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2010年03月14日

HIV感染者の入国禁止条項、中国政府が削除を検討

HIV感染者の入国禁止条項、中国政府が削除を検討

【北京=古谷浩一】エイズウイルス(HIV)に感染したオーストラリアの
著名作家が中国入国を拒否されたことをきっかけに、
豪州で「エイズへの偏見だ」とする中国政府への抗議が拡散。
中国政府は12日、感染者を入国禁止とする条項を削除する
方向で検討に入ったことを明らかにした。

関係者の話や報道によると、作家はロバート・デセイさん(66)。
12日の上海での国際文学祭に参加するために豪州で中国の

ビザを申請したが、認められなかった。中国はHIV感染者の
入国を原則として認めていないが、デセイさんは、ビザ申請書に
自身がHIV感染者だと明記していた。

デセイさんは「つばを吐きかけられたような気持ちだ」と
豪地元紙に不満を表明。90人以上の豪州の作家が
「無知に基づく差別だ。文明的と見られたい国の
することではない」などとする中国政府への抗議文に署名し、
非難の声をあげた。

中国衛生省の担当幹部は12日、「我々のエイズへの理解が
不足していた。このような措置は必要がない。入国禁止条項の
削除を検討している」と新華社通信に言明。「遠くない将来」に
条項は削除される見通しだという。



関連記事です。
HIV感染者の入国を拒否している国があることを知っていますか?
HIVに感染していると入国できない国が世界各国にあります。
そのような国に入国する際には、HIV検査の陰性証明書が
必要となります。
更に、それらの国に滞在中にHIV感染が判明すれば、
強制退去となる国もあります。
近くの国では韓国がHIV感染者の入国を拒否しています。
また米国も入国制限をしています。
日本は入国制限をしていません。
米国のHIV感染者の入国規制は、米国内でエイズが広がるのを
防ぐとの名目で、米厚生省が中心となって実施され現在まで
継続されていました。
1990年代には、HIV感染者の入国制限の緩和の動きが
出ましたが、米議会の反対により実現せず、ブッシュ前政権が
撤廃の準備を進めていました。
2009年10月30日、オバマ米国大統領が、2010年1月1日から
HIV感染者の入国制限を撤廃すると発表しました。

米国は過去22年間もHIV感染者の入国拒否をして、
HIV感染者の差別を行ってきましたが、やっと差別が
なくなることになったわけです。
オバマ大統領は、入国制限の撤廃を発表するに当たり、
米国がエイズとの闘いで世界の先導者になりたいのなら
、撤廃のような行動が必要だと強調し、撤廃はHIV感染者に検査、
治療を受けることを励まし、家族の連帯感を高めるものだとも
述べています。

米国疾病対策センター(CDC)によると、米国内のHIV感染者
推定で約100万人、そのうち4分の1はHIV感染の事実を
知らない可能性があると報告されています。
日本も、潜在的には多くのHIV感染者が存在して、HIV
感染していることを知らない人が多く存在していると、
専門家は分析しています。

現在、世界中でHIV感染者の入国を禁止、または検査証明書の
提示など特別の手続きで入国を規制する国は韓国、ロシア、
イラクを含めて十数カ国存在しています。

また、留学や就労、結婚などによる長期在留に関してHIV感染の
有無を申告させたり、正規の在留許可をとっている外国人が
HIV感染者であることが判明した段階で退去強制を行っている国は
数多くあり、外国人HIV感染者の入国・滞在・在留に関して何らかの規制を加えている国は合計して70カ国以上存在します

特に厳しい入国規制を敷いていた中国は、北京五輪の開催を
受けて入国制限を解除しています。
HIV感染者の入国制限や何らかの規制をすることは、
HIV感染者
に対する差別そのものに他なりません、一刻も
早く全世界の国々が、HIV感染者の入国制限や規制を
撤廃することを切に望みます。



コメントです。
今回の中国政府の発表は少し微妙です。
世界的にはHIV患者の入国禁止撤退の方向に
向かっているようですが、国際間で何かと強硬姿勢を
貫く中国。
言うまでもなく、主張議論は賛成反対意見が
共存して成り立つものですから、できれば、
中国は今回の問題に関してはアゲインスト側に
いてもよかったような気もします。



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posted by salsaseoul at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・台湾
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