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2014年05月30日

道には爆発跡、遺体散乱… 女子生徒誘拐のナイジェリア

道には爆発跡、遺体散乱… 女子生徒誘拐のナイジェリア
2014年5月27日  朝日新聞

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繁華街であった爆発で大破した車=21日、ナイジェリア中部ジョス、杉山正撮影

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道路には直径2メートルほどの穴が開き、露店が吹き飛び、
周囲の建物が100メートル以上にわたって黒こげになっていた。
ナイジェリア
中部ジョスの繁華街で20日午後、2台の車が爆発し、
118人が死亡した。同国ではイスラム武装勢力ボコ・ハラム」の
関与が疑われるテロが多発し、ここ数日で罪のない人々が
200人以上も犠牲になった。

ボコ・ハラムは4月、北部ボルノ州で200人以上の女子生徒を
誘拐。「奴隷として売り飛ばす」と宣言し、世界に衝撃を与えた。
彼女たちの行方は分かっていない。娘ら親族3人を連れ去られた
牧師マーク・エノックさん(50)は電話取材に
「強く耐え抜いているに違いない」と語った。

中部ジョスは、キリスト教徒とイスラム教徒が混在する。
20日の爆発があった現場近くの病院には、下半身などが
ない遺体が10体ほど並んでいた。

洋裁業ルース・ジョセフさん(30)は近くのレストランにいて
爆発に巻き込まれた。娘のドカスちゃん(2)は顔や足をやけどし、
皮膚が広範囲にはがれていた。
ジョセフさんは「犯人を憎めば悲劇が終わらなくなるので憎まない。
テロが終わるように祈るだけだ」と言った。

北部の都市カノでもテロが頻発する。キリスト教徒が多い
サボン・ガリ地区で18日夜、車爆弾が爆発して5人が死亡。
記者が現場を訪れると、飛び散った肉片や血だまりに
無数のハエがたかっていた。

民家の軒先で男性がうな垂れていた。商店主の
スティーブン・ヌウォゴさん(43)。
娘のマグダリーンちゃん(8)とソニアさん(12)を失った。

2人の娘は露店で魚を売る母親を手伝っていた。
母親が店から離れたときに爆発が起きた。
ヌウォゴさんが駆けつけると、2人とも足を失うなどして
倒れていた。息をしていないのが分かったが、
1人ずつ担いで病院に運んだ。

ヌウォゴさんは「娘たちは勉強が大好きだった。
テロが娘たちの、私の未来を奪った。
まさか自分の娘が被害に遭うとは」と言葉を詰まらせた。

誘拐や爆発……。
人々は突然襲ってくる恐怖におののいていた。
街中で取材に応じた人々は、「ボコ・ハラム」とい
う言葉すら口に出そうとしなかった。(ジョス=杉山正)

■「誘拐、いつ起きるか…」

ボコ・ハラムは、ナイジェリア北部のボルノ州で200人以上の
女子生徒を誘拐する以前から、北部を中心に学校への
無差別な襲撃を続けてきた。ボルノ州から約400キロ西に
離れた北部カノでも2012年5月、
初めてとみられる学校襲撃があった。

住宅街に囲まれたカノ郊外の公立ジャエン小学校。
何者かが侵入して仕掛けた3発の爆弾が爆発し、
校舎が破壊された。夜間で児童はおらず、犠牲者が
いなかったのが不幸中の幸いだった。

アミニュ・ハムバリ校長は「誘拐もいつ、どこで起きるか
分からない。常に恐怖を持っている。学校を攻撃することは
国の未来を破壊することだ」と話す。
ただ襲撃後も登校をためらう子供はいないという。

建て直された2階建ての校舎で、子供たちが勉強していた。
机はなく、男女ともコンクリートの床に座って教科書を広げる。
6年生の女子生徒ラビ・アラソンさん(15)は将来、
医者になりたいという。「自分も襲撃を恐れているけど、
勉強を続けて家族や社会のために役に立ちたい」と力強く語った。

市内の女子校では、攻撃を防ぐため3メートル以上ある塀を
さらに高くし、有刺鉄線を張り巡らす工事が進んでいた。
一方、襲撃を恐れて閉鎖される学校も相次ぐ。ボルノ州で
女子生徒が誘拐された学校には、周辺の閉鎖された学校から
生徒が集まってきていた。ナイジェリア政府は誘拐事件後、
北部で学校警備の強化を目指すが、対応は十分に追いつかない。

■「名前出すだけで殺される」
南部に産油地帯を抱えるナイジェリアは、資源価格の高騰などに
より、ここ数年7%前後の高い経済成長率を記録。
2013年の国内総生産(GDP)は約5100億ドルで、
アフリカ諸国で1位に躍り出た。その一方、1日に1ドル以下で
暮らす貧困層は人口の6割にも達する。

貧富の格差は広がる一方だ。失業率は約24%。政府の腐敗も
深刻で、役人が富をむさぼる。
仕事もなく、社会に不満を募らせる若者たちが、
ボコ・ハラム
の過激な主張に引き寄せられていく。

街中で取材した人々は誰も「ボコ・ハラム」という言葉を
口に出さない。ボコ・ハラムの協力者がどこで聞き耳を
立てているか分からないからだ。地元ラジオでも名指しするのは
慎重だ。言及する場合は「未知の武装集団」や
「反乱者」「彼ら」と置き換えていた。

カノにあるバイエロ大学のイスラム宗教学
タウフィック・フセイン師は、「人々には『ボコ・ハラム』と
言うだけで、狙われて殺されるという意識が強い。
口に出すだけでも恐怖を覚える」という。

ボコ・ハラムはイスラム教の指導者をも襲撃の対象とする。
フセイン師も普段は絶対に口にしないというが、取材に対して
あえて見解を語った。「ボコ・ハラムはイスラムの名を
利用しているだけで、教えを全く理解していない。
少女を誘拐し、市民を殺すのはイスラムの教えではない。
彼らの目的は、単に社会を破壊することだ」

政府は13年5月、ボルノ州など北部3州に非常事態宣言
発令し、空爆を含めた本格的なボコ・ハラムの掃討作戦に
着手した。しかし、追い詰められたボコ・ハラムはかえって
過激さを増し、市民を狙った無差別殺害を頻発させる。

 

コメントです。

ナイジェリアの武装集団 [ ボコ・ハラム ]の
犯罪行為の話題です。

記事を要約しますと、
@ ナイジェリアが地下資源で経済成長を遂げ、
Aそれに群がる既得権者で政治が腐敗し、
B貧富の差が広がり、
Cそれにつけこんだ特定宗教湾曲解釈集団が
 現地で跋扈している。
と、言ったところです。


それで、ここからは個人的感想ですが、

上記事態展開に関して、本来なら他民族の
固有行動を、
地域民族の文化への尊重として
考慮するべきですが、今回はそのような
理解・解釈する必要はまったくないです。

よって、上記危惧、および武装集団の犯罪行動に
関しては、自然淘汰の対象として時間の経過を
見守るしかないですね。

へたに他国が内政干渉しても、事態はよけいに
こじれて泥沼化するだけですから。

 

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posted by salsaseoul at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカ
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