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2013年08月15日

フェイスブックで幸福感は上がらない、米大研究

フェイスブックで幸福感は上がらない、米大研究
AFP 2013年08月15日
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インドのバンガロール(Bangalore)で、女性のサングラスに映る交流サイト(SNS)、
フェイスブック(Facebook)のロゴ(2012年5月15日撮影、資料写真)。
(c)AFP/Manjunath KIRAN

【8月15日 AFP】交流サイト(SNS)、フェイスブック(Facebook)を
利用する若者たちは他人とのつながりは強く感じているが
幸福感は低い──つまり、フェイスブックの利用者が増えるほど
気分は沈みがちになるとの調査結果が14日、米オンライン
科学誌「プロスワン(PLoS ONE)」に発表された。
米ミシガン大学(University of Michigan)の調査チームは、
スマートフォン(多機能携帯電話)を所有しフェイスブックの
アカウントを持っている若者82人を募り、2週間にわたって毎日、
1日5回不定時に、テキストメッセージを送る方法で彼らの
主観的な幸福感を測定した。
チームによると、幸福感や生活の満足感にフェイスブックが
及ぼす影響を測る調査は、今回が初めてだという。
調査では、被験者たちにどんな気分か、不安や孤独を感じるか、
フェイスブックの利用頻度、人との「直接」交流の頻度などを
テキストメッセージで尋ねた。
その結果、ある時点でフェイスブックを同時に利用する人数が
増えると、次にテキストメッセージを送信するまでに被験者の
気分は低下していたという。また、2週間の調査期間中、
フェイスブックの利用頻度が増えるほど、生活における
満足感は下がっていったという。
これとは対照的に、個人的な交流があると、被験者の
気分は良くなっていったという。
一方で研究チームは、こうした結果が全てのフェイスブック
利用者やフェイスブック以外の交流サイトを利用する
ユーザーにも当てはまると断言することは避けた。
今回は調査対象をフェイスブック利用者の中核を
成す若い世代に絞ったためだ。
その上でチームは、さらなる調査を行い、今回の結果が
他の世代やフェイスブック以外のSNSでも当てはまる
一般的なものなのか検証するのが重要だとしている。
(c)AFP/Rob Lever

関連記事です。

あなたは大丈夫? 
現在世の中に蔓延しているSNS中毒の10の症状

FacebookやTwitterが普及している現在、SNSが日々の
行動習慣に与える影響は絶大だ。
スマホを常にチェックしなければ気が済まないなど、SNSの
「中毒」になっていないだろうか? 厄介なことに、SNSの
中毒になっていてもそれに気づかない場合もある。
なぜなら、その症状は色んな形になって表れるからだ。
現在アメリカのマーケティング会社Marketoが作成した
インフォグラフィックが話題になっている。それはソーシャル
メディア中毒の典型的な10の症状をまとめたもの。
思い当たる症状がないかどうか、ぜひ確認してみてほしい!

1.アラート大好き病
【行動習慣】 SNS上で何かが起こるたびにスマホの
アラートが鳴るように設定している。
【症状】 あなたのツイートがリツイートされたり、Facebookへの
投稿がシェアされるなど、SNS上で何かが起きるたびにあなたの
スマホは鳴ったり、震えたりする。その度に目の前のやらなければ
ならない重要なタスクから目を背けてしまう。

2.自称「ソーシャルメディア通」病
【行動習慣】 自分の名刺に「ソーシャルメディア通」と書いてしまう。
【症状】 今の時代、誰もがソーシャルメディア通だ。
それは名刺の肩書きに「人間」と書くのとほぼ等しい。

3.ブログ推奨病
【行動習慣】 他人からの質問に対して「僕のブログを読んで
みれば分かるよ」と答えてしまう。
【症状】 ブログを読めというのは「自分で調べろ」と言っているに
等しい。言われた方はあなたが全く質問に答えていないことに
イライラするに違いない。

4.自称「影響力のある人」病
【行動習慣】 あらゆるSNSにおける自分の「影響力」を
定期的にチェックせずにはいられない。
【症状】 真に影響力のある人は、周囲に対して有益な
情報を与えることを第一に考えている。自分の影響力の
度合いを確認するのに時間を費やすほど、あなたが
与える影響は小さくなるだろう。

5.「いいね!」病
【行動習慣】 友人のFacebookの投稿に対して、コメント
するのではなく「いいね!」を押してしまう。
【症状】 例えば、友達が投稿した産まれたばかりの赤ちゃんの
写真にただ「いいね!」ボタンを押して終わりだったら、友人
関係は微妙なものになってしまう
だろう。「かわいいね〜!」とコメントするのにかかる時間は
たったの2秒だが、「いいね!」よりもずっと意味をもつだろう。

6.スマホを手放せない病
【行動習慣】 職場にいようがどこにいようが、2分ごとにスマホを
チェックして、ツイートがちゃんと送られたか、新規投稿がないか
などを常に確認してしまう。
【症状】 友達は常にスマホをいじっているあなたと一緒に食事を
するのにうんざりするだろう。
運転中にもこの習慣が止められなければ、高い罰金もついてくる。

7.SNSパニック病
【行動習慣】SNSサイトがダウンしてしまったらパニックに陥ってしまう。
【症状】 SNSサイトがダウンすることによって大きな問題が
生じたり、あなた自身やあなたのキャリアに対してマイナスの
影響を与える可能性はほとんどないと言える。
にも関わらず、イライラや怒りによってあなたは人生に
おける数時間を無駄にするだろう。

8.米国人気SNS『foursquare』のメイヤー病
【行動習慣】 『foursquare』は自分が訪れた場所に
「チェックイン」することでその情報を友人と共有できる、
欧米ではかなり人気のSNSサービスだ。特定の場所への
チェックイン回数が多いと「メイヤー」や「キング」などの
ステータスが得られ、特典をゲットできる仕組みになっている。
メイヤー病患者はどこかに移動する度にfoursquareで
チェックインし、少なくとも10以上の場所でメイヤーなどの
ステータスを獲得している。
【症状】 地元のカフェやブリトーのお店、ピラティス教室……
こうした場所に行く度にあなたのエネルギーはチェックインする
ことに使われるため、あなたにとって本当に大事なことをする
余裕がなくなってしまう。

また以下の2つは英語圏でよく見られる症状として取り上げられていた。

9.母音嫌い病
【行動習慣】 ツイートの140字をめいいっぱい活用するために
母音を省略して書いてしまう。
【症状】 文法や常識的な言葉遣いを無視してしまっているだけでなく、
その悪影響はEメールやブログの文章にも及んでいるだろう。

10.動詞化病
【行動習慣】 SNSのサービス名をそのまま動詞として使ってしまう。
【症状】 「これはインスタグラムしなきゃ」
「このことはフェイスブックするね」というようなフレーズを使っていたら、
それを聞いた周囲の人々は内心頭を抱えているだろう。
それだけでなく、SNS上で築いた信用を一気に失いかねない。

以上が現在蔓延している10のSNS病である。身に覚えのある
症状があった人も少なくないのでは? 思い当たるものが
なかっとしても、安心するのは早いかもしれない。
自覚症状がないこともあるからだ。なにはともあれ、SNS病の
症状が悪化する前になにか治療法を考えた方がいいだろう。



コメントです
フェイスブックの使用感に関する話題です
フェイスブックや他のSNSに限らず、
アナログ的な他人とのつながり
(例えば、友人宅を訪問するなど)と、
電子的データ処理による他人とのつながりを
比べてみると、
後者が圧倒的に便利で能率的だと
思われますが、それでも今回のような調査結果が
発表されました



posted by salsaseoul at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・社会
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