「除草剤ラウンドアップのせいで癌に」
米患者、モンサントを提訴
AFP2018年6月21日
【6月21日 AFP】米カリフォルニア州在住で末期がんと
診断されている男性が、がんになったのは農薬大手モンサント
(Monsanto)の除草剤「ラウンドアップ(Roundup)」の
せいだとして同社を提訴している。
この種の裁判は初めてで、今後広範囲にわたって影響を
及ぼす可能性がある。
診断されている男性が、がんになったのは農薬大手モンサント
(Monsanto)の除草剤「ラウンドアップ(Roundup)」の
せいだとして同社を提訴している。
この種の裁判は初めてで、今後広範囲にわたって影響を
及ぼす可能性がある。
ラウンドアップの主成分はグリホサートで、これについては一部から
高い発がん性が指摘されている。モンサントに損害賠償が命じられた場合、
同社は多額の損失を被る可能性がある。
原告のドウェイン・ジョンソン(Dewayne Johnson)さん(46)の
弁護士によれば、ジョンソンさんはサンフランシスコ近郊の学区の
校庭管理を担当。2012年から2年間にわたってラウンドアップを使用し、
それが原因でがんを発症したと主張している。
2児の父であるジョンソンさんは2014年、白血球が関与するがんの
非ホジキンリンパ腫と診断された。2年後、就労不能となったジョンソンさんは、
モンサントが同社製品の危険性を隠していたとして、同社を相手取っての
訴訟に踏み切った。
弁護士の話では、「ジョンソンさんは余命数か月と宣告されているため、
優先審理の対象と認められた」という。
独製薬会社バイエル(Bayer)による買収が決まったばかりの
モンサントは、グリホサートとがんの関連性をこれまで一貫して否定してきた。
ただカリフォルニア州はグリホサートを、発がん性物質に指定している。
(c)AFP/Julie CHARPENTRAT