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2016年10月11日

「荷物転送バイト」ご注意 勝手にスマホ契約され→中身知らずに転送→犯罪悪用も

朝日新聞 2016年10月10日

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自宅に届いた荷物を開けずにそのまま着払いで転送する
「荷受け代行」アルバイトの被害が全国で相次いでいる。
荷物の中身は勝手に自分名義で契約されたスマートフォン。
料金を請求され、スマホの「解約」を求めると、多額の違約金
などを求められる事態になっている。

自宅でできるアルバイトとしてツイッターなどで拡散。
「荷物転送」とも呼ばれる。バイト代は1件2千〜5千円。
ツイッターに投稿された募集案内は「子どもが近くにいながら
お小遣い稼ぎ」「育休中でも稼げます」などと女性を狙う文面が
目立ったという。

転送されたスマホはオレオレ詐欺のような犯罪に使われたり、
不正に譲渡したとして携帯電話不正利用防止法違反に
問われたりする恐れがある。警察から「被害者は事業者」と
言われ、被害届を受理されない例もあった。

 被害者らによると、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で
指定のIDにメッセージを送ると、荷受け代行の依頼グループの
“仲介者”を名乗る人物から仕事は「仕入れの手伝い」などと
返信がある。氏名や住所、生年月日、電話番号、バイト代の
振込先の口座番号に加え、「高額な荷物もある」として、
住所が確認できる写真付き身分証明書の画像の送信を
求められる。

数日後、格安スマホの事業者から、自宅に約20センチ四方の
小荷物が届き始める。中身は「電子機器」。開封せず転送する
よう指示される。転送先の多くは神奈川県の特定の場所という。
約1週間後にバイト代が振り込まれた。

数週間後、事業者から次々と契約書類が届き、仲介者に送った
個人情報で勝手にスマホが契約されたとわかる。
解約を申し出ると、違約金や本体代など契約数に応じて
数万〜約100万円を請求される。

国民生活センターには昨年11月から相談が寄せられ、
今夏に急増。9月末までに約130件に達した。

契約の相手先は格安スマホの事業者に集中している。
一般的に格安スマホはネット上で個人情報を入力、
運転免許証などの画像を送信するだけで契約できる。

UQコミュニケーションズ(東京都)は相談の増加を受け、
今はネットでの申込者は原則全員、電話で本人確認している。
違約金などの免除は被害届の受理が前提だが、警察に
相談したことを証明する受け付け番号がわかれば、
個別に事情を聴きながら判断する。

 ■ネットに「仲介者」/被害届受理されず

「情けない。なんで気づけなかったんだろう」

 三重県の主婦(25)は落胆する。「子どもが小さいから、
家でできる仕事なら」と4月に荷受け代行を始め、

約1カ月で荷物4個を転送した。

 転送先の住所がネット上で「詐欺に使われている
可能性がある」と指摘されているのを知り、LINEで
“仲介者”に「やめたい」と送信。荷物は来なくなったが、
格安スマホの事業者から、違約金など約10万円の
請求書が届いた。

神奈川県の会社員女性(24)が始めたのは5月ごろ。
「ちょっとした副業をしたい」と連絡をとった。
「今考えれば危険なのに、警戒しなかった」。契約先は4社。
7月に1社分9万円の請求が来た。「今後どれだけ
膨らんでいくのか」と気が重い。

8社と契約させられた大阪府の女性(25)は通話料など
計約30万円を請求された。警察署に相談したが、
「あなたは自ら個人情報を漏らした。
事情を知らない事業者が被害者だ」と言われ、
被害届を受理してもらえなかった。

署は取材に対し、「女性は被害者ではなく、被害届が
出される案件ではない」と答えた。事業者側は
「被害届が受理されないと対応できない」としており、
堂々巡りに。支払期日は刻々と迫る。

女性らは仲介者に「知っていたのか」などとメッセージを
送ったが「こちらもよくわからない」などと返信され、
連絡がとれなくなったという。

 (寺尾佳恵、染田屋竜太)


コメントです

悪いヤツがあとを絶ちませんね。
それと、法整備の遅れを理由に
公的機関の腰の重さ。







posted by salsaseoul at 02:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・社会
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