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2009年11月05日

中国:ミャンマーと雲南省結ぶ石油・ガスパイプライン着工

中国:ミャンマーと雲南省結ぶ石油・ガスパイプライン着工
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【北京・浦松丈二】
ミャンマーと中国雲南省を結ぶ石油天然ガスパイプラインが着工した。
中国石油天然ガス集団(CNPC)が明らかにした。ミャンマー軍事政権に
支払われる使用料などは外貨準備の約3分の1にあたる年間10億ドル
(約900億円)以上と見積もられ、中国が国際的に孤立する軍事政権を
全面的に財政支援していくことが確実になった。
10月31日に石油パイプラインの起点となるチャウピュー湾マデー島で
行われた着工式で、CNPCの廖永遠副社長は「パイプラインは両国の
長期的な共同発展にとって重要な意義を持つ」とあいさつ。
掘削機などが湾内で作業を開始した。計画によると、パイプラインは
石油と天然ガスが並行して走り、全長は771キロ、原油の年間輸送量
1200万トン。沖合から出る天然ガスとマデー島で陸揚げした原油を
中国雲南省瑞麗まで運び昆明で精製する。
年間2200万トンまで輸送能力を増強。13年の完成を目指している。

中国は93年に石油純輸入国となり、08年通年の輸入量は
2億6700万トンと輸入依存度が51%に達した。輸入の8割は
中東アフリカ産原油で、地形上、狭いマラッカ海峡を通って
中国国内に運ばれ、事故などの際には国内へのエネルギー供給が
止まる恐れがある。
中国にとって新たな石油パイプラインが全面完成すれば、現在、
マラッカ海峡を通過している原油の約1割を海峡手前のマデー島で
降ろすことができるため、エネルギーの安定確保につながる。
石油だけでなく、天然ガスパイプラインも雲南省など内陸部の
エネルギー不足解消の切り札と位置づけられている。
しかし、今年8月にはパイプライン通過予定の国境周辺で、軍事政権と
少数民族が武力衝突し、約3万人が難民となって中国側に越境した。
不安定な地域を通過するパイプラインに投資した資金を回収するには
20〜30年かかるとみられ、中国は軍事政権の安定により深く関与して
いくことになりそうだ。


関連記事です。

ミャンマー西部のシットウェと昆明を結ぶ石油パイプライン建設

2007年4月21日の時事通信記事
ミャンマー縦断の送油管、年内着工へ=マラッカ海峡依存を緩和−中国
【北京21日時事】新華社電によると、中国の石油大手、中国石油化工は
4月21日、ミャンマー西部の港湾都市シットウェと中国雲南省の昆明を
結ぶ石油パイプライン建設が年内に始まるとの見通しを明らかにした。
中国はミャンマー国営石油ガス公社と覚書を交わし研究を進めてきた。

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)http://www.jogmec.go.jp の05年5月の調査レポート
「中国:ミャンマー〜雲南〜重慶原油パイプライン構想具体化へ」
によれば、もともと雲南省政府が中央政府に上程した計画でもある
ミャンマー〜中国パイプライン計画につき、2005年3月頃、中国最大の
精製企業Sinopec(中国石油化工)と重慶市が、ミャンマー西部の
ラカイン州(アラカン州)州都シットウェー(Sittwe)〜昆明〜重慶間
石油パイプライン建設に係る事業計画を策定し国務院に提出。
シットウェー〜昆明約1,956km,40万バレル/日のパイプライン
建設後、その後、重慶まで延伸する計画。中国の輸入原油は8割が
マラッカ海峡を経由しており、このパイプラインが完成すると中国は
中東原油の輸入ルートを複数持つ事ができ供給の安全性が高まる
という、中国のエネルギー安全保障の観点から検討されてきた計画。


コメントです。
 

[中国が国際的に孤立する軍事政権を
全面的に財政支援していくことが確実になった。]


[このパイプラインが完成すると、中国は中東原油の
輸入ルートを複数持つ事ができ供給の安全性が高まる]


このあたりの記載をみても、中国は今後より巨大化
していくようですね。

 



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posted by salsaseoul at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・台湾
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