一般市民にまで大流行―北朝鮮
Record China 6月19日(日)12時13分
2011年6月17日、新浪網は北朝鮮の携帯電話ブームについて
報じた。以下はその抄訳。
米RFAの報道によると、今、平壌では携帯電話が大ブームと
なっている。朝鮮労働党幹部ばかりか、一般市民まで携帯を
持っている光景があちらこちあらで見られるのだとか。
北朝鮮での携帯電話価格は300ドル(約2万4000円)弱が相場。
さらに毎月2850北朝鮮ウォン(約70円)程度の基本料金
(通話200分、携帯メール20通の費用込み)。
よく知られているとおり、北朝鮮国民は決して豊かではないが、
そのわずかな収入からどうにか用立てて携帯電話を買っているという。
関係者によると、携帯電話は「富の象徴」であり、
また大事な商売道具だという。貿易関連で生計を立てている人には
必須アイテムだ。また若者たちの間でも人気で、カメラ機能、
音楽機能、動画機能などを楽しんでいる。
北朝鮮の携帯電話ユーザー数は3月末時点で53万5000人以上。
その後も爆発的な成長を続けている。(翻訳・編集/KT)
関連記事です。
北朝鮮が携帯電話の摘発強化、権力継承と反政府デモ警戒か
(CNN) 金正日(キム・ジョンイル)総書記から
息子の正恩(ジョンウン)氏への権力継承プロセスに
あるとみられる北朝鮮で、携帯電話の摘発が強化されている。
各国のメディアが伝えた北朝鮮の携帯電話事情をまとめた。
北朝鮮では密輸された携帯電話が主に近隣国の電波を
受信できる国境付近で使われ、こうした携帯電話経由で
伝わるニュースが過去10年の間に増加していた。
禁止されている無許可の携帯電話を入手して使っている住民も多い。
しかし報道によると、当局はこうした無許可の携帯電話摘発に
力を入れ始めたという。英字紙チャイナポストは先週、
ロシアと中国に国境を接する地域で警察が住民に対して自発的な
携帯電話の提出を促し始め、提出しない住民は罰せられると報じた。
その背景は金総書記から正恩氏への権力継承があるとみられるが、
それだけではなさそうだ。
携帯電話情報サイトの「Mobiledia」は複数の筋の話として、
北朝鮮は中東で抗議デモが広がったことを受け、これまで
以上に情報の流れを制限していると伝えた。
韓国の英字紙コリアヘラルドによると、北朝鮮はリビアで
働いていた200人以上に対し、帰国禁止命令を出したという。
これは反政府デモのニュースが広まることを恐れたためとみられる。
数カ月前には、外国からの訪問者向けに提供していた
携帯電話レンタルサービスも中止になったという。
携帯電話だけでなく、コンピューターやUSBメモリー、
MP3プレーヤーなど情報を保存できる端末の台数を報告
するよう家庭や団体に命じたとの報道もある。
米パソコン情報サイトのPCワールドによると、北朝鮮で
携帯電話会社の「Koryolink」に加入して合法的に
携帯電話を使っている加入者は43万人以上と、
人口の約2%を占めている。音声通話とビデオ電話、メール、
3Gデータ通信などのサービスが平壌など14都市と22の
高速道路で利用できるが、国際電話をかけたり、
携帯電話からネットに接続したりすることはできないという。
ITワールドは昨年11月、北朝鮮当局が中国の国境付近で
携帯電話通信の監視に乗り出し、北朝鮮からの通信を
傍受すると、出所を突き止めていると伝えた。
携帯電話利用が見つかり、韓国に情報を提供したことを
認めた男性は、公開銃殺刑に処せられたという。
コメントです。
北朝鮮といえば、経済的に窮地にあるだけではなく、
徹底した情報統制によって国内では自由に情報を
得ることができない、といった印象がありますが、
今日の記事を読んで、本当にこれほど携帯電話が
普及しているのかと疑問に思いました。
記事の内容からすると、お金だけ工面すれば携帯電話が
持てるようですが、そんなに簡単に入手できるのでしょうか?
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