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2016年01月23日

中国でケシが調味料の料理店35店摘発 麺、焼き魚や唐揚げ

CNN 2016.01.23

(CNN) 中国の国家食品薬品管理当局は23日までに、
アヘンの原料となるケシの成分を麺、シチュー、焼き魚や
鶏の唐揚げなどに使って供していたとして料理店計35店を
摘発し、うち5店を訴追したと報告した。

調査で、ケシの使用でモルヒネやコディンなどの成分が
検出されたという。ケシを添加物として用いることは2013年
から禁止されている。
同局は地方当局に対し監視態勢を強めることを求めた。

ケシの粉末を料理に使うことは中国内で珍しいことではない。
ただ、調味料として使われた料理が中毒性に実際に
つながるのかどうかは不明となっている。

同国では2014年、屋台で固定客の確保を狙ってケシの
粉末を麺の中に入れて売っていた26歳の男性が摘発され、
10日間拘束された事例があった。摘発のきっかけは、
この男性が運転する車両を止め、薬物検査を行ったことだった。
男性は捕まる前、麺を食べていた。

中国ではこれまで劣悪な食品管理を暴露するスキャンダルが
多数発生。14年には供給業者が期限切れなどの肉を
米マクドナルドや他のチェーンレストランに引き渡す
大規模な不祥事が明るみに出ていた。


関連記事です。
これで病みつき?、ケシの粉末入りラーメン 中国

香港(CNN) 中国北部・陝西省でラーメン店を経営する男が、
アヘンの原料となるケシの粉末をラーメンに入れていたとして、
10日前から拘束されている。地元のメディアが伝えた。
男は調べに対し、常連客を増やしかったのでケシを
入れたと話しているという。

地元紙の報道によると、この経営者は8月にアヘン粉末
2キロを600人民元(約1万円)で入手して、店で出す
ラーメンに入れた。味を良くして店を繁盛させようと
思ったという。

問題が発覚したのは、この店のラーメンを食べた26歳の
男性が車を運転していて警察に止められ、薬物検査を
受けさせられたことがきっかけだった。

男性は禁止薬物を使用したとして15日間拘束されたが、
家族が自分たちも同じ店でラーメンを食べたと警察に話し、
薬物検査で陽性反応が出たことを受けて、ようやく釈放された。

なお、たとえケシ入りラーメンを長期間食べ続けたとしても、
薬物依存症になる可能性は低いと同紙は伝えている。

中国で食品にケシを添加するのは珍しいことではなく、
2010年と12年にも同じようなケースがあったという。


コメントです。
中国は食に対しての探究心が強すぎますね。




posted by salsaseoul at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・台湾
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