home003.gif

2012年07月02日

再生エネルギー買い取り7月1日スタート 発電事業に企業参入相次ぐ

再生エネルギー買い取り7月1日スタート
発電事業に企業参入相次ぐ

SANKEI BIZ 2012年7月1日
bsg1206300503008-p1.jpg
茨城県神栖市にある風力発電所(ブルームバーグ)

太陽光や風力などで発電した電力を電力会社が買い取る再生可能
エネルギーの全量買い取り制度が7月1日、スタートする。
買い取り価格が高めに設定されたことで、企業の発電事業への
参入が相次いでいる。経済産業省が買い取り対象として
認定した大規模太陽光発電所(メガソーラー)、風力発電などの
発電容量は28日時点で計約4万1600キロワットに上り、
今年度は原発2基分相当の250万キロワットにのぼると試算している。

1キロW時当たりの買い取り価格と期間は太陽光が42円で20年間、
発電容量20キロワット以上の風力が23.1円で20年間、
1万5000キロワット以上の地熱が27.3円で15年間−など。
経産省がすでに認定した施設は全国で計44件で、今年度中に
再生エネ発電容量は現在の計約1950万キロワットから
約2200万キロワットに拡大する見通しだ。

「太陽光発電の普及に向けた歴史的な転換点になる」。
太陽光発電協会の片山幹雄代表理事(シャープ会長)は
29日の会見で、買い取り制度をこう評価した。同協会では、
太陽光発電の累計発電容量は2010年度で350万キロワット
だが、30年度には1億キロワットに拡大、国内電力消費量の
10%を賄うと予測する。

実際、太陽光発電への参入事業者は相次いでいる。
ローソンは29日、14年2月末までに全国の2000店で
導入すると発表したほか、ヤマダ電機も来年3月までに
約300店の店舗の屋上に設置する方針だ。
太陽電池メーカーでも京セラとシャープはそれぞれ鹿児島県や
栃木県などでメガソーラーを自ら建設、発電から売電まで
手がける事業に乗り出す。太陽電池価格の価格下落に
よる収益悪化を発電事業で取り戻したい考え。

三井化学は三井物産などと共同で、出力5万キロワットの
メガソーラーに加え、6000キロワットの風力発電も建設する。
ただ、風力発電は風況などの事前調査が必要なため、
太陽光と比べて出足は遅いようだ。

地熱発電の計画も動き出している。国立・国定公園内での
建設を条件付きで認める政府の規制が緩和されたためだ。
出光興産や三菱商事などの9社連合が福島県で開発調査の
意見交換を開始。北海道でも丸紅や石油資源開発がそれぞれ
地元合意を前提に調査を検討している。天候に左右される
太陽光や風力に比べ地熱は稼働率が7割と高く、安定電源に
期待されるだけに、これまでの海外でのノウハウを国内市場でも
生かしたい考え。ただ、買い取り費用を電気料金に転嫁する
「賦課金」(サーチャージ)は毎年度見直す方針。加えて、
再生エネの発電設備が急増し電気料金が大きく上昇すれば、
買い取り価格そのものも見直す可能性もあり、発電事業の
リスク要因となることもありそうだ。

■再生可能エネルギー事業を展開する主な企業

 ソフトバンク     7月1日から京都府と群馬県で
             メガソーラー稼働

 ローソン       2014年2月末までに全国の店舗
             2000店で太陽光発電導入

 ヤマダ電機     来年3月までに約300店舗に
             300億円を投資し太陽光発電設置

 森トラスト      福島県のゴルフ場に40億円を投資し
             1万キロワット規模のメガソーラー建設

 ミサワホーム    自社施工の戸建て住宅や賃貸住宅の屋根を
             借り太陽光パネルを設置して売電事業を検討

 日本製紙グループ本社    木質チップや廃材などを利用して
                   バイオマス発電

 三井化学      三井物産や東芝など6社と共同で愛知県
             田原市に出力5万キロワットのメガソーラーと
             6000キロワットの風力発電所を建設

 出光興産      三菱商事、住友商事など8社と共同で
             福島県に地熱発電所建設を検討



コメントです
生エネルギーの買い取り制度が、7月1日に
スタートした話題です。
この制度、エネルギーの確保を火力・原子力発電
だけに頼らないという点では肯定できますが、
電力会社の買い取り価格が高いため、結果的に
電力会社は買い取り費用を電気料金に上乗せし、
実質、多くの家庭では負担が増します。
そうなると、いったい誰が利益を上げ、そして
誰が増えた負担を背負うことになるのでしょうか?
本来の目的である再生エネルギーの活用
注意が集中しすぎて、他のつじつまが合わない
問題点がうまく隠蔽されているような記がします。



posted by salsaseoul at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・政治 経済
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/56814554
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック