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2016年04月19日

米軍オスプレイ、初の災害対応 実績づくりに疑問の声も

朝日新聞 2016年4月18日

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米軍の新型輸送機オスプレイから援助物資を下ろす自衛隊員ら
18日午後5時27分、熊本県南阿蘇村、竹花徹朗撮影

米軍の新型輸送機オスプレイが18日、熊本地震の被災地へ
物資輸送を始めた。
オスプレイが日本の災害対応に使われるのは初めてだ。
今回の救援活動に必要なのか。安全面に問題はないのか。
疑問の声が出ているが、日本政府と米軍は、オスプレイの
災害派遣での実績づくりを急いだ。

防衛省によると17日に4機が米軍岩国基地に到着。
そのうち2機が18日午後、熊本空港と被災地の熊本県
南阿蘇村を2往復し、水や食料、簡易トイレといった
救援物資を運んだ。

だが、自衛隊にも約60人乗りの大型輸送ヘリCH47が
約70機ある。約30人乗りの米軍オスプレイがさらに
必要なのか。疑問の声が上がる。

「オスプレイに対する国民の恐怖感をなくすために
慣れてもらおうということで、こういう機会を利用していると
すれば、けしからんことだ」。共産党の小池晃書記局長は
18日、朝日新聞の取材に語った。同日の参院決算委員会で
同党議員に質問された中谷元・防衛相は「安全性を保証
している。自衛隊のヘリ能力だけでは十分に現地に
物資が届けられていない」とオスプレイの必要性を強調した。

安倍晋三首相は、17日午前8時半過ぎには米軍の
輸送支援について「直ちに米軍の支援が必要という
状況ではない」と語っていたが、2時間半後には
「輸送ニーズが整い次第ただちに実施したい」と
方針転換した。防衛省関係者は「米軍オスプレイの
支援は必ずしも必要ではないが、政治的な効果が
期待できるからだ」と説明する。

米軍普天間飛行場のオスプレイには、騒音被害や事故への
懸念が絶えない。自衛隊が陸自オスプレイ17機を
佐賀空港(佐賀市)に配備する計画も、地元の反対で
進んでいない。

しかし、今回オスプレイを十分に活用できれば、
その安全性や性能を広く知らせる機会となりうる。
中谷氏は、18日の参院決算委でオスプレイは
垂直離着陸が可能であることから「山間部など狭隘
(きょうあい)な場所でも物資を運ぶことができる。
災害時に役立つ能力がある」と有用性を強調した。

自衛隊と米軍は18日、陸自西部方面総監部(熊本市)に、
物資輸送の割り振りをする「日米共同調整所」を設置した。
昨年改定した日米防衛協力のための指針(ガイドライン)では、
日米が災害で協力することも盛り込まれた。
今回のオスプレイの活動は「日米同盟が深まっている」
(別の防衛省関係者)ことを示す場でもある。(二階堂勇)

コメントです
残念ながら、災害発生の混乱時に、
どさくさにまぎれて政治的思惑で
利用されてしまいました。


posted by salsaseoul at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・政治 経済
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