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2020年04月19日

コロナウィルス パンデミックについて






コロナウィルス パンデミックについて


中国・武漢市を発生源地とし
今もなお、世界各地で感染爆発を

ひき起こしている新型コロナウイルス。


今年一月頃から日本国内でも

話題にのぼり始めたが、

そのころの日本国内での危機意識は

せいぜい対岸の火事。


また、政府の対応もいつまでも

外国人観光客の国内消費を

あてにしていたため初動措置に失敗し、

その結果多くの外国人観光客が

旧正月等の休暇を利用して

日本国内に多く入国、

各観光地で主に観光業界従事者に

対して新型コロナウィルスを拡散した。


残念なことに、ちょうど二月の旧正月と

さっぽろ雪まつりが時期的に重なり、

現地に大量に流入した外国人観光客によって、

まず北海道さっぽろ周辺で新型コロナウィルスの

感染爆発が時間差で起こった。


そして日本国内でも感染者が

発生、世間でも危機感が出てきて

やっと渡航自粛のムード。

航空会社も自主的にアジア方面への

欠航便を設けるようになりました。


この頃から各衛生用具が店頭から

急速に姿を消していき、

早朝からドラッグストアでの

行列が日常茶飯事となる。


しかし、依然渡航可能な諸外国もあり、

そうしているうちに月が変わって

三月になり、そのころはまだ自粛ムードはなく

富裕層、バックパッカー志向者の個人旅行、

そして学生の卒業旅行も未だに強行されて

いることがSNS等で容易に確認できた。


そこから、今日419日現在、
日本でも感染者が日々倍増し、残念ながら

すでに感染爆発は起こってしまっている。


もちろん私も、毎日のように

報道される良くない内容の記事に心折れながら、

できるだけ普段の生活を維持するために

細心の注意を払って行動している。



そんな制約の多い毎日をおくりながら、

今回のコロナパンデミックが起きた意味に

対して疑問を覚えたので、私なりに、

その理由を考えてみることにした。



参考となる過去の記録からすると、

さまざまな感染症は、その時代の文明を

滅ぼして多数の死者を出してきた。

しかし、それはすべてあとで結果が

わかるだけで、今回のコロナパンデミックが

どのような意味合いを持つのか、

どのような結果になるのか、

現時点では誰にもわからない。


しかし、想像することはできる。

私は、自身の頭の中を整理するため、


地球 → ひとりの人間

人間 → 免疫細胞

コロナウィルス(各種感染症) → がん細胞


このように置き換えてみた。


一般的にヒトの身体の中では毎日

がん細胞が生まれており、それを

免疫細胞が退治することによって

生命活動が保たれている。

それを数値化した表現が

「5000勝ゼロ敗」


つまり、毎日発生するがん細胞は

その日のうちに元気な細胞によって

ひとつ残さず消滅させられていることになる。

これが元気な人間の通常の生命活動。


ここでコロナウィルスに話を戻すが、

武漢市内で最初に感染した(推測)

ひとりの人物によって、たった数ヶ月で

世界中に蔓延し、多数の感染者と死者を

出し、未だに勢力は衰えない。

媒介はヒトから人である。


もちろん、初期段階では

新型コロナウィルスへの知識(情報)が

なかったため感染拡散につながったが、

その後は、まず発生国家の情報隠蔽、

ヒトの海外への移動制限の甘さなど、

感染を拡散させた原因を作り出した。

これはヒトが発生させた「人災」にあたる。

がん細胞と免疫細胞に例えたら、

免疫細胞は怠けてがん細胞を野放しに

したことになる。


次にヒト媒介が原因での二次拡散国

(中国以外の全世界)だが、

日本の場合はここでも諸事情を優先して

ヒトの移動を制限した程度で

遮断まで至らなかった決定により、

外国人入国者からはウィルスを持ち込まれ、

日本人旅行者は海外よりウィルスを持ち帰る

結果となる。

これも、もちろん人災で、各地で感染症の拡散を

止めようとしている人たちのジャマを

していることになる。


そして、ここからは日本国内の

感染拡散経過だが、やはり感染防止意識に

乏しいヒトたちによって感染が広がっている。

すべての感染原因だとは言わないが、

やはりここでも、日々感染症と
戦っている人たちの
ジャマをしている。




ここで再び、現状を私が置き換えた


地球 → ひとりの人間

人間 → 免疫細胞

コロナウィルス(各種感染症) → がん細胞


これに当てはめて考えてみると、

免疫細胞が行いの良くない細胞に

足を引っ張られて、がん細胞がどんどん

増殖していることになります。



今、地球上のすべての人間が

同じ方向でコロナウィルスの拡散を

止める必要があります。

全員一致が必須です。

そうやって共存を目指さないと意味がない

事態にまで陥っています。



しかし実際は、

小さなことなら、マスクや消毒液の高値転売や、

自分だけは大丈夫と旅行や地方への疎開、

必要のない会合、越境してまで娯楽施設利用、

これが大きな話になると、経済悪化で

急落した優良企業の株の買い漁り、

さらには大国の軍事威嚇等、

全員一致の共存には程遠い行動を

見かけます。



このあたりが、がん細胞の増殖を助ける

(足を引っ張る)悪玉細胞のふるまい。



しかし、切れ味のいい免疫細胞も

良い活動結果を出しています。



国家レベルなら、台湾、香港、韓国は

コロナウィルスを終息までには

至っていませんが、小康状態にまで

抑え込むことができました。


やればできるのです。



また、日本の企業、特に各大手製造業が

コロナウィルス拡散防止に必要な衛生用品の

製造に乗り出したり、医療現場で

必要不足している器具の製造に

名乗りを上げています。


そして、治療薬も日本の製薬会社が

開発した有効性の期待されるものの

実用化を目指しています。


小さな振る舞いでは、

各個人が「無症状保菌者」として

うつらない、ではなくて

うつさない。


飲食店さんも本当に大変ですが

テイクアウトの商品販売への切り替え、

タクシーも人を乗せず処方薬の

引き取り代行など考えられるだけの

努力をしています。



最後になりましたが、

私が在命中に遭遇した

コロナウィルスパンデミック。



これは、ヒト対ウィルスの構図ではなくて

細胞に例えると

免疫細胞と悪玉細胞の争いに思えてきました。


もちろん、私もこの緊急事態に、

自分のできる範囲で

免疫細胞としてふるまいたいです。



    図は2月から4月までの

コロナウィルス感染者数のグラフです。

AFPさんのサイトからお借りしました。




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posted by salsaseoul at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記