チュニジア女性警官が無実主張
ロイター 4月20日(水)14時47分配信

4月19日、中東騒乱の端緒となったチュニジアの焼身事件で、きっかけとなった
女性警官が無実を主張した。写真は、焼身自殺をした青年の写真を掲げて
抗議する市民ら。首都チュニスで1月撮影(2011年 ロイター/Zohra Bensemra)
[シディブジッド(チュニジア) 19日 ロイター]
中東における民主化運動の着火点となったチュニジアで19日、
デモの端緒となる男性の焼身事件のきっかけとなり、その後
拘束された女性警官が4カ月ぶりに釈放され、自分が男性の
焼身を引き起こしたのではないと訴えた。
この事件は
今年1月同国中部のシディブジッドで野菜を販売していた青年が、
女性警官に顔をたたかれたとして抗議の焼身自殺を図ったもの。
事件をきっかけに広がった反政府デモにより、同国のベンアリ前
大統領が失脚。デモはその後、エジプトに飛び火し、ムバラク大統領が
退陣に追い込まれたほか、リビアなど各国にも拡大している。
女性警官は、青年の母親による告訴取り下げを受けて釈放が決まった
法廷で、「私は無実で、殴ったりしていない」と主張。また弁護士は、
ベンアリ前大統領がデモ隊を懐柔するために拘束したとして、
女性警官がスケープゴートに仕立てられたと訴えた。
関連記事です。
「中東革命」発端の警官、無罪に
焼身青年平手打ち疑惑―チュニジア
時事通信 4月20日(水)15時45分配信
【カイロ時事】チュニジア人青年に暴力を振るい、中東各地に広がった反体制デモの発端となった焼身自殺のきっかけを
つくったとして拘束された女性警官、
ファディア・ハムディ被告(36)に対し、同国の裁判所は
19日、無罪を言い渡した。ロイター通信などが伝えた。
ハムディさんは昨年12月中旬、チュニジア中部シディブジドで
当局の許可を得ずに路上で青果類を販売していた青年に対し、
公衆の面前で平手打ちを加えるなど屈辱を与えた疑いで、
治安当局に身柄を拘束された。青年はハムディさんに
辱められたと受け止め、抗議の焼身自殺をしたとされる。
ハムディさん側は「平手打ちを加えた事実はなく、
警察官として無許可営業に対する取り締まりを
正当に行っただけだ」と訴えていた。
自殺した青年の遺族がハムディさんに対する告訴を
取り下げたことを受けて、裁判所は無罪放免とした。
コメントです。
中東で民主化に向けて大きなうねりを
引き起こしたこの出来事。
もう、今となっては現地では「取るに足らない」
ことのようですね。
ここでも掲載程度にとどめておきます。
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