ですが、梅毒にかぎらず各種性病は個々が
個人責任のもと、気をつけるしかないですね。
私的な感想ですが、もし大事なパートナーがいるのなら、
緊張した行動を保てると思うのですが。


posted by salsaseoul at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年11月21日

ハトを使って乳がん発見、米研究チームが実験

CNN 2015.11.20

pigeon-detect-breast-cancer.jpg

乳房の細胞の画像からがんの有無を見分けるハト=Ed Wasserman/U. of Iowa


(CNN) ハトを使って乳がんの画像診断をすることが可能で
あることを、カリフォルニア大学デービス校の
リチャード・レベンソン教授(病理学・臨床検査学)らの
研究チームが明らかにした。

鳥は紫外線など、人間よりも幅広い波長の光を「見る」ことが
できる。

また、これまでもハトを訓練すれば視覚的な手がかりから
画像を分類できることは分かっていた。アルファベットの文字を
識別したり、着ているものが違っても人を見分けることもできる。

そうしたハトの視覚能力を知ったレベンソン教授は、この能力を
何かに役立てることはできないかと「知的な遊び心」から
考えたという。

そこでアイオワ大学のエド・ワッサーマン教授(実験心理学)と

組み、乳癌検査画像をハトに見せる実験に取り組んだのだ。

実験では8羽のハトを使い、目の前の画面に乳房の細胞の
拡大写真と、青と黄色の四角を同時に映し出した。
そして写真にがん細胞が映っていれば青の、そうでなければ
黄色の四角をつつくよう、えさを使って教え込んだ。

15日間の訓練の結果、ハトは初めて見る画像であっても
がん細胞の有無を85%の確率で見分けることができる
ようになったという。

ただし、がんの可能性がある乳腺密度の高い画像などは
うまく識別できなかった。
米放射線医学会乳房画像委員会のデブラ・モンティチオーロ博士に
よれば、乳房は脂肪や乳腺密度のパターンが人によって異なるため、
人間でもそうした画像からがんを見つけ出すことができるように
なるには「長年の経験が必要に なる」という。

論文は、インターネット科学誌「プロスワン」で発表された。


コメントです
ハトを使って乳ガン検査を行う実験の記事です。
どこまで実用性が確定できるかはわかりませんが、
参考記事として掲載しました。




posted by salsaseoul at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年10月12日

意外!? 女性用ナプキンを“愛用”する男性たち

dot. 10月11日(日)

女性用生理用品「ナプキン」を使う男性がいる――
はたして何のために使っているのか。
実はこのナプキン、意外な転用が可能なのだという。
そんな男性の利用者の声を聞いてみた。

「最初着けたときはなんだか気恥ずかしくて……。
まさか自分がナプキンを着けることになるとは思いもしませんでした」

こう語るのは営業職として大阪府内の印刷会社で勤務する
40代男性だ。3年前、痔を患った際、どうにも痛くて座れない。
そんな時通院した病院看護師から勧められたのが“ナプキン”だった。

「分厚い“夜用”といわれるナプキンを勧められました
。パンツはトランクス派だったのですがブリーフに換えました。
もちろんナプキン使用のためです。実際に着けてみると
クッション代わりになってとても心地よかったです」
(前出の40代男性)

ナプキンをクッション代わりに使用する例は、激しい任務と
車両での移動が多い陸上自衛隊員や、長時間運転のため
座りっぱなしのタクシー、長距離トラック の運転手といった職に
就く人の間でもよく知られた話だという。
他にも大学のカッター(大型ボート)部やボート部の学生の
間でも愛用する例は数多い。

事実、医療関係者の間では男性にナプキン装着を勧めることは
決して珍しいことではないようだ。とりわけ痔の場合、手術前だと
先述したクッション代わりに、手術後は出血に備えての包帯や
ガーゼの代用品として重宝されている。

「女性の生理時、経血を吸い取るナプキンは、痔や肛門周囲潰瘍、
肛門周囲炎を患った際の出血、膿にも十分対応できます。
下着や服に出血や膿が染みることもない。消臭効果もあります。
こうした知識を男性が持つだけでも、いざというとき安心です」
(看護師)

ナプキンが持つ消臭効果の転用には、「靴の中敷」としての
利用が挙げられる。ナプキンを靴の中に入れると消臭のみならず
汗取りの役割も果たす。なかでも“羽つき”と呼ばれる着用時のズレを
防ぐテープつきのナプキンは靴のなかでもズレない優れものだ。

「水虫を患っているため、ずっと同じ中敷を使うと不衛生です。
それで何かないかと尋ねると、大学時代、アメリカンフットボール部
だった同僚がこのナプキンを勧めてきました。
最初はからかっているのかと思いましたが、つけてみてその意外な
効果に驚いています」(東京都内・メーカー勤務30代男性)

さて、ナプキンとは何の縁もなさそうなアメフトという言葉が
出てきたが、意外にもこの両者は相性がいい。
その理由をアメフト経験者は次のように語った。

「汗止めとしてヘルメットに貼り付けます。試合時、汗が目に入る
と動きが鈍くなる。ナプキンの装着で、試合中も快適です」

汗取りとしての使用もまた意外な場面で転用されている。
ホストやファッションモデルなど身だしなみに気を遣う職業に
就く男性の間で、夏場を中心にこのナプキンを用いるケースだ。
40代の元ファッションモデル男性はその使用理由と方法をこう話す。

「排尿後に残尿が出ると、インナー(下着)からパンツ(ズボン)まで
染みることがある。とくに生地の薄い夏場がひどい。トイレから
戻った男性をみているとたまにいるでしょう? 
これを防ぐために男性器に接する部分にナプキンを着けるのです」

元モデル男性によると、今では尿漏れパッドも売っているものの、
これはドラッグストアなど専門店でなければ手に入らない。
だが、女性の生理用ナプキンならコンビニに駆け込めばまず手に入る。
その手軽さからナプキンを用いることが多いという。

これら男性によるナプキンの転用について、製造元企業は
どう捉えているのか。ナプキンを製造・販売する主な企業に聞くと、
その回答はおおむね次のような内容に集約された。
「そもそもナプキンとは女性をターゲットとして製造、販売して
いる商品で、その技術開発も女性のためにやっている。
メーカーとして本来目的以外の使用についてどうこういう立場にはない」

とはいえ、女性に快適さをもたらすナプキンは、男性にもまた快適さを
もたらすことは紛れない事実。
案外、男性用ナプキンが登場する日も近いかもしれない。


(フリーランス・ライター・秋山謙一郎)

コメントです。
ずいぶん昔の話ですが、作家の筒井康隆氏の
エッセイに、痔対策のため生理用ナプキンを使うという
内容を読んだことがあります。(おそらく40年前ぐらい)
筒井氏は早期に流行を先取りしていたのですね。
ところで、現在に至ってはアメリカンフットボールの
ヘルメットにまで…ですか。
今日の記事を読んで、特定商品を転用する
発想の豊かさに感心しました。
でも、購入は誰かに頼まないと大変そうですね。



posted by salsaseoul at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年09月21日

長期休暇中「誰とも話さない」は、危険すぎる


201509211.jpg


シルバーウィークのような長期の休暇に入ると、心の不調を
訴える人が増えます。元気な人でも落ち込みやすくなり、
もともとメンタルに不調のある人は、さらに症状が悪化することも。
通常モードではない生活リズムの変化がストレスを生むのに加え、
「人との違い」や「自分の居場所」をことさら意識しやすくなるためです。

前 回記事では長期休暇のたびに「家族危機」に陥ってしまう例を
取り上げましたが、だったら一人で過ごすようにすればいいかというと、
そうでもありません。休 暇中に誰とも話さず一人でいる時間が
増えると、リラックスできるどころか、かえって心身の不調の
要因となることがあるのです。

■ 「行くところがない」から、強烈な孤独感に陥る

長期休暇となれば、レジャーなどの話題が一気に増え、世間や
メディアが、華やかな情報を発信し、お祭りムードが漂います。
すると、それがさらに孤立感を高め、激しく落ち込む原因と
なることがあります。

「行くところがない」「一緒に過ごす人がいない」「寂しい」という
気持ちから、他人を異常にうらやましく思ったり、最終的には、
「自分は生きている価値がない」
「このまま生きていてもいいことはない」と
まで思い詰めてしまうことさえあるのです。

この現象は長期休暇に限らず、これからやってくるハロウィンや
クリスマス、そして年末年始などのイベントなどにも当てはまる
現象です。実際にイベントや長期休暇中には、「寂しい」気持ちを
訴えてくる相談や、うっぷんを晴らすためのクレームの電話が
増える傾向にあります。

長期休暇に限らず、普段から「お一人様時間」に偏りすぎる
ことに注意する必要があります。一人暮らしの人が家に帰ると、
誰とも会話をしないで夕食をと り、一言も発しないで大半の
時間を過ごすという状況になりがち。社交的な方は友人を
誘ったり、コミュニティに積極的に参加することができますが、
そのよう な人たちばかりではありませんよね。

実際に心の不調を訴えてくる方々のお話を聞く中で気になるのが、
リアルな対人接触があまりに少ないことです。仕事や学校から
帰って、今日の些細な出来事 や、気持ちの変化を話す場が
ないのです。これはわざわざ時間を取って相談するような悩みの
話題ではなく、小さな日常の心境の変化を、リアルタイムで
伝える場です。

小さな悩みや不平などは誰しもが抱えるものですが、その毎日の
出来事を誰かに話すことができれば、大きなストレスや問題に
発展する前に解消しやすくなります。皆さんも誰かに話をして
気持ちが軽くなったという感覚を持ったことがあるでしょう。


■ 話すだけで、問題解決の足がかりを得られる
解決したわけでもないのに、なんだかすっきりとした気持ちに
なる、これを「カタルシス効果」といいます。
心の浄化作用という意味です。

ではなぜ、話しただけで浄化作用が得られるのでしょう。
漠然とした自分の思いや感覚を人に伝えるには、思いを言葉に
変換する必要があります。人にわかる ように言葉を選び、
それを相手に伝える行動をとる。この一連の作業が、自分の
気持ちを整理することにつながり、結果すっきりとした感覚を
得ることができるのです。

そして気持ちが整理されると、視野が広がり、次の思考を始める
ことができます。問題を解決しやすくする足がかりになるのですね。

これを疑似体験できるのが、ツイッターやフェイスブックなどSNSの
存在です。これらのSNSを上手く活用すれば、対面で話をするのと
同じような感覚が得られることもあります。

 かし、その効果は副次的なものであり、SNSがリアルを超えることは
決してありません。素晴らしい景色を映像で見るだけで満足なら、
だれも旅行に行こ うとは思わないでしょう。愛する人といくら情報を
共有しても、実際にその人と会って触れ合うことはまったく次元の
違うことです。

もちろん「一人でいるのはよくない」と言いたいわけではありません。
一人時間も、大切な時間。それと同じように、小さな心の変化や
日々の出来事を誰かに話すということが、どんな人にも必要なのです。
そのような場が少ないと感じる人は、ぜひ、家族や身近な人たちとの
時間をつくることを心掛けてみてくださ い。

特に男性は、女性と比べると人に話をする機会が少ないので注意が
必要です。人との会話が少なくなると、孤独感を感じやすくなり、一人で
問題を抱え込んでしまいがちです。


■ 男性のほうが「気持ちを語れない」理由
内閣府の発表によると、毎年3万人近くの方が自ら命を絶っています。
その男女比は7:3で、男性の方が2倍以上も多いのです。
原因の一つには、男性の方が話す機会が少ないということが
挙げられています。

女性は家族や職場の仲間などに、「昨日こんなことがあって嫌だった!」
など、自分の気持ちを率直に語れる傾向が強いのに対して、男性は
仕事上の「報・ 連・相」はできても、自分の心の内を屈託なく話すことに
抵抗を感じている人が多いようです。アルコールが入らないとなかなか
本音を話せない、という人もいます。

最近は不況が続き、さらに社員のプライベート志向が尊重される
世の中になったことで、「飲みニュケーション」の場も減少傾向。
対面で誰かに気持ちを吐露 できる場がさらに減っています。
ですから、そういう機会に誘われたときなどは、面倒に思わず、
参加してみるのもいいでしょう。

また、誘いを待っているだけでは、なかなか機会に恵まれないかも
しれません。いきなり新しい出会いを求めるのもハードルが高いと
思います。すでに交友のある人、ちょっと親しくなりかけの人など、
無理のない範囲で誘ってみるのもいいですね。

たとえ、タイミングが悪く断られたとしても、誘われた側は、
「自分を誘ってくれる人」とあなたを認識し、今度、何かあったときには
声をかけようかなと「誘う人リスト」に加えやすくなります。

一人でいるほうが楽だということももちろんありますが、
「お一人様時間」が長いと感じた人は、リアルに気持ちを伝える場と
相手を持つことの大切さを見直してみてください。
人との対話は、健全なメンタルを保つ上で重要なカギなのです! 

大野 萌子


コメントです。
今日の記事について、掲示板やツィッターなどを
少し閲覧してみましたが、
「たった四日間でおかしくなるほうが異常」
などの書き込みが目立ちました。
みなさん、スマートフォンとSNSの普及で、
どうも一人の時間には慣れているようです。
それはそれでいいとして、せっかくの休日、
時間がある方々は、特に予定や人と会う約束が
なくても、繁華街など人の集める場所に出かけて、
無駄に疲れて帰ってくるのもいいかもしれませんね。




posted by salsaseoul at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年09月18日

「境界性パーソナリティー障害」に苦しむ人へ 咲セリさんが発信

朝日新聞  2015年9月17日


201509182.jpg

愛する男性に暴力を振るってしまい、自分には生きる価値がないと
自殺未遂を繰り返す……。
感情を制御できない「境界性パーソナリティー障害」=キーワード
に悩んだ女性が、同じように苦しむ人たちへ発信を続けている。
自分の思考・行動のクセがわかれば症状は改善できると訴える。

「親から愛されずに育った私は、性的に求められることでしか
自分に価値を見いだせなかった」
「夫と一緒になっても、私のことなんて好きじゃないんだろう、
捨てればいいと殴り続けてきた」

大阪府内で7月にあった境界性パーソナリティー障害を
テーマにしたフォーラム。
ウェブデザイナーの咲(さき)セリさん(36)は約250人の
聴衆を前に、自身の歩みを語った。

咲さんは現在、夫一臣(かずとみ)さん(41)と6匹の猫と一緒に
暮らす。「自分はこの世にいらない人間だと、長く思い込んできた」

酒を飲んでは「お前なんて失敗作」と罵声を浴びせる父と、
おろおろするばかりの母。リストカットをして死にたいと泣く娘に、
「そんなに死にたいな ら今すぐ死ね」と父は娘の頭を浴槽に
沈めた。咲さんは家を出て援助交際に走り、年を偽って
風俗店に勤めた。
そこだけは自分を認めてくれる「居場所」だっ た。


境界性パーソナル(人格)障害


境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害:BPD)は、
1980年代まで精神病と神経症の『中間領域』にある精神疾患と
仮定されており、『境界例(ボーダーライン)』と呼ばれていました。

境界性人格障害(Borderline Personality Disorder:BPD)は、
アメリカ精神医学会のDSM−W−TRで『クラスターB(B群)』
分類される人格障害(パーソナリティ障害)であり、『衝動性・攻撃性』
『気分(感情)の不安定さ・対人関係のトラブルの多さ』などに
大きな特徴があります。

境界性パーソナリティ障害では、『自己アイデンティティ』が拡散して
自分の存在意義や生きがいを見失いやすく、そう いった虚無感や
虚しさの感覚によって対人関係(異性関係)やギャンブル、ドラッグ
(アルコール含む)、食事(摂食障害)などに過度に依存しての
めり込みや すくなるという問題があります。境界性人格障害の
特徴を持っている人は、気分の波が激しく感情が極めて不安定なので、
さっきまで理想化して褒めていたよう な人に対しても、何か自分に
否定的な発言などがあると急に怒り出して、攻撃的な罵倒が
止まらないほどに興奮してしまうこともあります。

境界性パーソナリティ障害(BPD)の人は、
自己愛・依存心・気分・感情を適切に自己コントロールすることが
できないので、『対人関係のトラブル』
『自滅的・衝動的な行動(自傷行為・依存症)』が起こりやすく
なるのですが、BPDの根底にある感情的問題は
『見捨てられ不安・自己肯定感の欠如・孤独耐性の低さ』
などです。家族や知人と付き合っていると、どうしても
批判的・攻撃的になって対人トラブルが絶えないのですが、
BPDの特徴を持つ人は見捨てられ不安や空虚感
(人生の無意味感)が非常に強いので、
『一人で過ごす時間(誰とも関わらずに過ごす時間)』
孤独感になかなか耐えることができないのです。

こういったBPDの見捨てられ不安や孤独感の心理的原因には、
乳幼児期の母子関係で十分な愛情・保護を与えられなかった
ことや児童期の学校生活で『いじ め・暴力(虐待)』などに
遭ったことが関係しているとも言われます。また、感情・気分の
調整と関係して『セロトニン系・ドーパミン系』の脳内の神経
伝達過 程の障害がBPDを引き起こすという仮説や、BPDの
発症に遺伝的素因(先天的要因)が関係しているという仮説が
あります。境界性人格障害(BPD)を抱 えた人たちは、いつも
誰かに温かく見守っていて欲しい、どんな時も家族・恋人・友人に
は自分の味方になって貰いたい、大切な人に見捨てられたく
ないという 強い欲求を抱えていますが、
『激しい感情表現(気分の波)・自己アイデンティティの拡散
(空虚感)・極端な対人評価』
によって人間関係が上手く
いかないことが多くなってしまうのです。


コメントです

境界性人格障害の話題です。
あまり聞きなれない病名ですが、
知人談によると、その知人の
友人にこの病気に該当する
人物がいて、特にその方の場合は、
その病気であることを本人が
絶対に認めないので、いろいろと
大変だそうです。

posted by salsaseoul at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年09月03日

再生医療製品、初承認へ 細胞シートと点滴液 厚労省部会了承

朝日新聞 2015年9月3日
201509031.jpg

重い心不全の患者の心臓に移植する「細胞シート」などの2製品に
ついて、厚生労働省の専門家部会は2日、承認を了承した。
再生医療製品という分野を新たに設け、昨年11月に施行された
医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づく初めての製品となる。
二つの再生医療製品は今月中にも承認される見通し。

細胞シートは医療機器会社テルモ(東京)が開発し、昨年
10月、国に承認申請した。患者の太ももなどから採取した

筋肉の細胞を培養し、シート状にする。患者の心臓に貼り、
心筋を活性化させて心臓の機能を保つ。

ただし治験の対象となった患者は7人と少なく、5年間に限って
使用を認める条件がついた。重い心不全の治療経験が十分で、
培養施設が整備された病 院で年間30人ほどに使われると
みられる。テルモは5年以内に、この間の使用データを検証
したうえで、改めて厚労省に承認申請する必要がある。

製薬会社JCRファーマ(兵庫)が開発した点滴する液も、
承認が了承された。健康な人の骨髄から採取した細胞が原料。
患者自身ではなく第三者の細胞や組織を使う、初めての再生
医療製品となる。骨髄移植の後、移植された免疫細胞が患者の
臓器や皮膚を攻撃する急性移植片対宿主病(急性GVHD)の
治療に使われる。免疫抑制剤のステロイド剤が効かない患者が
対象で、年に500人ほどの使用が見込まれている。

2製品は今後、中央社会保険医療協議会(中医協)で公的医療
保険が適用されるかも議論される。(田内康介)

 ■法施行で早期実用化

医薬品医療機器法は再生医療製品を早く実用化することを
目指し、施行された。治験の症例数が少なくても条件つきで
早期承認できる仕組みを導入した。日本はiPS細胞などの
再生医療研究は世界でも進んでいるが、実用化が遅れている。

これまで旧薬事法の もとで承認された製品はバイオ企業
「ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング」(愛知)が手がけた
重症やけど患者向けの「培養表皮」と、けがなどでひざの軟骨を
欠損した患者向けの「培養軟骨」の2製品のみ。
開発から販売開始まで10年以上かかった。欧米や韓国に
比べて販売されている製品が少ないと指摘されていた。

法施行をきっかけに、今後も再生医療製品の承認申請は
相次ぐとみられ、実用化に拍車がかかりそうだ。
現在、申請に向けた治験も、がんや脊髄(せきずい)損傷などの
患者を対象に進んでいる。

細胞シートを移植する臨床研究を進めてきた大阪大の
澤芳樹教授(心臓血管外科)は「今回の製品が起爆剤となり、
日本発の再生医療製品や再生医療が世界に発信され、
貢献することを期待している。限られた施設で実施されてい
た医療だが、一般的な医療として普及してほしい」と話した。
(合田禄、今直也)


コメントです
再生医療製品の初承認の話題です。
承認までの時期も、これまでより
早期を目指すということですから、
承認を心待ちにしている患者に
とっては明報ですね。



posted by salsaseoul at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年08月08日

粒子線治療:先進医療除外も 一部のがん、優位性を示せず

毎日新聞 2015年08月08日


01508083.jpg
患者が重粒子線照射を受ける治療室の機器
佐賀県鳥栖市の九州国際重粒子線がん治療センターで、上田泰嗣撮影

◇日本放射線腫瘍学会、厚生労働省に報告書提出

 重粒子線や陽子線を患部に照射し、がんを治療する
粒子線治療について、日本放射線腫瘍学会が
「前立腺がんなど一部では、既存の治療法との比較で優位性を
示すデータを集められなかった」とする報告書を厚生労働省に
提出した。粒子線治療はがん細胞を狙い撃ちできる治療法と
して普及し、診療報酬上も自己負担となる照射費用以外は
保険適用される優遇を受けている。
同省は優位性を示せない部位について、有効性や副作用の
有無を調べる臨床試験を求める「格下げ」や、がんの進行度に
応じて先進医療からの削除も検討する。

粒子線治療は、機器や治療技術の有効性、安全性がある程度
認められるとする「先進医療A」に指定され、照射のための
300万円前後の費用を自己負担すれば、残りの入院や検査、
投薬の費用に保険を適用できることが、診療報酬点数表に
盛り込まれている。現在、放射線医学総合研究所(千葉市)
など同省の基準を満たした全国の施設で、他に転移のない
がんを対象に実施している。先進医療による粒子線治療が
始まった2001年度以降、昨年度までに約2万1000人
以上が治療を受けた。

報告書によると、前立腺がんや一部の肝臓がんなどについて、
国内外の文献などを参考に生存年数や副作用のデータを
既存のエックス線治療と比べた結果、症例数が少なかったり、
比較条件が異なっていたりしたため優位性が証明できなかった。
過去の診療報酬改定で、保険適用の可否を審査する
同省の先進医療会議が何度も既存治療との比較結果を
要求していた。同学会は当初、これらの治療の保険適用を
目指したが、報告書で「先進医療Aのままでは評価に
耐えるデー タの蓄積は困難」と結論づけた。

公的医療保険は、保険診療と保険外の医療を併せて受ける
「混合診療」を認めないが、先進医療に指定されると
例外的に「混合診療」が認められる。

このうち未承認の医薬品や医療機器を使わず、有効性が
ある程度明らかなものが「A」、有効性が十分明らかではなく、
厳格な条件下で臨床試験として実施し、有効性などの
審査を受けるものが「B」となる。

今後の診療報酬改定で粒子線治療の一部がBに
「格下げ」された場合、対象となる疾患数や患者数、
試験期間が限られるため、施設経営に影響が出る
可能性がある。
さらに先進医療から削除されれば自由診療になり、
治療費全額が患者負担となる。
労省は来年1月をめどに結論を出す方針。

 一方、同学会は、
小児がん
▽骨・軟部腫瘍▽頭頸(とうけい)部がん
▽原発性肝臓がん▽原発性肺がん−−の5種類は
有効性と安全性が認められ、他に根治療法が
ないことから保険適用を要望した。【阿部周一】

 ◇粒子線治療

加速器でエネルギーを高めた粒子をがんの病巣に
照射し、がん細胞にダメージを与える治療。
照射する粒子が水素原子核(陽子)の陽子線治療と、
陽子 より重い炭素の重粒子線治療がある。
狙った病巣にピンポイントで粒子を当てられるのが特徴で
、高い治療効果と、正常な細胞を傷つけず副作用を
抑えることが 期待されている。一方、加速器の建設や
維持に必要な費用は大きい。放射線医学総合研究所に
よると、今年4月現在、建設中も含め陽子線施設は
9カ所、重粒子 線治療施設は5カ所。

このほか、山形や大阪でも重粒子線施設の建設計画がある。


関連記事です。

粒子線治療:患者の混乱必至 優位性データ示せず

◇日本放射線腫瘍学会、前立腺がんなど一部のがんで

巨大な加速器を使う粒子線治療は治療費が高額に
なる分、治療効果も高いと期待されてきた。
他に根治療法がないがん患者には、すがる思いで
望みを託す頼みの綱にもなっている。
全国の治療施設の登録患者数は年々増え、2013年度は
4700人を超えており、既存の手術やエックス線治療と
比べ、どの程度効果が高いかという科学的なデータを
示すことが求められる。

日本放射線腫瘍学会が前立腺がんなどについて、
粒子線治療がエックス線治療より優れているという
結果を出せなかったことについて、報告書作りに
携わった医師は「各施設がばらばらに治療計画を
作り、患者の年齢やがんの種類、進行度も異なる。
統計的に有意な実績データを集めることが難しかった」と明かす。

一般に、公的医療保険で認められていない先進的な
治療を受ける場合、患者は入院や検査費用も含め
全て自己負担しなければならないが、先進医療に
指定されれば混合診療が認められる。
さらに粒子線治療を含む先進医療Aは、期間の限定は
なく年1回の報告をすれば続けられる。患者は高額な
新しい医療を受けやすく、医療機関側は患者が
増えるメリットがある。

厳格な計画に基づく臨床試験を進めることになれば、
症例数や実施期間が限定される。前立腺がんは
粒子線治療を受ける患者の約2割と最も多く、患者が
減ると年数億円かかる施設の維持費が医療機関に
重くのしかかる。また、試験に参加しない患者の治療が
自由診療になれば、民間のがん保険の先進医療
特約の 対象外になるなど患者が混乱する恐れもある。
一方、既存治療と比べて明確な優位性のない治療に
高額な医療費を支払うことも問題で、厚生労働省の
早急な調整が必要だ。【阿部周一】


コメントです。
粒子線治療は、最低でも300万円の
自己負担が必要なことから、
ずいぶん前から「命の格差」治療と
言われていましたが、ここで有効性が
疑わしい部位の癌が発表されました。
ですが、これまでに有効な治療結果も
数多く
実績として残しているので、
今後の適切な対応が期待されます。






posted by salsaseoul at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年08月05日

不妊治療:「出自知る権利」先送り 特例法案、自民了承

特例法案、自民了承
毎日新聞 2015年08月05日

第三者が関わる不妊治療について
「子どもを産んだ女性が母親」と定める民法の特例
法案を、自民党の法務、厚生労働合同部会が5日
了承した。今国会提出を目 指している。成立すれば、
不妊治療で生まれた子と親の法的関係がはっきりする。
専門家は「必要最低限の法整備だ」と早期の審議入りを
期待するが、生まれた子の「出自を知る権利」など重要な
課題は先送りされた形だ。
898(明治31)年制定の民法は第三者が関わる不妊治療で
生まれる子を想定していない。
法案は、卵子提供や代理出産で妊娠・出産した場合、
「産ん だ女性を母」と規定。夫の同意を得た妻が夫以外の
精子提供を受け妊娠した子については「同意した夫は
子の父であることを否認できない」と定める。

国内では第三者の精子を使った人工授精で既に1万人
以上が生まれている。近年は米国やタイ、台湾などで
卵子提供を受ける女性も多く、国籍や相続を巡る
トラブルが訴訟に発展する事態も懸念される。
日本産科婦人科学会で法制化を議論してきた
石原理(おさむ)・埼玉医科大教授(産婦人科)は
「現に生まれた子の法的地位の確立は喫緊の課題だ。
産んだ女性を母とすることで代理出産を依頼した女性が
養子縁組の利用に踏み切りやすくなる効果も期待
できる」と歓迎する。

ただし、残る課題もある。自民党プロジェクトチーム
(PT)は卵子提供や代理出産を認める場合の条件や、
生まれた子が出自を知る権利を定める法案も、
親子法案とセットで提出する検討をした。
だが、特に代理出産に関し、限定的でも認めることに
党内の慎重論は強く、意見集約できなかった。
代わりに国会 に審査会を設置し、2年以内の
議員立法を目指すことを法案に盛り込んだが、
共通ルールのない状態は当面続く。

 ※島(ぬでしま)次郎・東京財団研究員(生命倫理)は
「第三者が関わる生殖補助医療を全て禁止することが
非現実的である以上、最低限のルールとし て実施施設の
公的登録制度と、人の精子、卵子、受精卵の売買を
禁止する法律が必要だ。与野党で公開の議論を
深めてほしい」と注文する。
【阿部周一、下桐実 雅子】(※は木へんに勝)

 ◇精子・卵子提供、代理出産をめぐる出来事

1948年 慶応大が日本で初めて第三者からの
      精子提供による人工授精を実施

  98年 長野県の諏訪マタニティークリニックで、妹から
       卵子提供を受けた女性が体外受精で出産と発表

2001年 同クリニックで、妻に子宮がなく妊娠できない
       夫婦の受精卵を使い、妻の妹が代理出産

  03年 厚生労働省の生殖補助医療部会が、第三者に
       よる精子や卵子、受精卵の提供について匿名で
       無償などを条件に容認、実施には法整備が必要と
       する報告書をまとめる。代理出産は禁じた

  07年 タレントの向井亜紀さん夫妻が米国での
      代理出産でもうけた双子の男児について、
      夫妻の子とする出生届を受理するように求めた
      家事審判で、最高裁は申し立てを退け、不受理が確定

  08年 日本学術会議は代理出産を新法で原則禁止し、
      臨床試験などによる試行の道を残す報告書を
      厚労相らに提出

  09年 日本生殖補助医療標準化機関が、友人や姉妹からの
       卵子提供による治療を2件実施し、出産したと発表

  11年 米国で卵子提供を受けた野田聖子衆院議員が男児を出産

  13年 「卵子提供登録支援団体(OD−NET)」が卵子提供者の
       募集開始

  同   性別を女性から変更した兵庫県の男性が、第三者の精
      子を使った人工授精で妻が産んだ次男との親子関係の
      確認を求めた訴訟で、大阪家裁は「生物学的な血縁
      関係がない」として、請求を棄却。長男については
      最高裁が嫡出子と認める決定



コメントです。
明らかに、法整備が実情に
追いついていない典型例です。
特に、「出自知る権利」関しては、
だれもやりたくないのかもしれませんね。





posted by salsaseoul at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年07月31日

遺伝子異常調べ、抗がん剤選択 米で試験へ 別の臓器向けでも効く可能性

朝日新聞 2015年7月31日

201507315.jpg

 米国立保健研究所(NIH)は、がん細胞の遺伝子を解析して、
効き目の高い抗がん剤を選ぶ新しい治療法の開発に乗り出す。
胃や肺など臓器ごとに開発された抗がん剤を、がんの原因と
なる遺伝子異常の組み合わせに応じて処方する。
患者に最適な抗がん剤を処方できるようになるとともに、現在、
臓器別に行われている治療を根本的に変える可能性がある。

NIH傘下の米国立がん研究所(NCI)を拠点に、標準的な
治療で使われる抗がん剤が効かなかったがん患者
約3千人からがん細胞を採取、がんに関係する143個の
遺伝子の4千カ所以上の部分を網羅的に解析する。
見つかった遺伝子異常の組み合わせに対応して別の
抗がん剤を投与する臨床試験を行う。患者の募集を近く始める。

抗がん剤では現在、たんぱく質の異常な働きを阻害する
「分子標的薬」が次々登場している。通常、がんのできる
臓器ごとに開発・承認されるが、原因となる遺伝子異常が
同じなら、異なる臓器のがんでも効く可能性がある。
例えば乳がん用に開発された分子標的薬トラスツズマブは
HER2遺伝子の異常を標的にしているが、胃がんや
肺がんでも同じ遺伝子の異常が原因になっている
ケースがあることがわかっている。

臨床試験では、製薬企業の協力のもと20種以上の
抗がん剤やその組み合わせを試す。NCI所長代理の
ダグラス・ローウィー博士は声明で「がん治療を変える
可能性がある」などと述べた。将来は、事前に遺伝子
異常を調べて最適な抗がん剤を選べる可能性があるという。

 (ワシントン=小林哲)

 ■日本も解析、比較可能に

日本でも米国と同じく143の遺伝子の4千カ所以上を
解析して抗がん剤の選択につなげるプロジェクトが
今年春に始まった。国立がん研究センターが全国の
医療機関や製薬企業と提携して進める「スクラムジャパン」で、
2年間で肺がん消化器がん患者4500人が参加を予定する。

米国とは違って臨床試験が同時に設定されていないため、
結果をもとに患者に効果がある可能性のある抗がん剤を
使った臨床試験があれば担当医に伝える。
参加条件を満たせば投与を受けられる可能性がある。

今回のプロジェクトで1人分の解析費用は約40万〜50万円。
参加する13の製薬会社が負担する。日米で同じ種類の
遺伝子異常を調べているためデータが比較できる利点もある。
国立がん研究センターの土原一哉トランスレーショナル
リサーチ分野長は「患者の遺伝情報と効き目や副作用などの
臨床情報のデータが蓄積すれば、新たな抗がん剤開発にも
役立つ」という。

将来的には、臓器別に分類されている現在のがんの概念が、
遺伝子異常のパターンに応じた分類に変わる可能性もある。

 (瀬川茂子)


(2015年 発表)厚生労働省は30日、2014年の
日本人の平均寿命が女性86・83歳、男性80・50歳で、
いずれも過去最高を更新したと発表した。

女性は前年より0・22歳延び、3年連続で長寿世界一。
男性も0・29歳延び、世界3位タイとなった。

 平均寿命は、その年に生まれた0歳児が平均何歳まで
生きるかを 予測した数値。海外の最新統計と比べると、
女性は香港(86・75歳)を上回り、3年連続の世界第1位。
男性のトップは香港(81・17歳)、2位はアイ スランド
(80・8歳)で、日本はシンガポールやスイスと並んで
3位だった。

厚労省によると、平均寿命が延びたのは、女性は
心疾患や脳血管疾患で、男性はがんや肺炎で、亡くなる人が
減ったり、亡くなる時期が遅くなったりしたことが要因とみられる。

がん、心疾患、脳血管疾患の「3大疾患」で亡くなる確率は、
男性は52・2%(前年比0・22ポイント減)、
女性は47・8%(前年比0・66ポイント減)だった。

コメントです。
がん治療の最新記事です。
最近よく聞く、
「日本でがんにかかる人は3人に1人… 」。
このように、昔とくらべて「がん」という病気が
特別なものでなくなった今、治療法がどんどん
進歩していくのは頼もしいかぎりです。
参考までに、2015年版・日本の平均寿命に
ついての記事も掲載しました。
平均寿命が延びた分、できるだけ自己努力で
健康維持に努め、なるべく公的機関
(医療・福祉介護等)のお世話にならないで
毎日を過ごせたらいいですね。




posted by salsaseoul at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年07月29日

匿名の第三者の卵子で体外受精 不妊の夫婦に「朗報」 法整備はメド立たず

朝日新聞 2015年7月28日

20150729.jpg


NPO法人「OD―NET」(神戸市)は27日、自分の卵子で
妊娠できない女性の夫の精子と、匿名の第三者が無償で
提供した卵子による体外受精を2組で実施したと発表した。
同じ理由で不妊の夫婦には「朗報」だが、卵子提供をめぐる
法整備は進んでいない。提供者の体に問題が起きた時の
補償や生まれてきた子の「出自を知る権利」の徹底など課題もある。

姉妹や友人の事例はあるが、見ず知らずの他人からの提供が
判明したのは国内では初めて。発表によると、早期閉経で
成熟した卵子がない30代の女性2人に対し、子どもが
いる30代の女性2人が無償で卵子を提供し、医療機関が
協力して4月以降に体外受精をした。現在は凍結保存の
状態で、感染症の検査をした上で受精卵を子宮に移し
来年中の出産をめざす。

卵子提供の是非をめぐっては、厚生労働省の有識者会議が
2003年に無償で匿名の第三者からの卵子提供を国内で
認める報告書をまとめた。海外で有償で提供を受ける人も多く、
自民党などが議員立法による法案提出を検討中だが、
「親子関係が複雑になる」などと反対論も根強く法制化の
見通しは立っていない。

OD―NETは患者の家族や不妊治療クリニックなどが、
病気で妊娠できない女性への卵子提供を目的に設立。
岸本佐智子代表は会見で「望んでいる夫婦がたくさん
いることをご理解いただきたい」と話した。今回提供した
女性の一人は「不妊治療で苦しんでいるご夫婦の助けに
なればという思いで提供を志願した」とのコメントを発表した。

卵子提供をする女性にとっては採卵時に使う排卵誘発剤の
副作用や腹部を針で突くことによる出血や癒着などの
リスクがある。今回は「提供者に副作用はなかった」
(OD―NET理事)としているが、
重篤な症状が出た場合の補償態勢は整っていない。

また、生まれてきた子の「出自を知る権利」を
どう保障していくかも課題だ。OD―NETでは、
生まれた子が幼少のときに卵子提供の事実を
「告知」することや、15歳以上で希望したら提供者
情報を知らせることを条件としている。

ただ、本当に子どもに告知されるかは両親の対応次第だ。
久慈直昭・東京医大教授(産婦人科)は「子どもが面会を
希望した場合の対応などで、望ましいシステムを作るには
時間がかかるだろう」と指摘する。

 (合田禄、竹石涼子)


関連記事です。

実の親を知りたい…匿名ドナーの子どもたち


【1月8日 AFP】加藤英明さんが自分の出自について
真実を知ったのは偶然だった──現在、医師として
働く加藤さん。10年前、研修中に自分の家族の
血液検査を行った際に父親と血がつながっていないことが
明らかになった。

「父親」だと思ってきた男性が旅行で家を空けている間に、
加藤さんは浮気を疑いつつ母親に尋ねた。しかし母親の
不実どころか、加藤さんは自分の生物 学上の父親が
匿名の精子提供者(ドナー)だったこと、さらには両親が
不妊だったことを初めて知った。「自分の半分が崩れ落ちた
感じがしました」と加藤さん は語る。「家族みんなが
楽しそうに海辺にいる写真はうそだったのか、
などと自問しました」

しかし、もっとよく真実を知りたいという加藤さんの願いは、
両親の動揺と、遺伝的親子関係に関する詳細な情報を
知るための法律が日本にないことによって阻まれた。

■世界中で多くの人が共有する問題

これは日本だけではなく、匿名ドナーの精子や卵子に
よって生まれた世界の何万人もが共有している問題だ。
出生について知ることで、自我の危機に陥り、他に兄弟や
姉妹がいるのではないかと考え、また片方の親が同じ
兄弟姉妹と知らずして恋愛関係になることはないかと
不安を抱く。こうした懸念から、ド ナーの精子や卵子で
懐胎した子どもたちの多くが、ドナーからの提供による
不妊治療の禁止を求めるようになっている。

東京の出版社で編集者として働く33歳の女性も声を
上げた1人だ。10年前、この女性は父親と生物学的に
つながりがないことを知り、困惑した揚げ句に大学を
中退した。
「私は(不妊治療を)禁止してほしいと思います」と
女性は述べる。
「なぜ、養子縁組ではだめなのか。この技術は私には、
『普通の家族』を装うための手段、結婚して子どもを
持つことへの社会的なプレッシャーの中、不妊を隠す
ための手段にしか見えないのです。卵子提供で生まれた子ども
たちに、私と同じような苦しみを味わってほしくないと思っています」

■英国では法律を改定

この女性は1人きりではない。
カナダ人のオリビア・プラッテンさんは自分の遺伝的出自に
ついて知るために裁判を起こし、ブリティッシュ・コロンビア(
British Columbia)州の州最高裁は2011年、ドナーが
提供する精子や卵子で懐胎し生まれた同州内の子どもたちに、
生物学上の親の素性に関する情報入手を保証した。

この判決は2012年11月に控訴審で覆されたが、カナダの報道に
よると、プラッテンさんは国の最高裁まで持ち込むつもりだという。
ドナーの匿名 性をなくせば、ドナーになろうという人がいなくなると
いう主張をプラッテンさんは認めない。AFPのメール取材に対し
「不妊治療業界は(ドナーの)匿名性 がなくなれば、すなわち
ドナーがいなくなるという誤った主張をしています。これは
まったくの間違いです。他の国、例えばニュージーランドから
スウェーデ ン、英国やオーストラリアのいくつかの州などでは
(ドナーに)匿名を禁じることに成功しています」と述べている。

英国民健康サービス(National Health Service、NHS)に
よれば、英国ではこうした子どもたちが実の親を知ることが
できるよう2005年に法律が改定された。
しかし他の国では、匿名性を保護する何らかの法律が あるか、
もしくは日本のように関連法がまったく存在せず、またドナーの
提供による不妊治療を医師が行うことに対する規制もない。

「(匿名性をなくし)オープンな制度にすれば、複雑さが増して
コストもかかるでしょう。しかし生まれる子どもたちの権利と
要求が最優先されなければ なりません。不妊に悩んでいる
人たちには共感します。ですが遺伝的な系統を求める気持ちは、
両親の側、子どもの側、両方にとって尊重されなければなりません」

■日本国内の現状

一方、加藤さんは実の父親が誰かを知ろうとさまざまな努力を
重ね、両親が不妊治療を受けていた慶応義塾大学医学部
大学院の卒業生名簿まで手に入れ た。その中に精子提供者が
いる可能性があるが、事実をもっと知るために元大学院生たちを
訪れようとした加藤さんの決意に、周囲の男性たちからは
当惑する反応も見られた。

提供卵子による日本の不妊治療を自らのクリニックで進め
代理出産の実施を公言している根津八紘医師は、子どもを
欲しいという親たちの願いを無視す ることはできないと言う。
しかし根津医師は、養子縁組の例と似ているとして「育てて
くれた親との間にちゃんとした信頼関係が構築されていれば、
一時的には ショックでも出自の問題は乗り越えられるも
のなのです」と語る。

帝塚山大学の才村眞理教授は、この問題に関する法の
制定を求める1人だ。「出自を知る権利を保障するガイドラインを
作るまでは、この技術の実施を 見送るべきだと思います」と
言う。10年ほど前にある政府報告書が、ドナー提供者に関する
情報を保証し、その子どもたちに自分の親子関係について
早い時期 に知らせることを勧告して以来、ほとんど進歩
していないと指摘する。

加藤さんにとって、父方の出自は謎のままだ。
「生物学的な父親を忘れたことはないです。
いつも潜在的ドナーのリストを持ち歩いていて、
これはお守りのようなものです。でも別に、生物学上の
父に、父親になってほしいわけではないんです。
ただ自分の遺伝上の出自が知りたいのです」
(c)AFP/Kyoko Hasegawa

コメントです。

匿名の第三者の卵子で体外受精が
行われた話題です。





posted by salsaseoul at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年07月18日

子どもの「くる病」増える 戦後ほぼ消えたはずでは…

朝日新聞 2015年7月18日

20150718.jpg


O脚や背中が曲がるなど、子どもの骨の発育不良を起こす
「くる病」が増えている。ビタミンDの不足で発症し、栄養状態が
悪かった過去の病気とみられていたが、再燃してきた。
日光を過度に避けることが一因となっている。

■ビタミンD不足が主な原因

大阪府堺市の男児(3)は生後7カ月のころ、アレルギーの検査で
血液中のビタミンD不足がわかった。その後、X線検査などを受け、
くる病と診断された。父(48)と母(37)は「聞いたこともない病名で、
不安になった」と振り返る。

くる病は、子どもの骨が軟らかいまま十分に成長できず、手足の
変形や発育不全を引き起こす。骨の元になるカルシウムを体内に
取り込むのに必要なビタミンDの不足が主な原因だ。

大阪大学の大薗恵一教授(小児科)の説明では、くる病は栄養が
慢性的に不足していた19世紀〜20世紀初頭には「ありふれた
病気だった」という。その後ビタミンDが豊富なタラの肝油をとったり、
日光浴でビタミンDの合成を促したりすることが効果的だと判明。
栄養状態の改善に伴って、戦後はほとんどみられなくなった。

しかし、1980年代以降、学会で症例の報告が相次ぐようになった。
患者数の統計はないが、最近は小児科の開業医で診る機会もまれで
はないという。大阪大病院や東京大病院には、症状が比較的重い
患者が年間10人ほど、ほかの医療機関から紹介されてくる。

日本小児内分泌学会は2013年、くる病を正確に診断するための
小児科医向けの手引をつくった。O脚やX脚といった外見上の
診断のほか、X線撮影や血液検査で確定診断する基準を定めた。

大薗さんによると、治療は、体内で働きやすい
「活性型ビタミンD」の服用が基本だ。カルシウムを体内に
取り込みやすくなるので、医師が定期的に経過を見ながら
調整する。多くの場合、数カ月から1年程度で骨の変形が
戻るという。

堺市の男児の母は、男児に母乳のみ与えていたが、
ビタミンDを多く含む粉ミルクも飲ませるようにした。
男児は血中のビタミンD値が正常に戻り、骨の曲がりも
なく育っている。母は「ビタミンDについて妊娠中も産後も
聞いた覚えがなかった。不足しないように気を付けることを
広く知らせてほしい」と訴える。

大薗さんは「早期に発見できれば回復も早い。親の気付きが
きっかけになることも多いので、子どもの体をよく見てほしい」と
話している。

■日光浴と食事で予防

くる病が増えている理由は何なのか。東京大の北中幸子
准教授(小児科)は「子どものビタミンD不足は、現在の
世界的な傾向だ」と語る。

体内でのビタミンDの合成は、紫外線が皮膚にあたることで
進む。だが、紫外線が皮膚がんにつながることへの不安が
高まり、子どもの外出を控えたり、日焼け止めを常に塗ったり
して、過度に紫外線を避ける習慣が広がった。かつては母子
手帳に日光浴を勧める記載があったが、現在は、屋外の新鮮な
空気にふれさせる「外気浴」という言葉に置き換わっている。

北中さんは「紫外線の浴びすぎはよくないが、完全に遮断して
しまうとビタミンDが不足しがちになる」と指摘する。日光浴の
目安は緯度や季節によって異なるが、服を着て顔と手足が出て
いる状態で夏は1日5〜15分程度、冬は同1時間以上だという。

日光浴に加え、ビタミンDを多く含んだ食品を積極的に取り
入れることも効果が期待できる。卵黄や魚、キノコに多く
含まれているが、アレルギーなどで摂取が困難な子どももいる。
欧米では子ども用のビタミンDのサプリメントが広く使われている。

国内では森下仁丹(大阪市)が昨年、生後1カ月から使える
液体のサプリメントの販売を始めた。広報担当者によると、
子ども用のサプリメントは無味無臭で、母乳を与える際に
乳首に付けたり、飲み物や食べ物に混ぜたりして使うことが
できる。病院近くの薬局や、大きなドラッグストアなどで、
取り扱いが増えてきたという。

このほか、ビタミンDを添加したドロップも市販されている。
(野中良祐)


関連記事です。
身長遺伝子を発現させよう

人類はアフリカの一組の男女からスタートしました。

地球の上部、つまり北欧に向かった人類は白い肌、
大きな体格、青い眼、金色の髪の毛といった特徴的な
個性を持ちました。

中東やインドに向かった人類は彫の深い顔立ちは北欧に
向かった人類に良く似ていますが、肌は浅黒く黒い髪の毛が
圧倒的多数を占めています。

さらに東へ向かった人類は黄色い肌、黒い眼、黒い髪、彫の
浅い顔、大きな頭蓋、短い手足、長い胴が大半を占めています。

これらは、紫外線に対する防御システム、食べ物の相違などが
大きな要因となっていることが既に明らかになっています。
食生活の改善が進んできた2014年現在、日本の若い人の
中にも手足の長い、身長の高い人が増えてきました。

ロンドンで働くインド人の中に、くる病が多いのは紫外線を
防御するシステムがその浅黒い皮膚に整備されているからです。

それを防ぐためには日光を多く浴びなければなりません。
最初からロンドンに暮らす人々よりももっと多くの太陽光線を
浴びる必要があるのです。

それとは反対に、オーストラリアに渡った英国人は、日光を
避けなければなりません。
原住民のアボリジニたちは平気でも、同じように日光に
当たっていると皮膚がんを誘発するからです。

これはオーストラリアに住む白人たちにとって大きな
脅威となっています。

遺伝子の発現とは、適応能力の事を指します。
その地域で最も適した条件を発現する力のことを言うのです。

コメントです。
関連記事にもあるように、もともとその地域で
ネイティブではない人たちが、気候等の環境に
適応できず健康障害を起こしてしまう話をよく聞きます。
さて、今日の話題は日本で[くる病]再発について
ですが、保健所などの公的機関が、現状の生活スタイルの
変化を考慮してきちんと育児指導にあたるべきですね。



posted by salsaseoul at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2015年07月14日

ネット断食…安らぎ戻るオフライン

2014年8月14日 読売新聞

通勤・通学電車でスマートフォンに没頭し、会社ではメールや検索。
自宅でもネットにつないでいないと落ち着かない。

そんな「ネット依存症」の状態に疑問を持ち、ネットにつながらない時間を
意識的に作る「ネット断食」が広がっている。

 「デジタルデトックスのすすめ」(PHP研究所)の著書がある編集者、
米田智彦さん(41)は昨秋に1か月間、「ネット断食」をした。
それまでは毎日12 時間ネットにつながる日々だった。
「病気で寝込んでネットができなかった時、気持ちが楽なのに
気づいた。人にうけようと発信し続けることに疲れていたし、
集中力や熟考力が薄れ、本を1冊読み通せなくなっていた
ことにも危機感がありました」

ネットの使用時間を洗い出し、ネット上のつながりを整理。
メールチェックは1日2回にし、人と会うことを増やした。すると、
時間や集中力が戻っただけでなく、心の持ちようも変わってきた。

「ネットの情報と違い、実体験は五感をフル活用し、
自分の身となる。それに、他者の承認をよりどころにすると、
いつまでたっても自分に満足できない。ネットに振り回されて
いた人生のかじ取りを、自分の手に取り戻した気分」と語る。

子どもの世界でも、「ネット依存症」が約52万人と報告されて
いる。文部科学省は今夏から、自然の中で人と触れ合う合宿
「ネット断食」を実施する。

 ネット依存症の専門外来を作り、国のネット断食の計画作りに
携わる久里浜医療センター長の樋口進さんは「実生活での

経験値が少ない子どもは、ネットの世界が全てだと錯覚して
しまう。生身の世界で心を動かす体験をし、世界にはネット以外にも
色々な選択肢が広がっているのだと気づいてもらいたい」と語る。

パソコン断食を行う企業もある。宮城県角田市に本部を置く
生活用品の製造卸会社「アイリスオーヤマ」は2007年、
個人の机からパソコンを一掃。購買部で は、タイマーで1回
45分に制限して別の机でパソコン作業をし、メールでの連絡を
極力減らして、顔を合わせての打ち合わせを増やした。

購買部部長の会田祐一さんは「パソコンに向かっていれば
仕事をしている気になるが、本質的な仕事ができず、
無駄な時間も多い。意思疎通も希薄になるため、強制的な
環境作りが必要だった」と狙いを語る。

企業でのIT断食を勧める早稲田大教授の遠藤功さんは
「ネット検索で得られるのは2次、3次情報。現場に
行かないとわからない1次情報をもとに、自分の頭で
考える力を取り戻さないと、変化のスピードの速い
国際競争に負ける」と警告する。

自身もネット断食を行い、「ネットで『つながる』ことの
耐えられない軽さ」(文芸春秋)の著書がある作家の
藤原智美さんは「瞬間的に受け渡され、消費され、
忘れ去られるネット言葉は、自身との対話や社会的な
深まりに結びつかない。政治でも軽い話し言葉が人を
動かし、目の前にいる家族や友人との対話ではなく、
スマホの仮想空間のつながりに没頭して対人関係が
薄くなっている。危機感を抱いた方がいい」と訴える。
(岩永直子)


 ネット断食

インターネットに没頭し、ネットが使えないといらだちを
感じたり、対人関係を煩わしく感じたり、健康を害したりなど、
心身に支障をきたしている状態を 「ネット依存症」という。
ネット断食は一時的にネット使用を制限することで、
生活を見直し、適切な使用法を身につけるための行動を指す。


コメントです
このような興味深い記事内容を受け入れられる人が
どれほどいるでしょうか?
おそらく少数派だと思います。
まあ、個々の価値観の違いだと思いますが、
フェイスブック等で[いいね]の数がすべての方々には
興味のない記事だと思います。


posted by salsaseoul at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療