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2012年07月20日

「時効」胆管がん4遺族が労災申請…大阪

「時効」胆管がん4遺族が労災申請…大阪
読売新聞 (2012年7月19日
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大阪市内の校正印刷会社で胆管がん発症者が相次いだ問題で、
死亡した元従業員らのうち、通常の労災申請の時効である
「死後5年」が経過した4人の遺族が19日、大阪中央労働
基準監督署に労災を申請した。申請後に記者会見した遺族らは、
今回の問題が発覚した後も、一切説明をしていない同社の
姿勢について、「人の命を何だと思っているのか」と強く反発し、
国にも早急な真相究明を求めた。

労災申請をしたのは、2000〜06年に亡くなった男性4人
(27〜41歳)の父母や妻ら。労災の時効は通常、死亡翌日から
5年とされているが、今回の問題では、厚生労働省が
時効凍結の方針を示している。

申請を終えた遺族らは、同市中央区内で記者会見。2000年に
31歳で亡くなった男性の妻(39)は、「夫の死後、私の時間は
止まったままです」と心情を吐露した。妻自身もかつて、
事務員として同社に勤め、男性とは職場結婚だった。

同社を巡っては、換気不十分な地下作業場で、発症原因と
疑われる化学物質を含んだ洗浄剤を使い、作業が行われて
いたとされる。妻は、同社社長がこの作業場について
「うちの空調は西日本一だ」と誇らしげに語っていたこと
をはっきり覚えている、と証言。

さらに、社長はよく「社員は家族」と言い、幼い頃に
父親を亡くした男性にも「俺を本当のおやじだと思え」と
話していたという。
妻は「夫は本当に社長を信頼し、余命を宣告された後も
『社長に会いたい』と言ったほど。
どうか自ら出てきて事情を説明して」と涙ながらに訴えた。

同社では13人が胆管がんを発症し、7人が死亡。
06年に37歳で亡くなった男性の姉(44)によると、
入院中、同じ病気の若い同僚が見舞いに訪れ、
「きっと良くなるから頑張って」と励ましてくれたが、間もなく
その同僚が死亡。男性は、ショックで泣き続けたという。

姉は「弟は、次は自分だと思い、つらかっただろう。
若い人がこんなに多く発症したのが偶然とは思えない。
職場環境を改善していれば、犠牲は防げたはず」と指摘し、
国には「事実を徹底的に調べて」と訴えた。

また、04年に41歳で亡くなった男性の妻(51)は
今回の労災申請の理由について、「第二、第三の
私たちを作らないためにも、真実を明らかにして
ほしいと思った」と述べた。


コメントです

胆管がんの労災申請についての話題です。
文中にもあるように、労災申請による
救済はもちろん、今後の問題提起として
今回の申請がきっかけになっていけば
いいですね。



posted by salsaseoul at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・社会
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