AFP 2018年6月24日

【6月24日 AFP】世界で唯一、女性の運転を禁止してきた
サウジアラビアで24日、女性の運転が解禁された。
保守的な産油国サウジアラビアの近代化を図る
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子による改革の一環で、
社会的流動性に新時代をもたらすとみられる歴史的な動きだ。
数十年にわたって女性に対する抑圧の象徴だった運転禁止の
終わりにあたり、大勢の女性がハンドルを握ろうとしている。
薬学生のハトゥン・ビン・ダヒさん(21)はAFPに対し「運転手を
長時間待つ時代は終わった」「もう男性は必要ない」と語った。
女性の運転解禁は多くの女性に人生が変わるほどの
影響を与え、お抱え運転手や男性親族への依存から
解放されるほか、家計の節約にもなるとみられている。
サウジアラビアは今月、女性への運転免許証の交付を
数十年ぶりに再開していた。実地試験を受けて外国の
運転免許証を切り替える形で自国の免許証を手にした
女性もいた。コンサルタント会社プライスウォーターハウスクーパース
(PwC)によると、2020年までにサウジ女性約300万人が
運転免許証を手にし、積極的に運転を始めると
見込まれている。(c)AFP/Anuj CHOPRA
コメントです。
唯一女性が自動車の運転を
禁止されていた国…ですか。
いまさらながら、こうやって
報道されると中東の生活文化には
驚かされることが多いですね。