home003.gif

2013年01月27日

飢餓地獄の北朝鮮で人肉食相次ぐ 親が子を釜ゆで 金正恩体制下で大量餓死発生

飢餓地獄の北朝鮮で人肉食相次ぐ
親が子を釜ゆで 金正恩体制下で大量餓死発生

産経新聞 2013.1.27

北朝鮮南西部の穀倉地帯、黄海南北道で昨春来、数万人規模の
餓死者が発生していたことが、北朝鮮の内部情勢を独自報道して
きたアジアプレスの石丸次郎氏が率いる取材チームの調べで
分かった。金正恩第一書記デビューの舞台となった首都平壌
建設や、北朝鮮人民軍の掌握のための食糧調達を、穀倉地帯から
強制収奪した結果の飢餓発生だったもようだ。目撃証言は一家自殺や
人肉食など凄惨(せいさん)な内容で、石丸氏は飢餓の実態と背景に
ついて報告書にまとめ、今月中にも国連など国際機関に提出する。
(久保田るり子)

麗しい首都平壌と穀倉地帯の飢餓地獄

北朝鮮は昨年4月、金日成生誕100年祝賀行事と「祝砲」のミサイル
発射で金正恩氏の新体制を内外に誇示した。ミサイル発射には
世界からの21社170人もの外国メディアを受け入れて指導者
デビューを飾ろうとした。ミサイルは失敗したものの、首都平壌は
高層ビルの建設ラッシュ、その夜空は花火で彩られており
「平壌は発展している」などと報じた外国メディアも少なくなかった。

しかし、石丸氏らの取材は、その平壌の繁栄が虚構であることを
暴き、「人民の生活向上を重視」などと年頭に演説した金正恩
体制の“正体”に迫ろうとしている。

石丸氏によると、取材チームが穀倉地帯の異変をキャッチしたのは
昨年3月ごろ。以来、中朝国境に出てきた黄海道の住人取材や、
チームのメンバーであり石丸氏が養成してきた北朝鮮人記者に
よる潜入取材などを敢行して証言を集めた。

『私の村がもっともひどかったのは昨年4月と5月でした。飢えて
全滅した一家もあれば絶望して全員が自殺した家もあった。
毎日5世帯、6世帯と死人が出た』(黄海南道、農村幹部)

『目を覆いたくなるような状況でした。青丹郡というところでは住民の
何割が死んだかわからないほど。空腹でおかしくなった親が
子を釜ゆでして食べて捕まる事件があった』(黄海道の農村に
党の方針を伝達するため域内を回った党中堅幹部)

石丸氏が衝撃を受けたのは、取材した黄海道住民の全員から
人肉食の証言が出たという凄惨な事態だという。親子殺人や
人肉の密売流通などで、多くは保安部(警察に相当)に通報され
処罰されているため住民の間で公然化していたという。

権力による計画的な食糧収奪と強奪

「国中が疲弊するなかで平壌と軍の安定だけは金正恩体制の
至上課題だった。黄海道から収奪されたのは、首都再開発事業に
全国から動員された学生や青年同盟(金日成社会主義青年同盟)
などを養う食糧と、平壌市民への配給用の『首都米』、軍部隊を
維持するための軍糧米だ。地方幹部や警察など権力側がチームを
組んで農村から強奪していた。一方、軍用は軍糧米の名目で、
収奪は収穫前に田畑に入るケースや収穫後に持ち去るケース、
さらになけなしの食糧を隠している住民も、家宅捜索までされて
強奪された」(石丸氏)

約20年間、国境取材などで北朝鮮をウオッチし、約10年前から

北朝鮮内部に記者を育成、潜入報道を行ってきた石丸氏は、
黄海道が5、6年前から軍による収奪が行われていたことに
注目していたという。

「しかし、昨年から始まった飢餓は明らかに金正恩氏デビューに
伴う莫大(ばくだい)な浪費によるものだ。新しい指導者が出たのに
『軍に配給もない』では体制は保てないため穀倉地帯に負担を
強制したのだ。われわれが取材した証言には、銃を持った軍人が
脱穀所から食糧をすべて奪取した目撃談や、上部からの命令で
ノルマを課され暴力的に奪取する以外に方法がなかったと語る
地方の党幹部などの話が少なくない」(同)

取材チームは、入手した複数証言の分析から餓死者は数万人と
推定した。黄海南北道は中国国境に遠いこともあり、中国への
脱出者が全土で最も少なく情報が外部に出にくいという。

北朝鮮の食糧事情は好転している?

欧州連合(EU)は2012年秋に北朝鮮に調査団を派遣、食糧事情を
調査した結果は「緊急支援は必要なし」とされ、今年のEUによる
対北食糧支援は打ち切られている。また国連の世界食糧計画
(WFP)と食糧農業機関(FAO)が昨年11月に発表した報告書も
2012−2013年の穀物生産予測は前年対比コメ11%増、
トウモロコシ10%増で食糧事情は好転したとしている。

しかし、北朝鮮は政治的な理由から調査を捏造(ねつぞう)データで
ごまかすことが多い。このため慎重なクロスチェックが求められる。
「作柄が好転すれば幸いだが、農村への収奪については国際機関が
本格的に調査する必要がある」(石丸氏)

調査を続ける同取材チームのもとに現地からは、国際機関の報告とは
全く逆の「今年の不作」の予測と生活の不安を訴える声がいまも
相次いでいるという。



コメントです

今日の記事、信憑性について、少し疑問を
感じましたが、大手メディアによる発表ですので、
ここでも転載しました


posted by salsaseoul at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国・北朝鮮
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/61771187
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック