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2016年03月11日

自家用車で観光客送迎” タクシー運転手が反対集会

NHK 2016年 3月8日

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政府が「国家戦略特区」の新たな規制緩和策として打ち出した
自家用車での観光客の送迎サービスについて、無許可営業の
タクシー、いわゆる「白タク」を認めることにつながりかねないと、
全国のタクシー運転手が大規模な反対集会を開きました。
東京・日比谷公園で開かれた集会には、北海道から沖縄まで
全国からタクシーやハイヤーの運転手およそ2500人が集まりました。

政府は「国家戦略特区」の新たな規制緩和策として、中山間地などで
自家用車を使って観光客を有料で送迎するサービスなどを盛り込んだ
法案を今の国会に提出する方針です。こうしたサービスは無許可営業の
タクシー、いわゆる「白タク」行為として、今は法律で禁じられています。

集会では、「行き過ぎた規制緩和は人命よりも利益優先となり命が
犠牲になってきた。さらなる反対の声を上げ続け、導入阻止に向けて
最後の最後まで闘い抜く」 と決議しました。このあと参加者は
「白タク反対!」と書かれた鉢巻きやたすきをして、
「政府は利用者の命を大事にしろ」「安全な公共交通を守るぞ」と
一斉に声を上げながらデモ行進しました。

全国自動車交通労働組合連合会の伊藤実中央執行委員長は
「誰でも人を乗せられるとなれば二種免許を取得して安全運転に
取り組んできたタクシー運転手の努力がすべてなかったことに
されてしまう。運転手の生活も脅かされる。断固として阻止したい」と
話していました。

北海道から参加した60代の運転手は「利用客を奪われて倒産する
タクシー会社も出てくるのではないか。ただでさえ生活が苦しいのに
さらに賃金が下がらないか不安だ」と話していました。

「ライドシェア」 世界中で広まる

一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶ
サービスは「相乗り」を意味する「ライドシェア」と呼ばれ、
タクシーに比べて割安なため世界中で広がっています。
なかでも急速に利用者を伸ばしているのがアメリカのIT企業、
ウーバーで、サービス開始から6年足らずで世界70か国、
370以上の 都市に拡大しています。

このサービスではスマートフォンのアプリが使われます。
スマートフォンの画面には地図の上に近くを走っている車
が表示され、利用者が画面をタッチすると運転手に
「迎えに来てほしい」と通知が届きます。運転手が依頼を
受ければタクシーと同じように利用できる仕組みです。
行き先はアプリで指定し、料金は登録したクレジットカードで
引き落とされるため、ことばが通じない外国からの旅行者
にも利用しやすいということです。

ウーバーは2年前、日本に進出し、タクシーやハイヤーの
配車サービスを行っていますが、将来的には日本でも
ライドシェアを普及させたい考えです。

ウーバー日本法人の高橋正巳社長は「IT技術を使って
利用者とドライバーをマッチングすれば、公共交通がない
地域で移動の選択肢を広げられるし、安全性を高めることが
できる。現在の規制は技術の進展を想定しておらず、
利便性を高めていくため政府には前向きな議論をしてほしい」と
話しています。

経済活動活発に 働く人にはマイナスも

「国家戦略特区」の新たな規制緩和策として打ち出された
自家用車での送迎サービスは、中山間地などで自治体や
NPO法人が観光客にもサービスを提供できるように
するというものです。

日本を訪れる外国人観光客の数が3年連続で過去最高を
更新するなか、利便性を高めることでより多くの外国人
観光客を地方に呼び込もうというねらいがあります。

労働政策研究・研修機構主任調査員の山崎憲さんは、
自家用車を使った「ライドシェア」など新たなサービスについて、
経済活動が活発になる一方、働く人にとってマイナスの影響が
出るおそれがあると指摘します。

山崎さんは「新たなサービスが導入された海外ではコスト競争が
止まらなくなり、従来の雇用が破壊されるとして大きな社会問題に
なっているケースもある。賃金や労働条件が引き下げられる
可能性があり、日本で導入する際には働く人の生活をどう守って
いくのかも、十分に考えなければいけない」と話しています。



コメントです
誰ですか、ライドシェアが外国で新しいシステムとして
流行っているから、日本でも、と安易に言い出す
バカ議員は、
日本のタクシー確か他の先進国と比べて
少し高いです。
ですが、日本のタクシーの安全性(使用者に対しての安全性・
走行条件の意味合いではない)は世界一です。
それを、一時的に外国人観光客が増えているから
白タクも認めるなどとして、日本のタクシーの安全水準と品格を
わざわざレベルダウンさせるのは本当にバカげています。



posted by salsaseoul at 03:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・社会
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