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2015年10月12日

意外!? 女性用ナプキンを“愛用”する男性たち

dot. 10月11日(日)

女性用生理用品「ナプキン」を使う男性がいる――
はたして何のために使っているのか。
実はこのナプキン、意外な転用が可能なのだという。
そんな男性の利用者の声を聞いてみた。

「最初着けたときはなんだか気恥ずかしくて……。
まさか自分がナプキンを着けることになるとは思いもしませんでした」

こう語るのは営業職として大阪府内の印刷会社で勤務する
40代男性だ。3年前、痔を患った際、どうにも痛くて座れない。
そんな時通院した病院看護師から勧められたのが“ナプキン”だった。

「分厚い“夜用”といわれるナプキンを勧められました
。パンツはトランクス派だったのですがブリーフに換えました。
もちろんナプキン使用のためです。実際に着けてみると
クッション代わりになってとても心地よかったです」
(前出の40代男性)

ナプキンをクッション代わりに使用する例は、激しい任務と
車両での移動が多い陸上自衛隊員や、長時間運転のため
座りっぱなしのタクシー、長距離トラック の運転手といった職に
就く人の間でもよく知られた話だという。
他にも大学のカッター(大型ボート)部やボート部の学生の
間でも愛用する例は数多い。

事実、医療関係者の間では男性にナプキン装着を勧めることは
決して珍しいことではないようだ。とりわけ痔の場合、手術前だと
先述したクッション代わりに、手術後は出血に備えての包帯や
ガーゼの代用品として重宝されている。

「女性の生理時、経血を吸い取るナプキンは、痔や肛門周囲潰瘍、
肛門周囲炎を患った際の出血、膿にも十分対応できます。
下着や服に出血や膿が染みることもない。消臭効果もあります。
こうした知識を男性が持つだけでも、いざというとき安心です」
(看護師)

ナプキンが持つ消臭効果の転用には、「靴の中敷」としての
利用が挙げられる。ナプキンを靴の中に入れると消臭のみならず
汗取りの役割も果たす。なかでも“羽つき”と呼ばれる着用時のズレを
防ぐテープつきのナプキンは靴のなかでもズレない優れものだ。

「水虫を患っているため、ずっと同じ中敷を使うと不衛生です。
それで何かないかと尋ねると、大学時代、アメリカンフットボール部
だった同僚がこのナプキンを勧めてきました。
最初はからかっているのかと思いましたが、つけてみてその意外な
効果に驚いています」(東京都内・メーカー勤務30代男性)

さて、ナプキンとは何の縁もなさそうなアメフトという言葉が
出てきたが、意外にもこの両者は相性がいい。
その理由をアメフト経験者は次のように語った。

「汗止めとしてヘルメットに貼り付けます。試合時、汗が目に入る
と動きが鈍くなる。ナプキンの装着で、試合中も快適です」

汗取りとしての使用もまた意外な場面で転用されている。
ホストやファッションモデルなど身だしなみに気を遣う職業に
就く男性の間で、夏場を中心にこのナプキンを用いるケースだ。
40代の元ファッションモデル男性はその使用理由と方法をこう話す。

「排尿後に残尿が出ると、インナー(下着)からパンツ(ズボン)まで
染みることがある。とくに生地の薄い夏場がひどい。トイレから
戻った男性をみているとたまにいるでしょう? 
これを防ぐために男性器に接する部分にナプキンを着けるのです」

元モデル男性によると、今では尿漏れパッドも売っているものの、
これはドラッグストアなど専門店でなければ手に入らない。
だが、女性の生理用ナプキンならコンビニに駆け込めばまず手に入る。
その手軽さからナプキンを用いることが多いという。

これら男性によるナプキンの転用について、製造元企業は
どう捉えているのか。ナプキンを製造・販売する主な企業に聞くと、
その回答はおおむね次のような内容に集約された。
「そもそもナプキンとは女性をターゲットとして製造、販売して
いる商品で、その技術開発も女性のためにやっている。
メーカーとして本来目的以外の使用についてどうこういう立場にはない」

とはいえ、女性に快適さをもたらすナプキンは、男性にもまた快適さを
もたらすことは紛れない事実。
案外、男性用ナプキンが登場する日も近いかもしれない。


(フリーランス・ライター・秋山謙一郎)

コメントです。
ずいぶん昔の話ですが、作家の筒井康隆氏の
エッセイに、痔対策のため生理用ナプキンを使うという
内容を読んだことがあります。(おそらく40年前ぐらい)
筒井氏は早期に流行を先取りしていたのですね。
ところで、現在に至ってはアメリカンフットボールの
ヘルメットにまで…ですか。
今日の記事を読んで、特定商品を転用する
発想の豊かさに感心しました。
でも、購入は誰かに頼まないと大変そうですね。



posted by salsaseoul at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療
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