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2020年11月19日

新型コロナ「ファイザー」と「モデルナ」のワクチンの特徴は

NHK  2020年11月17日

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有効性に関する暫定的な結果が発表された
「ファイザー」と「モデルナ」のワクチンは、
従来型のワクチンとは異なり、いずれも
「mRNA」という傷みやすい成分が
入っていて輸送や保管の際の、
低温での管理が重要になります。

適切な温度管理ができないと、
接種しても効果が失われる
おそれがあるということです。
アメリカのCDC=疾病対策センターの
会議などで示されたデータによりますと
「ファイザー」のワクチンは、

▽マイナス60度から80度であれば、
最大半年間、保存が可能で、
▽2度から8度だと5日間、
保存が可能だとしています。

一方、モデルナのワクチンは、
▽マイナス20度で最大半年間
保存が可能で、
▽2度から8度では30日間
保存できるとしています。

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これについて、アメリカのメディアは、
温度管理の点で、より扱いやすいと
みられるモデルナのワクチンの結果を
歓迎する専門家の声などを伝えています。

一方、ファイザーもワクチンの輸送に
使う専用の小型容器を開発していて、
ドライアイスを入れることで輸送の際や、
冷凍庫がない場所での温度管理が
容易になるような対応を進めています。

保管温度の違い 専門家は

「ファイザー」が開発を進めるワクチンと
「モデルナ」が開発するワクチンは
いずれも「mRNA」という遺伝子を使っています。

いずれのワクチンも低温で管理する
必要がありますが一般の医療機関で
生ワクチンなどを保管するときに
使われる2度から8度の温度で
保存できる日数は「ファイザー」の
ワクチンで5日間、「モデルナ」の
ワクチンは30日間と異なっています。

これについてワクチン開発に詳しい
北里大学の中山哲夫特任教授は、
ワクチンの性質などの詳しい情報が
公開されておらず、評価は難しいと
したうえで、「2度から8度という温度は
麻しんなどの生ワクチンを保管している
温度なので、現場で使うことを考えると、
いずれのワクチンもこの状態で数日間、
安定性があるということは、
使いやすいと思う。長く安定しているほうが
より使いやすい可能性はある。
ただ、輸送の段階ではさらに低い温度が
必要だと考えられるのですべての
医療機関に届けるためにはまだ、
課題は残っている」と話しています。

専門家
「長期の安全性や有効性
見極めはこれから」

アメリカの製薬会社、「モデルナ」が
開発を進める新型コロナウイルスの
ワクチンについて、専門家は
「長期の安全性や有効性はこれから
見極めないといけない」として冷静に
開発状況を見守るべきだとしています。

ワクチン開発に詳しい北里大学
中山哲夫特任教授は今回、「モデルナ」が
発表した臨床試験の暫定的な結果について
「インフルエンザワクチンで有効率が
30〜50%とされている中、それよりも
いいデータが発表されて、驚いている」と
話しました。

ただ、実用化について、中山特任教授は
「『ファイザー』からもいいデータが
発表されているがいずれのワクチンも
まだ中間段階の発表であり、
この発表だけで新型コロナウイルスが
制圧できる、コントロールできると
安心できるわけではない」と述べ、
開発の状況を冷静に
見守るべきだとしました。

そのうえで、「ワクチンを接種したことで
獲得できる免疫が1年なのか2年なのか
どれだけ続くのかがまだ分かっていない。
多くの人に接種することになると、
重篤な副作用が出てくる可能性もある。
長期の安全性や有効性は、今後、
見極めていく必要がある」と指摘しました。





posted by salsaseoul at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | covid-19
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