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2011年08月17日

<続報>市民の抗議で閉鎖決まった化学工場が平常通り操業=市の命令無視か―遼寧省大連市

<続報>市民の抗議で閉鎖決まった化学工場が平常通り操業
市の命令無視か―遼寧省大連市

Record China 8月16日(火)
2011年8月15日、中国・遼寧省大連市で市民ら
約1万2000人が石油化学工場の閉鎖を求めてデモを
起こした問題で、市側が閉鎖を承諾したにも関わらず、
工場がこれを無視する形で平常通りの操業を続けていることが
分かった。米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が伝えた。
市民が閉鎖を求めているのはポリエステルなど化学繊維の
原料となるパラキシレン(PX)を生産している石油化学工場
「大連福佳化工廠」。台風の影響で防波堤が決壊したことで
有害物質の流出を心配した市民らが14日、大規模なデモを起こした。
大連市のトップである唐軍(タン・ジュン)市委書記が工場の
即時操業停止と撤去を発表し、デモは一旦収束したが、
ロイター通信によると、15日の月曜日も工場は平常通り
操業を続けた。唐書記の操業停止命令を無視した形。
一方で福佳化工廠が遼寧省の高額納税企業であるため、
閉鎖により同省の財政が困窮するのではと懸念する声も
上がっている。このほか、デモの鎮圧にあたり、警官隊が
市民に向け催涙弾を発射したほか、警官が学生20人以上を
棍棒で殴り、ケガをさせたとの情報もある。(翻訳・編集/NN)


関連記事です。
大連「化工大躍進」の限界、住民デモで明らかに―中国メディア
遼寧省大連市で14日、有毒物質流出による化学工場操業停止と
移転を求める住民デモが発生した。当局は直ちに操業停止と
移転を決定したが、移転の道のりは厳しそうだ。
鳳凰網は同市の工業発展計画を「化工大躍進」と形容、
問題点を指摘した。
港湾都市、大連は近年「大大連」「産業強市、工業先行」を
スローガンに工業都市化を進めた。
2004年に「大連市旧工業基地振興計画綱要」を発表、
10年かけて全国最大の石油加工、石油化学製品の
高付加価値加工基地を建設する計画を打ち出した。
計画に伴い、面積わずか5.84平方キロメートルの大孤臨港
工業地域に化学工業企業が大挙して押し寄せた。
今回問題となった福佳大化石油加工公司もそのうちの1つだ。
本来造船産業パークとなる予定だった同工業地域は、
化学工業企業の大挙によって地上の配置とともに、
地下の輸送管も乱れ、安全リスクが高まっていった。
中国社会科学院工業経済研究所の専門家は、
「大孤山臨港工業地域のむちゃな配置は、大連市の
盲目的な工業基地建設の縮図にすぎない」と指摘。
大事故が起こる前に住民デモが発生したのは
「以前から兆候ともいえる事故が何度も発生していて、
隠された問題がすでに臨界点に達したため」と分析した。
現地関係者によれば、移転先選択の難しさ、コストの高さ、
既存産業チェーンの崩壊などで工場移転は非現実的という。
一企業だけではなく地域産業に関わる大問題の結論を
短時間で出した大連市は、今後苦渋の選択を迫られそうだ。
(編集担当:柳川俊之)

関連記事です。 A

大連市、住民デモで化学工場移転即決はパフォーマンスか?
遼寧省大連市で14日、汚染物質流出の危険があるとして
化学工場移転を求めるデモが発生し、同市政府は直ちに
操業停止と移転を決定した。鳳凰網は16日、化学工業の
「大躍進」で成長した同市が工場を手放すことは不可能、
とする評論を掲載した。

8日、台風の影響により同市内にある福佳大化石油化工公司
工場付近の防波堤が決壊、有毒物質が近隣に漏れ出す
危険性が高まった。14日には付近住民がデモを起こし、
市政府は同日午後に操業停止と移転の決定を下した。

騒動は15日になってトーンダウンしたようだ。同市のプレス
発表関係者が「移転先は大連北部の長興島」と語ったと
伝えるとともに、「移転先がどこに決まっても、大連から
出ることはないし、短期間に移転が実現する可能性も低い」
という業界関係者のコメントを紹介した。

福佳大化の工場がある「大孤山臨港工業地域」付近には、
同様の化学工業企業が林立している。
現地関係者の話によると、福佳同様に多くの企業が
安全面に関して深刻なリスクを
抱えているという。

「福佳が移転してしまったら、他の企業も移転することになる。
しかし、大連には条件を満たす移転先は少ない。しかも、
現地政府はこれらの高額納税者たちを手放すことはありえない」

住民運動を受け入れる結論を、異例とも言える速さで下した
同市トップだが、単なるパフォーマンスにすぎなかったのか。
本当の結論は、具体的な移転作業が始まった段階で
明らかになりそうだ。(編集担当:柳川俊之)


コメントです

大連で市民によるデモによって
化学工場移転が決定された
ようですが、実はそれが口先だけの
約束だった可能性があります。
確かに、最近は世界各地で
民意が声を上げている光景を
よく目にします。
そして、その声はけっして
無視できない規模に広がり、
当局はなんらかの対応を
求められるわけですが、
現実問題として、今回の記事を
例にとれば、現在稼働中の
大規模工場をいきなり閉鎖するなど
無理です。
ですが、実際には人々が現状に
疑問を感じて、それらがデモなどの
主張行為に発展している。
つまり、どちらの言い分が正しいかを
判断するかは、かなり困難なことです。
まったく、難しい選択肢ですね。



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posted by salsaseoul at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・台湾
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