AFP 2018年6月24日
【6月24日 AFP】中国では乱開発によって自然が片隅へと
追いやられつつあるが、そうした中、いつの間にか未開拓の
地に戻ってしまったかのような地方の村がある。
シェンシャン島の後頭湾村は、かつて漁村として栄えていた。
だが、今では誰もいなくなり、急な斜面に張り付くように建っている
頑丈なレンガ造りの家を、青々とした植物が完全に覆ってしまっている。
村を再び征服した植物を唯一煩わせるものは、観光客の一団だ。
東シナ海を臨むおとぎ話のような村を見ようと、
140キロ離れた上海からやって来る。
後頭湾村は1950年に作られ、豊かな水産資源により
何十年も繁栄していた。だが、漁に大きな船舶が使われるように
なると村の港は小さすぎ、漁船は近くの港に移された。(c)AFP
コメントです。
これも楽しい記事ですね。
地域に人工的に開発を加えても、
ちょっと手をいれないとあっという間に
森に戻ってしまいます。
しょせん、人の手なんて
たかがしれているということですね。