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2013年08月18日

中国が死刑囚からの臓器移植を段階的に廃止―英メディア

中国が死刑囚からの臓器移植を段階的に廃止―英メディア
レコードチャイナ 
2013年8月17日

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2013年8月15日、BBC中国語版によると、中国は死刑囚からの
臓器移植を11月から段階的に取りやめていくという。
中国では死刑囚の臓器を大量に移植に利用しているが、
このような手法は多くの国から批判を受けている。
しかし、多くの中国人は、これは犯罪者の罪滅ぼしの
一環であると考えているという。

中国当局の統計によると、中国では毎年約30万の患者が
臓器移植を望んでいるが、そのうちのわずか1万人しか
適合する臓器の提供が受けられていない。
最近では、「死刑囚の臓器を移植に利用することは中国の
イメージを損なう」として中国の役人の間でも反対意見が出ていた。
現在、中国国家衛生局は、死亡した一般市民から臓器提供を
受ける方法を試験的に実施している。
運営は順調で社会の支持も得られているという。
(翻訳・編集/北田)

関連記事です。
死刑囚からの臓器移植を5年以内に撤廃―中国
2012年3月23日、新華社のウェブサイト「新華網」によると、
中国衛生部の黄潔夫(ホアン・ジエフー)副部長は22日に
杭州で、「中国は、臓器移植制度を早急に確立し、これまで
実施されていた死刑囚からの臓器移植という不健全なやり方を、
今後3年から5年を目途に撤廃する」と語った。
人民網日本語版が伝えた。
黄副部長によると、死亡した国民の臓器を移植する制度づくりに
向けて、全国16省・市で試行が始まったという。
黄副部長は、「死刑囚からの臓器移植の撤廃は、
『政府の固い決心』を示すものだ」と強調した。
自分が死んだ後、自ら臓器を提供しようという考えを持った
国民が極めて少ないことから、中国ではこれまで、臓器移植の
提供源はほぼ100%死刑囚だった。
衛生部の統計データによると、中国には臓器移植を受ける
必要がある患者が年間150万人いるが、提供される臓器が
不足していることから、実際に移植手術を受けられるのは
1万人にとどまっている。
法治建設が進み、人権意識が高まり続けていることで、死刑囚
から提供される臓器はここ数年で大幅に減少した。
中国で死刑が執行される件数もここ数年でかなり低下、
死刑執行を極めて慎重に行うことが時代のすう勢となっている。
黄副部長は、「国内で唯一の臓器提供源である死刑囚を
取り巻く状況が変化してきたことで、従来の中国の臓器提供に
大いなる挑戦がもたらされた」と指摘。
また、「死刑囚の臓器は、真菌・細菌への感染率が非常に高く、
これが、中国で臓器移植手術を受けた人の長期生存率が
先進国レベルより低い主な原因となっている」と続けた。
浙江省人体器官捐献委員会の副主任を務める省赤十字会の
高翔(ガオ・シアン)専任副会長は、「臓器提供者(ドナー)不足は、
世界各国が同じように抱える問題だ。しかし、海外各国に比べ、
中国での不足は突出している。臓器提供を待つ人とドナーとの
人数比を国別に見ると、米国が5:1、英国は3:1だ
が、中国は150:1と、かなりの差がある」と話した。
中国では、死刑囚の臓器提供について、原則的に死刑囚本人の
意思を尊重している。最高人民法院、最高人民検察院、公安部、
司法部、衛生部、民政部の各部門が1984年10月9日に共同で
発表・施行した「死刑囚の屍体あるいは屍体臓器の利用に
関する暫定規定」では、「遺体の引き取り手がない、もしくは
家族が遺体の引き取りを拒否した場合、または死刑囚が
医療衛生機関への献体を望んだ場合は、家族の同意を
得た上で、死刑囚の遺体または臓器を利用することが可能」と
明確に記されている。
しかし、国際社会は、この規定に懸念を示している。
拘禁された状況で、死刑囚の意思が本当に尊重されて
いるのかどうか疑わしいというのがその理由だ。

国務院が2007年3月に審議認可した「人体器官移植条例」では、
規範化されていない臓器移植に対する監督管理が強化され、
中国が臓器移植を実施する上での法的根拠となった。
国務院の2012年立法計画のひとつに、「人体器官移植条例」の
改正点として、「死後の臓器提供を公民に奨励する」などの項目が
盛り込まれた。科学的で透明度の高い国家臓器移植制度が
今後数年で確立すれば、死亡した国民の臓器移植が、中国の
主な臓器移植提供源となる見通し。
(編集/TF)

 
posted by salsaseoul at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・台湾
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