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2011年08月14日

英国暴動の背景にギャングの存在

英国暴動の背景にギャングの存在
TBS系(JNN) 8月13日(土)
イギリスで広がった若者たちの暴動では少年が大量に逮捕され、
10代前半の子供も含まれていました。その背景に見え隠れするのは、
「ギャング」と呼ばれる若者たちの存在です。
「暴力行為の中心にストリートギャングの存在があります」
(イギリス キャメロン首相、11日)
11日、暴動を受けて緊急招集されたイギリス議会で、
キャメロン首相は“ギャング”と呼ばれる若者たちに言及しました。
略奪行為や警察への襲撃に組織的に関わっていた証拠が
あるといいます。
「ここは暴動が起きた場所の近くです。ギャングと呼ばれる
若者は、こうした低所得者向けの公営住宅に多く住んでいると
言われています」(記者)
8日に暴動が発生したロンドン東部・ハックニーの近く、
低所得者住宅が立ち並ぶエリアで、最近までギャングだったと
いう21歳の若者2人と待ち合わせました。
「おやじは家にいなかった。いても俺や母さんを殴ってばかりだった。
(父親は)6歳の俺に銃を見せ、目の前で人を刺すこともあった。
14歳のころには銃とナイフが遊び道具だったよ。
暴力が全てだったんだ」(元ギャング)
ギャングの多くは崩壊した家庭の出身です。この地域では、
10代の母親が1人で子どもを産み、育てることも多く、
こうした子どもがギャングになることが多いといいます。
今回の暴動では、イギリス各地で少年が大勢逮捕され、
11歳や12歳という子どもの逮捕者も相次いでいます。
「年上のギャングは子どもたちを高額な商品がある店に送り込むんだ」
「年上のギャングの注意をひいて自分を気に入ってもらいたいんだ。
父親代わりの年上の男性に受け入れてもらいたいんだ」(元ギャング)
イギリスでは若者の5人に1人が失業中です。さらに政府の
歳出削減策によって、低所得の家庭に支払われていた教育手当
なども削られ、地域の若者には閉塞感が漂っているといいます。
「愛情も受けず、父親もいない中で、子どもたちはもがいてるんだ。
なのに政府は金とビジネスのことばかりだよ」(元ギャング)
急速に拡大した暴動はイギリス社会の根深い問題を
浮き彫りにしています。


関連記事です。
イギリスの暴動の本質
イギリスで警察官による住民射殺事件を契機にロンドンを
含む各地で若者の暴動が勃発し、世界中にその衝撃的画像が
伝わっています。商店からの略奪、放火に警察への扇動など
一週間以上たった今でもこの興奮から覚めやらぬ気配です。
今回の事件が北アフリカや中東の民主化運動と同様の
広がり方をしたというのは一つ、着目すべきでしょう。
北アフリカがツィッターでその広がりをみせたのに対し、
イギリスはブラックベリーのメッセンジャーでした。
若者の孤立化とともにメールなどで広く薄いつながりを
頼りにしている世界の若者の実態をそのまま反映しています。
一方でこの事件を見ていてバンクーバーで今年6月、
地元カナックスがNHLのスタンレーカップ杯に最後の最後で
負けた際の大暴動とそっくり同じ構図だと思った人も多いの
ではないかと思います。あの時もバンクーバーのダウンタウンで
車が焼かれ、商店のガラスは割られ、略奪されました。
が、もっと恐ろしいのは悪びれたところがなく、制止する人も
少なく、むしろ、興味津々と見ていた人が多かった気がします。
イギリスの暴動の伏線は若年層の高い失業率と昨今の
緊縮財政であると解説されています。イギリスは昔から
若年失業率が比較的高く若者は常にフラストレーションを
ためる傾向にありました。ところが、バンクーバーで暴動が
起きたのはカナックスの負けを起因として爆薬に火が
ついたということだったと理解しています。とすれば、イギリスの
暴動が起きた原因を失業やソーシャルセキュリティに求めるのは
最も聞こえの良い答えでありますが、本質は違う気がします。
僕は若者と「大人」の間に大きなジェネレーションギャップが
生じ始めたことでギクシャクした社会形成を作り出し、まるで
巨大地震が起きるときと同じ様にたまったエネルギーが一気に
発散されるのだと見ています。では、ジェネレーションギャップとは
何なのでしょうか?
僕は普通に営める者とそれ以外の者とのギャップが大きく
なったことがあると見ています。欧米では通常、資本家と
労働者が階級として考えられますが、僕は労働者階級のうち、
労働階級から滑り落ちたグループが存在し始めていると
みています。何故滑り落ちてしまうのでしょうか?
ここバンクーバーで仕事をゲットするのは簡単ではありません。
そしてようやくゲットした仕事も期待とまるで相違し、
短期間で退職する若者も多いようです。その上、退職する際に
綺麗な辞め方をしないこともあり、結果としてリファレンス
にキズがつき、その後の就職が困難になるというケース
だってあるでしょう。僕も仕事で下請けの作業員がひどい
言葉でののしって辞めていくシーンを何度も見ています。
また仕事をゲットしていても雇用主とうまくいかず、不満を
抱えたまま日々を過ごしている若者も多いのではないでしょうか?
さらに移民の国としての共通の課題も考えられます。
カナダの場合、移民をするには優秀でカナダの国益に貢献
できることをその条件としています。が、結果として求職者の
質を上げることになり、高いハードルの結果、脱落したローカル
求職者の不満という構図も考えられるでしょう。
更には移民者やその家族でもカナダやイギリスにうまく順応できず、
苦労しているケースはいくらでもあるでしょう。
では今までは滑り落ちることのなかった労働者階級から
何故滑り落ちることが生じたのでしょう?僕は若者が本当の
コミュニケーションをとることを止めたことで人間としての行動が
浅はかになったとみています。いまや、若者はやり取りをE-mail
ではなく、ツィッターの様なショートテキストやメッセンジャーに
頼ります。そこでは実に表層的な薄っぺらなやり取りしかないのです。
思慮の欠如というのが一番いいでしょう。結果として行動が
動物的になるのです。「暴動しよう」「火をつけろ!」
「ガラスを割れー」「商品を盗もう」。これだけで行動に移すのです。
では日本では起きないのでしょうか?
日本でもイギリスの暴動を受けてテキストメッセージで
その動きがあったようです。そして、千代田区に20人ぐらい
集まったものの「投石の譲り合い」をしているうちに職質にあい、
パッと散ってしまったということです。
日本にはパッションすらないのです。
ただ、僕は日本では別の形で弊害が生じていると
思っています。日本は移民が少なく、国内競争にとどまって
いるように見えますが、実態は企業が外国人労働者を
採用し続けているので失業という「同様の問題発生の根」は
既に発生しつつあると考えています。では、暴動が起きるかと
いうと日本人の性格からすると起こりにくい。
ですが、単独犯による奇怪な事件に繋がる要素は大いに
ありえると思っています。
北アフリカでも政権を倒すまでは出来ました。でも僕には
そちらも同じ、動物的触発行動だったと感じています。
事実それらの国ではどこも新政権による新しい枠組みが
きちんと立ち上がっていません。
最近はショートメッセージを使って選挙活動をする動きも
ありますが、僕はそれほど危険な行為はないと見ています。
人間は議論することで知能をつけました。古代ギリシャや
ローマでは議論が全てでした。いま、ショートメッセージで
わずかな言葉で結果だけ追い求めるようになった事で
人類の英知が低下しつつあるということに気がついて
もらいたいと思います。


コメントです

現在、ロンドンで起きている暴動騒動に
ついての記事です。


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posted by salsaseoul at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 英国
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