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2011年01月19日

チュニジア:政権崩壊 アラブ諸国、波及懸念 強権体制、貧富の差共通

チュニジア:政権崩壊 アラブ諸国、波及懸念
強権体制、貧富の差共通

【カイロ和田浩明】北アフリカ・チュニジアのベンアリ
大統領(74)が14日、サウジアラビアに事実上亡命し、
23年間にわたった独裁体制が崩壊した。高失業率や
政治的抑圧に反発した国民による、昨年来の反政府デモの
高まりに抗しきれなくなった。民衆の怒りが権力者を引きずり
下ろすという、アラブ圏では極めて異例の事態だ。
専制的な体制で貧富の差が大きいのはアラブ諸国に
共通しているだけに、周辺国政府はチュニジア情勢の
展開に警戒感を強めている。

人口約1000万人のチュニジアは近年、歴史的に関係の
深い欧州諸国との貿易を強化して年率3〜5%の経済成長を
続けてきたが、富が大統領一族に集中する一方で、
年間8万人以上の大卒者のうち2万〜3万人は就職
できないなど「貧富の差への国民の怒りは鬱積していた」
(西側外交筋)。同国の表面的な「安定」は、政治的自由を

制限し、反体制派を抑圧する強大な警察力によって
維持されてきたのだ。

他のアラブ諸国も同じような社会構造を抱えている。

エジプトでは、ムバラク大統領が29年間にわたり強権体制を
維持。非常事態令下で野党勢力関係者らの恣意(しい)的な
拘束が行われ、国際人権団体が改善を勧告している。
複数政党制の選挙は行われているものの、国内外から
「民主的でなく透明性が低い」という批判もある。
経済は年率5〜7%で成長しているが、国民の約2割が
1日2ドル(約166円)以下で生活する貧困層で
若年失業率も高い。

周辺国では、リビアでも41年間、イエメンでも21年間に
わたり独裁政権が続く。王族が長期支配を続ける
サウジアラビアやモロッコでも、政府を批判する勢力への
弾圧や人権侵害が報告されている。

 ◇フェースブック通じてデモ拡大

チュニジアでの反政府デモは、インターネットの
交流サイト「フェースブック」や簡易ブログ「ツイッター」などを
通じて若者を中心に拡大したと言われる。フェースブックなどの
利用は他のアラブ諸国でも拡大しており、エジプトのユーザーは
フェースブックに「奇跡が起こった」と書き込んでチュニジアの
政変を歓迎した。各国の当局は、こうしたサービスが
政治活動に利用されることに神経をとがらせている。

エジプトでは昨春、賃上げを求める国営企業労働者などに
よる数百人規模のデモがカイロやアレクサンドリアで相次いだ。
王制のヨルダンでは今月14日、首都アンマンなど複数の
都市で失業や物価上昇に抗議する異例のデモが行われ、
数千人が参加した。カイロ大学のハッサン・ナファ教授
(政治学)は「エジプトも民主化を進めなければ、チュニジアと
同様の事態が起こりうる」と話す。

アラブ諸国のこうした専制的体制は、イスラム過激派を生む
要因の一つとの指摘もあり、米国のブッシュ前政権は
民主化を要求してエジプトなどに強い圧力をかけた。
しかし、オバマ米大統領は09年6月のカイロ演説で
「イスラム世界との対話」を打ち出し、民主化圧力は
実質的に低下している。


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posted by salsaseoul at 03:47| Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカ
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