home003.gif

2011年04月03日

子ども甲状腺被ばく 危険水準なし

子ども甲状腺被ばく 危険水準なし
4月3日16時15分

枝野官房長官は、午後の記者会見で、福島第一原子力
発電所の事故に関連して、周辺の市町村でゼロ歳から
15歳までの子ども900人を対象に甲状腺の被ばく
調査をした結果、危険な水準に達した子どもは1人も
いなかったことを明らかにしました。

この中で、枝野官房長官は、福島第一原子力発電所の
事故に関連して「放射線がお子さんに影響を与える
可能性は高いので、3回に分けて甲状腺被ばくの調査を

進めてきている」と、述べました。そのうえで、枝野長官は
「3月28日から30日に福島県川俣町と飯舘村で、合わせて
900人余りのゼロ歳から15歳までの調査を行ったが、
全員スクリーニングレベルを超えるものは認められなかった」と、
述べ、子どもの甲状腺の被ばく調査をした結果、危険な水準に
達した子どもは1人もいなかったことを明らかにしました。


関連記事です。

【SOS】「子供にヨード剤を!」
チェルノブイリ現地支援の菅谷昭医師

菅谷昭・松本市長が出演した。旧ソ連のチェルノブイリ
原発事故の医療支援活動でベラルーシに5年半いた医師だ。
それだけに、発言・提案には説得力がある。
<5年後、10年後にがん増える>
「早く閉じ込めてほしい。放射性物質が出ていれば、
毎日毎日、取り込みますから。政府は『いまはいい』というが、
チェルノブイリを見れば、がんが増えるのは明らか」
自らも帰国後「胃がんになって切ってます」という。
みのもんた・
「チェルノブイリでがんが出始めたのは?」
菅谷・「5年後です。
10年後がピーク
。日本政府も本腰を入れてほしい」

チェルノブイリでは、子どもたちが汚染されたミルクを
飲んでいた。
菅谷・「政府が公表しなかったですから。日本ではデータが
出てますから、汚染された食べ物、水はとらないように。
外部被曝より内部被曝の方が大きい。とくに乳児と妊産婦。
子どもは14歳以下はヨード剤を飲ませた方がいい」
高濃度汚染について諸葛宗男・東大特任教授は
「現在の環境汚染は、12、13、14日あたりに
原子炉内蒸気を逃した(ベント)ため。
原子炉の方は、まずは冷やすことでいま全力をあげているが、
汚染が高くて作業ができないでいる」と話す。
<「早くやらないといけない」>
厚労省は一昨日(2011年3月26日)、全国の水道事業者に
対して、雨が降った後は川などからの取水を減らすか停止する
ようにとの通知を出した。福島・川俣町で行った子どもの
被曝調査では、甲状腺から微量の放射線量が測定された。
健康には影響なしというが、菅谷市長は「ベータ線が出てる
わけだから、DNAにキズがついて将来がんの可能性がある。
決して煽るわけじゃないが、そこまで考えておかないといけない」
という。
<土壌汚染も進む。>
菅谷・「だから、とにかく早くやらないといけない」
ここで、子どもへのヨード剤投与をめぐって言い合いになった。
杉尾秀哉・(TBSテレビ報道局解説・専門記者室長)
「政府は配るといってるが、自治体はもう先回りして配ってる」
諸葛・「法律で、大人は100、 子どもは50ミリシーベルトを
超えた時にヨード剤を配布するとなっている。
いまは まだそれに達していない」
菅谷・「細胞レベルでは量は少なくても影響は受ける。私は予防的に
飲ませた方が安心できると思う」
諸葛・「効果は限られている。タイミングがある」
副作用もあるし、理屈では諸葛が正しいのだろうが、
医師としての菅谷の現場感覚も貴重だ。
菅谷・「チェルノブイリのあと、隣のポーランドでは子ども
1000万人の9割に、大人700万人にヨード剤を配った。
後で見ると、ポーランドでは子どもに甲状腺がんは出ていない。
政府の判断です」
コメントです。
まだ、福島原子力発電所で事故処理の終了が
いつになるかまったく見通しがつかないこの時期に、
変に不安をあおって扇動するつもりはありませんが、
それでも今回の調査結果の発表について安堵するのは
時期早々だと思いましたので、専門医師による
チェルノブイリでの現状を簡単にまとめた記事を
追記しました。


PR]After  glow Short story
[PR] ソウル! ソウル! ソウル!
[PR] シリーズ・サルサ ソウル発 あじさい文庫 公式紹介サイト
[PR]サルサソウル発・無 料ダウンロード 

[PR]ヴィンテージジャージ専門のVanves
[PR]プラスチック成型 山八化成工業所
posted by salsaseoul at 22:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 東日本大震災
この記事へのコメント
TB有難うございます。それはそれで、よかったと思います。ただチェルノブイリでも、内部被曝から数年後に発癌している訳で、上の調査がどこまで有効なのか疑問です。
Posted by TOCKA at 2011年04月03日 23:36
TOCKA さま。
コメントありがとうございました。
それから、貴重な記事を参考、転載させていただいて、どうもありがとうございました。
Posted by salsaseoul at 2011年04月04日 21:08
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/44126346
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック