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2016年07月02日

がん発症、男女で地域差 日本海側で高い傾向 47都道府県別、初の分析

朝日新聞 2016年6月30日

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国立がん研究センターは29日、2012年に新たにがんと
診断された患者数などの推計値を発表した。47都道府県
すべてのデータがそろい、地域別の比較が可能になった。
がんと診断された人の割合(発症率)は日本海側で
高い傾向が示された。

 ■患者新たに86万人

がん拠点病院などでがんと診断された患者のデータを
都道府県から集め、がん研究センターが全国や各都道府県
ごとに患者数や発症率などを推計した。

12年は埼玉、東京、福岡など大都市から初めてデータが
提出され、推計の精度が高まった。この年に新たに診断された
患者数は86万5238人で、11年と比べて1万4千人増え、
過去最多になった。男性が50万3970人、
女性は36万1268人だった。

都道府県別のデータは患者の住所ではなく、診察した病院の
所在地でまとめた。大都市には周辺から患者が集まるなど
実態とずれる面もある。

地域住民の年齢構成の差を調整したうえで、都道府県ごとの
発症率を全国平均と比較すると、男性では秋田、和歌山、
石川の順で高く、女性では東京、福岡、石川の順で高かった。
東京は男女とも高く、特に女性の乳がんが目立っていた。

がん研究センターによると、発症率は塩分の摂取や飲酒、喫煙と
いった生活習慣のほか、肝がんにつながる肝炎ウイルスの感染者の
多さなどが反映して いるという。東京で女性の乳がんが高い理由に
ついては、リスクが高いとされる出産経験がない女性が多いことや、
初産年齢が高くなっていることが影響している可能性と説明する。

12年に診断された患者数を部位別でみると、
男性が(1)胃がん
     (2)大腸がん
     (3)肺がんの順で多く、
女性は(1)乳がん

     (2)大腸がん
     (3)胃がんの順だった。
男性では前立腺がんの増加が頭打ちになり、
大腸がんが増加しているという。

 データは国立がん研究センターの公式サイト

http://www.ncc.go.jp/jp/別ウインドウで開きます)にある。

 (川村剛志)

 ■地域で対策を

門田守人・大阪大名誉教授(消化器外科)の話 
がんにかかる傾向で地域の特徴がはっきり出たことで、
地域で日常生活の何に気をつければいいかがわ かる。
食事の塩分を減らしたり、ウイルス感染対策をしたり
するなど、行政や医療関係者らも関わって積極的に
がん予防に役立ててほしい。



posted by salsaseoul at 03:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療
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