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2015年10月22日

原発事故の作業員が白血病 初の労災認定

NHK 10月20日

東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束作業などに
あたった当時30代の男性作業員が白血病を発症したことに
ついて、厚生労働省は被ばくしたことによる労災と認定し、
20日、本人に通知しました。
4年前の原発事故に関連してがんの発症で労災が
認められたのは初めてです。
労災が認められたのは、平成23年11月からおととし
12月までの間に1年半にわたって各地の原子力発電所で
働き、福島第一原発の事故の収束作業などにあたった
当時30代後半の男性作業員です。

厚生労働省によりますと男性は、福島第一原発を最後に
作業員をやめたあと、白血病を発症したため労災を申請したと
いうことです。白血病の労災の認定基準は、 年間5ミリ
シーベルト以上被ばくし、1年を超えてから発症した場合と
定められていて、厚生労働省の専門家による検討会で
被ばくとの因果関係を分析してきま した。その結果、男性は
これまでに合わせて19.8ミリシーベルト被ばくし、特に、
福島第一原発での線量が15.7ミリシーベルトと最も高く、
原発での作業が原因で発症した可能性が否定できないと
して労災と認定し、20日、本人に通知しました。

厚生労働省によりますと、原発作業員のがんの発症では
これまでに13件の労災が認められていますが、4年前の
原発事故に関連して労災が認められたのはこれが初めてです。

労災申請 今後増える可能性

厚生労働省によりますと、福島第一原発の事故後、
被ばくによる労災は今回の件以外に10件が申請されて
いて、このうち7件では労災は認められま せんでしたが、
3件は調査が続いています。福島第一原発で事故から
これまでに働いていた作業員は延べおよそ4万5000人で、
年間5ミリシーベルト以上の 被ばくをした人は2万1000人
余りに上っていて、今後、労災の申請が増える可能性もあります。

専門家「今後も被ばく量に注意」

今回の労災認定についてチェルノブイリ原発の事故の際、
被ばくの影響を調査した長崎大学の長瀧重信名誉教授は
「労災の認定基準は、労働者を保護 するために僅かでも
被ばくをすれば、それに応じてリスクが上がるという考え方に
基づいて定められていて、今回のケースは年間5ミリシーベルト
以上という基準に当てはまったので認定されたのだと思う。
福島第一原発での被ばく量は15.7ミリシーベルトとそれほど
高くはないので、福島での被ばくが白血病の発症につながった
可能性はこれまでのデータからみると低いと考えられるが、
今後も、作業員の被ばく量については、十分注意していく
必要がある」と話しています。


コメントです
福島第一原発事故が原因の白血病発症を労災認定した話題です。
いうまでもなく、原発作業員は
高賃金を受け取ることを期待して
過酷な労働条件を選択するわけですが、そこで体調を崩して、
その後いくら労災認定がおりたところで、以前の健康体が
戻るわけではありません。
ですが、誰かがその作業を行わなければなりません。
残念な現実です。


posted by salsaseoul at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災
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