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2011年08月26日

リビアで石油利権争いが活発化

リビアで石油利権争いが活発化
産経新聞 8月25日(木)
【カイロ=佐藤貴生】ロイター通信などによると、
カダフィ政権期の石油開発では仏トタルやオーストリア
のOMVなど欧州勢の活動が目立った。
なかでも最大の生産シェアを有していたイタリアの
ENIは22日、各国企業に先駆けて社員をリビア東部の
拠点に派遣操業再開に向けて損失状況の調査を始めた。
フラティニ伊外相は、「施設はイタリア人が建設した。
ENIは将来、トップの座を占める」と語った。
ベルルスコーニ首相がカダフィ氏と親しい関係にあった
イタリアは今年2月、ベンガジで反政府運動が起きた後、
その支持表明に後れを取った経緯がある。
同首相は25日、国民評議会のジブリル暫定首相と会談し、
リビアの資産のうち3・5億ユーロ(約390億円)の凍結を
解除する用意があると表明した。政権移行後をにらんで
友好関係を確保する狙いもありそうだ。
一方、ベンガジに拠点があり、国民評議会が支配する
「アラビア湾石油会社」(AGOCO)の幹部は、
「伊、仏、英など欧米企業との間には問題はない。
が、ロシアや中国、ブラジルなどとは政治的な問題が
あるかもしれない」と述べ、カダフィ政権寄りの姿勢を
示してきた国々とのビジネスがこじれる可能性を示唆した。
ガスプロム・ネフチやタトネフチなどのロシア企業は、
10億ドル(約770億円)相当のプロジェクトをリビア国内で
展開してきたが、「北大西洋条約機構(NATO)がリビアでの
ビジネス参入を許さないだろうから、私たちの企業はすべてを失う」
(露・リビアビジネス評議会)といった悲観論も出ている。
リビアの石油確認埋蔵量(443億バレル)は世界8位だが、
日産160万バレルあった石油生産量は5万バレルまで激減した。
石油生産が順調に回復するかは、海外資産の凍結解除など
国際社会の動向による部分が大きく、不透明な点もある。
資金難が続いて復興が遅れれば、新政権への移行プロセスにも
影響する可能性がある。

関連記事です。
産油量わずか2%、リビア情勢に原油市場が揺れる理由

【3月28日 AFP】産油国リビアで1か月にわたって続く情勢不安
により、世界の原油市場に張り詰めた空気が満ちている。
高品質なリビアの「スイート原油」は、情勢悪化で産出が
ほぼ止まった。
最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐が
抗戦の構えを崩さず、反体制派との戦闘が激化するなか、
リビアでの産油再開は当分先になるとみられる。
こうした中、石油業界は代替品を求めて、世界各地で
新たな産油国を探し回っている。
■世界市場のわずか2%・・・だが高品質
数字の上では、リビアの産油量は日量170万バレルで
世界需要のわずか2%に過ぎない。しかも産油大国の
サウジアラビアはすでに、この不足分を補うため増産を始めている。
だが、原油市場が懸念するのは、量ではなく、質の面だ。
リビアの低硫黄のスイート原油は、石油への精製が非常
に容易なのだ。一方、サウジアラビアの原油の大半は
質の面で劣るぶん、精製も困難になる。
リビアほどの高品質原油を産出する油田を探すのは、
たやすいことではない。条件に合致する油田はごく一握りだけ。
原油市場の分析や情報提供を行う「IHS CERA」の
原油アナリストは、品質の面でリビアに匹敵する油田を
持つ国として、アルジェリア、アンゴラ、ナイジェリアを挙げた。
この3か国における原油需要は、リビア危機の勃発以来
高まる一方で、価格も高騰している。
■石油精製のピーク近づく、さらに高騰も
現在のところ、各精油所は備蓄分を精製に回していたため、
原油不足は問題化していなかった。だが、いずれは精製の
より難しい原油を調達してやりくりするか、高品質な原油を
高値で調達するかを選ばざるを得なくなる。
米エネルギー省エネルギー情報局
Energy Information AdministrationEIA)では、
リビア危機が長期化すれば「夏のガソリン需要ピークに備えた
増産時期とぶつかることになる」と警戒を強めている。
いずれにしろ、精製コストの上昇は避けられない公算が高く、
その影響は大きな者になるだろう。
リビア東部ベンガジ(Benghazi)で2月半ばに反体制デモが
発生して以来、世界の原油価格は1バレルあたり15〜20ドル
(約1200〜1600円)上昇している。(c)AFP/Andrew Beatty


コメントです。
リビアの政権崩壊の話題です。
懸念していたとおり、石油利権の
争奪戦が水面下ではとっくに
始まっているようです。
まるで、倒産した会社に群がる
「整理屋」のようですね。

 


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posted by salsaseoul at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカ
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