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2014年01月20日

汚物を素手で清掃=カースト呪縛、130万世帯−禁止法にも抜け道・インド

汚物を素手で清掃=カースト呪縛
130万世帯−禁止法にも抜け道・インド

時事通信 1月19日(日)

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インドの首都ニューデリー近郊の村で、清掃作業で回収した汚物を頭上に載せて歩く女性
本文とは関係ありません  2012年8月撮影(AFP=時事)

ラジュ・ラジョリアさん(45)は「私の手は汚れている」とつぶやいた。
インド古来の身分制度カースト制の底辺「不可触民」出身で、
父も祖父も代々、くみ取り式トイレや下水管を素手で清掃する
仕事が生業だった。1日の稼ぎは200ルピー(約320円)程度。
ヒンズー教の神々の像に手を触れることすら許されず、貧困と
差別にまみれて生きてきた。
カースト制のどの階級からもはじき出された不可触民はインドの
全人口12億人のうち約2億人とされる。身分差別廃止を定めた
憲法施行から64年が過ぎた今も、その大半が過去の呪縛に
縛られている。
◇「地獄」の悪臭
「この地獄から抜け出したい」。午前7時、首都ニューデリー南部に
ある高級住宅地の大家から仕事の依頼が入る。ラジョリアさんの
仕事道具は長さ約1.5メートルの鉄製の棒だけ。下水管の中で
四つんばいになり、詰まりの原因になった汚物を取り除く。
体に染みついた悪臭をぬぐい去ることはできず、仕事後は食事も
喉を通らない。25年間、非衛生的な環境で働き続けたせいか
「慢性的に体調が優れず、せきが止まらない」。仕事を終えても
コップ1杯の水すらもらえず、追い払われるように次の仕事場へ向かう。
生活は苦しい。4人の子供には「公務員になってほしい」と願って
いたが、次女(16)と次男(14)は、家計を助けるために同じ仕事を
始めた。「これ以外ならどんな仕事でもしたいが、『汚れた者』に
そんな機会はほとんどない」。ラジョリアさんは肩を落とす。
◇「写真撮らないで」
インド国会は2013年9月、手作業によるトイレ・下水管清掃業の
禁止と、それによって失業する職人の社会復帰を定めた法律を
成立させた。同法はこうした職業を「非人道的」と断じ、
「個人が尊厳を持って生活できるよう保証する」と規定した。
ただ、「『防護装備』を提供した場合は規制の対象外」とも
記している。専門家は「マスクや手袋など簡易装備を与える
だけで合法と認められる恐れがある」と批判する。
11年の国勢調査によれば、代々手作業でトイレなどの清掃を
してきた職人の家庭は75万世帯。市民団体は、実際には
その数はもっと多く、130万世帯に上るとみている。
ラジョリアさんは法律施行後もマスクや手袋なしで排せつ物を
処理し続ける。「写真だけは撮らないでほしい」。
自らを恥じるように丸めた背に、いまだ解けぬカーストの呪縛が見えた。 



コメントです。
インドのカースト。
長年続いてきた文化には違いありませんが、
この手のバカバカしい習慣は、その国のトップ連中が
自分たちの都合のいいようにシステムを作り上げてきた
だけのことでしょうね。

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posted by salsaseoul at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 南アジア・インド周辺国
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