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2015年10月21日

バック・トゥ・ザ・フューチャー2の未来、きょう到着

朝日新聞 2015年10月21日
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映画の中で「未来」とされた2015年10月21日に合わせて、公開されたデロリアン。
駐車場には大勢のファンが集まった=
21日午前10時57分、埼玉県越谷市のイオンレイクタウン遠藤啓生撮影


2015年10月21日午後4時29分、車型のタイムマシン「デロリアン」に
乗ってマーティとドクがやってくる――。
大ヒットした米SF映画「バック・ トゥ・ザ・フューチャー2」が舞台にした
「その日」がやって来た。
映画に描かれた未来はどこまで実現したのか。
日本でも米国でもイベントが目白押しだ。
シリコンバレーの南に位置するカリフォルニア州ロスガトス。
ベンチャー企業「アークスパックス」の事務所に入ると、小さな体育館の
ような空間が現れた。両端がせり上がった床は、銅板で覆われている。

大きめのスケートボードのような板を置くと、下に付いた青いランプが
床を照らした。映画に出てきた「ホバーボード」と同じく板が浮き上がって
いるのが分かる。

同社のエンジニア、カイル・オニールさんによると
「ボードに内蔵したエンジンと床の銅板によって磁場が発生する。
ボードが動くときに、さらにもう一つ別の磁場が生まれ、この二つの
磁場が反発することで宙に浮く仕組み」だ。

オニールさんは
「最近はマーティの格好をした映画のファンがよくやってきますよ」と笑う。

この会社を始めた建築家グレッグ・ヘンダーソンさん自身も
映画のファンだ。「ホバーボードの誕生は日本とも縁がある」と話す。

地震から建物を守る技術開発に取り組んできた。磁場の力を使って、
地震の直前から数十秒間、建物ごと浮かす技術を開発している。
「日本の最先端の建築技術に大きな影響を受けてきた。
ホバーボードは技術開発の過程で生まれた副産物でした」

ネットでボードの開発費を公募したところ、約3170人から51万ドル
(約6100万円)が集まった。21日には、高額の出資をした9人に
ボードを渡すセレモニーを開く。(カリフォルニア州ロスガトス=宮地ゆう)

■デロリアン、リサイクル燃料で

日本では、「ごみ」を燃料とする映画のデロリアンにちなみ、古着を
リサイクルしたエタノール燃料で走る車も現れた。
21日、埼玉県越谷市の商業施設「イオンレイクタウン」の駐車場で
この車を走らせる記念イベントがあった。

午前11時すぎ、ゆっくりと銀色の車体が動き出すと、集まったファンから
どよめきとともに大きな拍手があがった。映画で設定された
「午後4時29分」には、東京・お台場でのイベント走行を予定している。

主人公マーティが履いていた、自動で足にフィットするスニーカーにも
関心が集まる。今年初め、米ナイキ社のデザイナーがイベントで
「2015年に自動で締まる靴を開発すべくチームで取り組んでいる」
との発言をしたとのニュースが広まった。
ナイキ社は「彼のコメントは個人の見解で、会社として靴の発売に
関するうわさにはコメントしない」としているが今年中に靴が登場
するのでは、とファンの期待は高まっている。

映画が撮影されたカリフォルニア州など全米各地では、
様々なイベントが21日に予定されている。

ロケ地の一つ、同州バーバンクでは、主人公マーティ・マクフライらに
仮装したファン数千人の行進「ミリオン・マクフライ・マーチ」がある。
主演俳優のフォックスさんが患うパーキンソン病の研究のために
募金も行う。ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオでは21日から
5日間、撮影に使われたスタジオのセットを見学するほか、
様々なロケ地を訪問するファン限定のイベントがある。

映画では、2015年の大リーグのワールドシリーズ優勝は
シカゴ・カブス。107年ぶりの覇者になる、とされていた。

 くしくも、現在行われているプレーオフには、そのカブスが
出場中だ。映画の通り、1908年以降、優勝から遠ざかっている
カブス。映画のシナリオ通りになるか、と米メディアの注目の的だ。

しかし勝てばワールドシリーズに出られるナショナルリーグ優勝
決定シリーズ(4戦先勝)で、ニューヨーク・メッツに対して20日までに
3連敗し、がけっぷちに追い込まれている。
(中村純、ロサンゼルス=平山亜理、ニューヨーク=村上尚史)

     ◇

■「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」の世界と現実
(米誌「タイム」デジタル版による)

@犬の散歩に利用される小型無人機→写真撮影や
物品配送に使われるドローン

A寄付のために使われた板状の電子デバイス→電子マネーや
タブレット端末

B親指の指紋で家のドアを開けるシステム→パソコンや
タブレットの起動などに指紋認証を利用

C手を使わないゲーム→声やジェスチャーに反応するゲーム機

D足に自動的にフィットし、動力を持つ靴→スマートウォッチなど、
身につけるウェアラブル端末

E会社の上司から「クビ」を告げられるテレビ電話→スカイプなど
映像を通した通話

Fごみ燃料に走る自動車「デロリアン」→水素を燃料にした自動車

G宙に浮く「ホバーボード」→特殊な導電性の面の上で浮くボード

H目にかけて見る映像端末→「グーグルグラス」などの
ウェアラブル端末

I未来型飲料ペプシ・パーフェクト→ペプシコが限定で販売。
価格は映画の半額以下

     ◇

 〈バック・トゥ・ザ・フューチャー2〉 
マイケル・J・フォックス主演の1989年公開の米SF映画。
前作で30年前へと旅した主人公の高校生マーティが、
友人の科学者ドクと車型のタイムマシン「デロリアン」に乗り、
85年から30年後の2015年にタイムスリップする物語。
2人がたどり着いた未来は10月21日の設定だ。
宙に浮くスケートボード「ホバーボード」や
手を使わないゲームが登場する。




大ヒットした米SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」に登場する
車型のタイムマシン「デロリアン」を再現した車を、映画の設定と
同じ時刻に走らせ るイベントが21日、東京・お台場で開かれた。
カウントダウンに続いて、午後4時29分にデロリアンが動き出すと、
集まった約750人の映画ファンらが一 斉に歓声をあげた。
映画は、主人公のマーティらがデロリアンに乗り、1985年から
30年後の2015年10月21日午後4時29分にタイムスリップした
という設定。
イベントは、リサイクル会社「日本環境設計」(東京都)と映画の
DVDを発売する「NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン」
(同)が企画。デロリアンがごみをエネルギーにして走る映画の設定に
あわせ、今回の車は回収した古着の綿繊維から作った
バイオエタノールを燃料にした。車の愛好家で元プロ野球選手の
山崎武司さんと今季限りの引退を表明している中日の山本昌
投手が乗り込んだ。

仕事を休んで自作のデロリアンの模型を持って駆けつけた
千葉市の会社員、真部浩志郎さん(45)は
「映画を初めて見た時から、この車のファンだった。
このタイミングで動く姿が見られてとてもうれしい」と
興奮した様子だった。(野瀬輝彦)

水素「デロリアン」走行へ タイムスリップしたあの日に


1985年公開の米映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にタイムマシンと
して登場した名車「デロリアン」が、2作目の映画の中でタイムスリップ
した「未来」とされる2015年10月21日を迎える。
この日に合わせて、広島市のグループが、水素を燃料に
発電するデロリアンを市内で走らせ、SNSで発信する。

2009年にデロリアンを電気自動車(EV)化した日本EVクラブ
広島支部(藤井智康代表)のメンバーらが、映画と同じように
残飯を燃料に走らせる夢を描き、水素エンジンで発電する車に
改造した。同クラブは、07年からEV化に取り組み、マツダOBや
電気配線の技術者ら15人のボランティアで作業を進め、
09年には車検も通して公道を走らせてきた。

展示中に「(映画と同じ)バナナとビールでできないの?」と、

よく聞かれ、残飯からも作り出せる水素を燃料にできないか、
再挑戦することにした。
EV化から関わっている水素エネルギーの専門家、広島大
大学院の市川貴之准教授(41)も協力。
ガソリンで動く市販の発電機を水素で動くように改造し、
9月末にボンネット内に収めた。

残飯を発酵させて水素を得る技術はすでに知られているが、
大量の原料や施設の確保などを考えると実現性は低い。
映画のように車に直接残飯を入れることも、今はできない。
藤井さんは「完全とはいかないが、映画が描いた『未来』を
表現する形にはなった。技術の進歩に合わせて、さらに
進化させたい」と夢をつなぐ。

今は水素ステーションが少ないなど、普及はこれから。
市川准教授は「水素を次世代のエネルギー源とする
動きは着実に進んでいる。まずは、この車を通じて、
水素が身近なエネルギー源だと知ってもらえれば」と話している。

25日には広島市西区の商業施設「広島マリーナホップ」で
トヨタの燃料電池車「MIRAI」と並べて展示する。

また、21日は東京都内でも別のグループが開発した、
バイオ燃料を使ったデロリアンが走る予定。(青山芳久)

コメントです。

米映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にちなんだ
イベントの記事です。
近未来で描いた内容が、実際に設定日が訪れたことに
関してどうなったかの話題ですが、30年前の映画が
現在も愛され続けていられることに感心しました。

また、車の燃料に関してですが、現在も主流の化石燃料が、
未来では環境に配慮したものに
置き換えられている、
という予想も当時としては斬新ですし、そのことを30年経った今、
多くの方々が賞賛している様子も印象的でした。

posted by salsaseoul at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | その他
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