毎日新聞 9月28日(水)23時9分配信
東京都は28日、東日本大震災により発生した被災地の
廃棄物を都内で処理すると発表した。東北地方以外で
震災廃棄物を処理するのは初めて。
10月から2年半をかけて約50万トンの受け入れを予定している。
計画ではまず、岩手県宮古市の仮置き場にある混合廃棄物
計1000トンについて、10月から鉄道で東京への搬出を始める。
都によると、受け入れるのは、放射線量が環境省の災害廃棄物の
広域処理にかかるガイドラインを下回った廃棄物に限る。
岩手県が宮古清掃センターで測定したところ、焼却灰、排ガスともに
この基準を下回っている。
今後、宮城県で発生した廃棄物も都内の施設で処理する方針。
◇岩手県が打診
14年3月末までに災害廃棄物の処理を終えるという国の
指針を受け、岩手県は8月末に、具体的な処理方法などを
示した「県災害廃棄物処理詳細計画」を策定。
計画によると、震災により県内沿岸部で発生した
災害廃棄物は約435万3000トンに上り、県内施設だけだと
処理能力は1日当たり約800トン足りない。
このため県は環境省を通じ、県外の自治体にも災害廃棄物の
受け入れを打診していた。【宮崎隆】
◇被災地の復興に大きな足がかり…岩手知事が評価
都と環境省の支援で都道府県間の本格的な広域処理の第1号が
実現することになったことについて、岩手県の達増拓也知事は
「放射能の風評により広域処理が停滞している中、英断をもって、
処理の引き受けに取り組まれることは、被災地の復興に向けて
非常に大きな足がかりとなる」として感謝の意を表明するとともに
「都の取り組みが契機となり、その他の地域での受け入れが
進んでいくことを大いに期待している」とのコメントを発表した。
◇「慎重に協議」宮城県
宮城県廃棄物対策課の担当者は28日夜、「がれきの搬出先に
ついて複数の自治体とまだ協議の最中」と説明した。
同県は県外搬出に向けて、がれきの放射能のサンプル検査を
来月にも始める予定で「相手のある話なので安心を担保し、
慎重に協議を進めたい」と話した。【宇多川はるか】
コメントです。
ずいぶんと思い切った決定ですね。
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