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2011年11月30日

大坂 ダブル選挙の結果をどう見るか

大坂 ダブル選挙の結果をどう見るか
読売新聞 11月 29日

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知事、大阪市長のダブル選は、「大阪都構想」を掲げた
地域政党・大阪維新の会が勝利した。同会幹事長の
松井一郎・新知事は28日、府政の課題などについて
府幹部と協議。同会代表の橋下徹氏は来月19日、
市長に就任する。大阪版で10月下旬から11月初めに
かけて連載した「聞く!大阪のカタチ」で、大阪の自治体の
あり方について質問に答えてもらった同会政策特別顧問の
上山信一・慶応大教授(公共経営論)と、都構想に反対す
る森裕之・立命館大教授(地方財政論)に、選挙結果を
どのように受け止めるか聞いた。(南省至)
◆上山信一 慶応大教授 実績評価 変革への期待◆

大阪維新の会がダブル選に圧勝したのは、橋下氏や維新が
これまでに達成した実績が、有権者から評価されたからだと思う。
知事時代の橋下氏は、府の危機的財政状況の中、
施設の統廃合や補助金削減を進め、財政を赤字から
脱却させた。私立高校の授業料無償化などの教育改革に
も取り組んだ。維新も、府議会で議員定数削減や
報酬カットを実行した。

大阪市役所を変えてほしいという有権者の期待も
大きかった。常識外れの職員厚遇問題があれだけ
問題になってもまだ、職員の不祥事が続いている。
これまで投票に行かなかった若者らが、橋下氏や
維新なら改革する力があると冷静に判断した。橋下氏の
個人的な人気だけでは、ここまで投票率は上がらないだろう。

都構想については、大きな変革の方向性については
信任されたと考えている。都構想の実現に向け、早期に
府と大阪市の統合本部を立ち上げることになる。
水道事業や市営地下鉄の民営化、ごみ処理、病院、
大学、文化施設などの広域にわたる事業のあり方は、
この統合本部で議論していく。

大阪市役所については、外郭団体への補助金削減や
職員の人事・給与制度の見直しを急がなければならない。
ただ、市議会は府議会と違って維新は過半数に届いていない。
橋下新市長が各会派の理解を得ながら進めていくだろう。

橋下新市長、松井新知事には、十分な実績を背景に、
今まで通りに自信を持って改革に取り組んでほしい。

◆森 裕之 立命館大教授 現状に不満 強さ求めた◆

選挙結果は現状に不満を持つ市民、府民が多かったことを
示している。首相が次々と代わるなど国政の混乱もあり、

強い政治家像を橋下氏に求めたのだろう。職員の不祥事が
後を絶たない大阪市役所への不信感も影響したと思う。

ただ、有権者が都構想を理解した上で、投票したかは疑問だ。
正確な説明がされていないからだ。橋下氏は「市役所を
ぶっつぶす」と言うが、都になるということは、市役所が
なくなるだけではなく、大阪市という行政区域、つまり、
歴史的な大都市である社会が消えることだ。
市民はその1票で、自らが住む都市を歴史から
消してしまう重みをわかっていただろうか。

維新はこのままでは大阪が沈没すると脅すが、都になれば
なぜ経済成長するのかも不明だ。現在は日本全体が
過去に経験したことのない危機にあり、環境・エネルギー、
福祉、医療、防災など社会の新しいあり方を作り上げる
ために、産業構造の転換や市民活動の活性化を推進
しなければいけないときだ。大都市にはそれを先導する
役割があるが、都になったからといってできるとは思えない。
世界に影響を与えるような凛(りん)とした都市になるには、
持続可能な社会を目指すことができる若い人々を
たくさん育てなければならない。

選挙結果をもって都構想が信任されたとして、突き進むのは
乱暴だ。市民、府民に内容を正しく、丁寧に説明するとともに、
声を上げる力のない住民の意見もすくい上げることが必要だ。


◆知事選、大阪市長選の投票率の推移 両選挙とも
過去最高は1951年で、知事選73.5%、市長選71.98%。

知事選はその後、50〜60%台程度で推移したが、
無党派知事として人気があった横山ノック氏が
強制わいせつ事件で任期途中で辞職し、統一地方選と
別の日程で行われた2000年以降、40%台が続いた。
過去最低は、04年の40.49%。今回の52.88%は
戦後18回の選挙で13番目に高い。

市長選は、現職市長の死去で統一選と別の日程になった
71年12月以降、30〜40%台に低迷。95年に過去最低の
28.45%を記録した。共産党以外の主要政党による
相乗り体制が崩れた前回選の07年に43.61%になり、
今回さらに17.31ポイント上昇。60.92%は
戦後19回の選挙で5番目の高さ。



コメントです。
今週は週明けから大坂のダブル選挙の結果、
そして今後の動向などの話題一色ですが、
ここでもそれに関連する記事を掲載しました。



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posted by salsaseoul at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・政治 経済
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