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2009年12月27日

元切り上げ圧力には応じず=来年の重要課題と認識−中国首相

元切り上げ圧力には応じず=来年の重要課題と認識−中国首相


 【北京時事】中国の温家宝首相は27日、国営新華社通信との
インタビューで、人民元問題について「ますます切り上げ圧力が
高まっているが、元相場の安定は 国際社会への貢献であり、
圧力には応じない」と強調した。その一方、元問題が
「来年の対外経済政策の重大な課題になる」との認識を示した。
温首相は住宅価格に関して「一部地域で急速に上昇しており、
政府は極めて注視している」と指摘。不動産開発の健全化に向け、
「市場メカニズムとともに、政府が 調整機能を発揮する」と述べた。
輸出については、来年も楽観できないとの見通しを示した。
(2009/12/27-20:45)


関連記事です。
アメリカによる人民元切上げ圧力
(人民元切り上げとガイトナー発言について その1)

 ガイトナー発言と人民元切り上げについて考えてみたい。
全3回シリーズでエントリーする。
「オバマ大統領は中国が為替を操作していると確信している」
先月の米上院財政委員会への書簡の中で明らかになった

ガイトナー財務長官の発言。

人民元がその実力に対して不当に低く操作されているのだ、と。
このガイトナー発言は無論狙って行なったものだろう。
元をドルに対して高くしたいという意図がある。
その理由として大きくふたつ考えられる。

ひとつは、いまや日本を抜いて世界一の外貨準備高、
その大半をドル国債で持っている中国に対する借金を
減らしてしまうということ。もちろん第二位のドル国債を
保有する日本に対しての借金も減らすことができる。

もうひとつは、元の購買力を上げることで、よりアメリカ製品または、
更なる米国債を買ってもらうということ。

前者は説明の必要がない。これから国内経済の立て直しで、
NEWニューディールの名の下に更なる政府支出をしようとしている。
タダでさえ、膨大な赤字を抱えるアメリカがその資金を調達しようと
するとドルをバカスカ刷って米国債を買い取ってもらうくらいしかない。

また、後者についても同様にアメリカの経済対策の一環。
サブプライム問題発生後、アメリカ国民が倹約し、
貯金をするようになっている。これまで借金してまで世界中から
モノを買いまくっていたアメリカの消費がどんどん無くなってゆく。
アメリカが買ってくれていた分をどこかが買ってくれない限り、
適正規模まで 経済は縮小するしかない。

そんなとき、人口があって市場が見込める国の通貨を切り上げて、
購買力を高めてやれば、その分経済縮小を補完することになる。
ガイトナー発言に対して、中国は当然の如く「根拠のない批判」だと
して反発し、米国債の購入見直しを示唆して牽制しているけれど、
結局は元の切り上げに踏み出さざるを得ないのではないかと思う。

中国国内では、米国債の購入見送りのみならず、米国債を売って
しまえという声も上がっているという。だけど、売ったところで、
やっぱりドルは下がって、元は上がってしまう。ガイトナーの目論見
どうりになってしまう。
だから反発するとしたら、別の嫌がらせに出る可能性が高い。


コメントです。
反中思考の方々にとっては認めたくない事実かも
しれませんが、いよいよ実力が上がって存在感も
増してきた「中国元」
つまり、以前ならコスト面のメリットだけで中国元を
注目していましたが、今後、先進国を始め世界各国が、
中国元を「消費者」「投機対象」「運用可能資産」などの
対象として位置づけていくことでしょう。





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posted by salsaseoul at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・台湾
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