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2012年11月30日

中国人口問題の時限爆弾、「一人っ子政策」

中国人口問題の時限爆弾、「一人っ子政策」
AFP 2011年10月31日

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【10月31日 AFP】中国でも高齢化が進む中、30年以上続いてきた
「一人っ子政策」が、人口問題の「時限爆弾」になりつつある。 
世界人口は70億人に達し、地球の資源に大きな負荷を
かけつつある。その中で中国政府は、1979年の一人っ子
政策導入以来、女性1人当たりの子どもの数を1.5人まで
減らしてきたと主張することができるだろう。現在の中国人口は
13億4000万人。しかし、世界で類を見ない規模と厳格さで
実施してきた
この政策がなければ、現在、養っていたはずの
人口はさらに数億人ほど多かったはずだ。
しかし一人っ子政策は、強制的な集団避妊手術や妊娠後期に
なってからの堕胎など、さまざまな問題も生んできた。
女児は疎まれて捨てられたり、殺されることもある。一人っ子政策を
拒否する夫婦には、給与数年分にもなる罰金が科されうる上、
投獄されることさえある。
■一人っ子の肩に、両親2人と祖父母4人の老後?
けれども最近、人口統計学者や社会学者、経済学者たちが一斉に
警告している危機がある。
中国は史上唯一、豊かになるのを待たずして、先に高齢化問題に
直面する国になりそうだというのだ。フランスの人口統計学者
クリストフ・ギルモト(Christophe Guilmoto)氏は、欧州の
出生率が前世紀を通してゆっくりと下がっていったのに対し、
中国の危機は「比較にならないほど速い」スピードで迫っているという。
人民日報(People's Daily)オンライン版によると、向こう5年間で
中国の60歳を超える人口は、現在の1億7800万人から
2億2100万人に増え、割合では全人口の13.3%から16%を
占めるようになる。65歳超人口は現在9%だが、2050年までに
4分の1に達すると国家人口計画生育委員会
Commission for Population and Family Planning)は
予測している。一人っ子の肩に、両親2人と祖父母4人の老後がかかる
究極の逆ピラミッド状態は、一方で失業が増え、都会への出稼ぎ移住に
拍車がかかっている中国の政府にとって大きな頭痛の種だ。
家族計画に携わる人口統計学者、梁中堂(Liang Zhongtang)氏は、
1962〜72年にかけて生まれた世代が引退するころの政府負担は
甚大になると言う。毎年平均600〜700万人程度の出生数が、
その時期は年3000万人近かったからだ。
■一人っ子政策緩和を求める声
4世代同居が当たり前だった中国には考えられなかったことだが、
現在60歳以上の半数は1人暮らしだ。高齢者のための医療施設や
老人ホーム、資格をもったケアワーカーなどもすでに欠いている。
政府は2015年までに特別施設の病床数を現在の倍にあたる600万床
まで増やすとしているが、それも現在の不足分を補うだけでしかない。
一方で、中国で国民皆保険・皆年金制度が実施されるようになったのは
つい最近で、地方部人口の3分の2は年金を受けていない。
中国は一人っ子政策をやめるべきなのか、
それともせめて緩和すべきなのか。
「もちろんだ。生殖権は人権のひとつ。夫婦が何人子どもを持つかは
政府とは無関係のことだ」と人口学者のHe Yafu氏は主張する。
世界的に見て、中流家庭では核家族化が進んでいることから、
「中国で一人っ子政策が緩和されても、多すぎるほど子どもを
ほしがる夫婦はそんなにいないと思う」と言う。
他方で前月、一人っ子政策の緩和を決定した
広東(Guangdong)省のような動きもある。
中国で最も人口の多い同省では今後5年間、
この決定に「大きな変更は加えない」と宣言している。
(c)AFP/Pascale TROUILLAUD



コメントです

中国一人っ子政策の話題です。
知人の中国人から聞いた話では、
中国(特に都市部)国内では、

2人目以上のこどもを持つことが、
現在、一番自慢できること、だそうです。


posted by salsaseoul at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・台湾
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