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2018年10月07日

チリで広がる自由な性行動、HIV感染の急増引き起こす

AFP 2018年7月21日 

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【7月21日 AFP】伝統的に性に保守的な南米チリで、若者の
性革命がこれまでのタブーを打ち砕く中、HIV(
ヒト免疫不全ウイルス)への感染が急速に広がっている。
 
チリは南米で最もHIV感染率が高く、昨年新たに5816件の
感染が確認され、2010年から96%の急増となった。
当局は15〜29歳の若者の感染が最も多いとしており、
エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)を引き起こす
HIV感染の新たな予防計画を発表する構えだ。 
性と生殖の権利擁護を訴える非政府組織(NGO)
「ミレス・コーポレーション(Miles Corporation)の
クラウディア・ディデス(Claudia Dides)氏は
「チリの若者たちの間で性行動の変化が起きており、
自らの性的関心を試す新たな方法につながっている」と指摘する。


感染病の専門家で、新計画の起草委員会の一員である
カルロス・ベルトラン(Carlos Beltran)博士は
「もはや感情や情熱の問題ではなく、ただ単に性行為なのだ」と
語る。また今や若者が持つ性的経験の多くが、
同性愛と異性愛との境界があいまいな関係なのだという。



「30年遅れている公共政策」
若者の性習慣のこのような進化は、概して保守的な
チリ社会の大部分、とりわけ政治家らを困惑させている。 
ディデス氏は「当局の見解と今日の現実の間には、完全な
食い違いがある。政府も議員たちもこれを直視することを
避けており、公共政策は30年遅れている」と語る。
性教育は約10年前、主に保守勢力の反対によって、
チリの高校から姿を消している。 
調査ではチリの15〜29歳の71%が性的に活発だと
答えている一方で、HIV検査を受けたことがあるという
回答は30%だけだった。国立青少年研究所の統計によると、
どんな性行動が危険かを知っているのはわずか20%だ。 
保健省の統計によると、15〜24歳の間でのコンドームの
使用は、2016年から17年の1年間で30%から22%に
落ち込んでいる。専門家らによると、その原因は主として、
危険はほとんどないという認識によるものだという。 
国連合同エイズ計画(UNAIDS)チリ支部代表の
カルロス・パッサレリ(Carlos Passarelli)氏は、
数年前からHIVに対する社会の見方が非常に
変化していると指摘する。先のベルトラン氏は
「チリの若者はもはやエイズを恐れていない。
感染者と性関係を持ち、自らウイルスに身を
さらすばかりになっている」と語る。

HIVとともに生きる
カロリーナ・デルレアル(Carolina del Real)さん(37)は、
7年前に自分がHIV陽性であることを知った。
そして今では感染の予防法を人々に教えている。 
デルレアルさんは肺炎にかかって死にかけた後に、
ようやく診断を受けた。AFPの取材に「私が検査を
受けるべきだとは、誰も思っていなかった。私自身も。
病名さえ知らなかった」と話した。 
彼女は自分の経験を語ることにした。「診療所を出てから、
自分に起きたことを友人や、そのまた友人たちに話し始めた。
話す必要があった。どうか検査を受けて欲しい、
誰の身にも起こり得るのだから、と」 
デルレアルさんはチリの保健当局から渡される
抗レトロウイルス薬を毎晩のみながら「毎日、
すべては普通どおり…でも、自分が弱々しく感じる」と語った。
若者がかつてのようにHIVやAIDSを恐れなくなっている一方で、
ウイルス保持者に対する偏見はチリ社会におおむね定着したままだ。
 デルレアルさんにとって、それは定職を見つけたり、借金をしたり、
保険に加入したりすることができなくなったことを意味する。
「年を取って独りで死ぬことになったらどうなるのか。
37歳の今、発熱しただけで動けなくなるのに、
年をとったらどうなってしまうのか。
「HIVが自分の人生に多くの意味を見出す可能性を
意味し、自分が見ていた世界が少しましになるとは
想像もしなかった。私は自分の病気をチャンスに変えた。
けれど、もちろんHIVに感染したくはなかった」
(c)AFP/Paulina ABRAMOVI

コメントです。
チリのHIV事情です。
これだけ必要な情報を簡単に
得ることができる時代に、
このような状況に陥っている
ことに驚きを受けました。



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posted by salsaseoul at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 中南米
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