home003.gif

2015年08月19日

ひき逃げで免許取り消し 最悪ペース、目立つ20代 兵庫県15年上半期

神戸新聞 2015/8/19

201508192.jpg201508193.jpg


ひき逃 げ事故を起こして運転免許を取り消された兵庫県内の
処分者が、今年上半期(1〜6月)で61人に上り、過去10年間で
最多だった昨年(年間111人)の上 半期と同数だったことが、
県警への取材で分かった。厳罰化を図るため、免許を再取得
できない「欠格期間」が2009年に引き上げられた後、一時的に
減った が、その後は増加傾向が続いている。

道交法には、運転中に人身事故を起こした場合、応急手当て
を施したり、警察に報告したりするなどの「救護措置義務」が
定められ、違反すれば免許取り消し処分を受ける。

飲酒運転による死亡事故や悪質なひき逃げ事故などを受け、
09年に道交法が改正され「欠格期間」が最長5年から10年に
引き上げられた。08年に86人だった処分者は10年には
67人に減少したが、11年以降は右肩上がりを続けている。

県警が上半期に処分された61人の逃走理由を分析したところ、
最多の17人が「処罰を受けるのが嫌だった」と説明。
「怖くなった」(13人)や「保険に未加入・賠償できない」(9人)、
「大したけがではないと思った」(8人)も目立った。

年代別で見ると、
20代が24人で最も多く、
65歳以上=10人
▽40代=9人
▽30代=8人
▽10代=4人−と続いた。

上半期に発生したひき逃げ事故は598件で、
4人が死亡、279人が重軽傷を負った。県警は
「事故を起こしても、すぐに届け出ることで助かる
命もある」とし「免許の取り消しで仕事や家庭を失う
ケースも多い。絶対に逃げないで」と呼び掛けている。(初鹿野俊)




posted by salsaseoul at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・社会

藻からつくるバイオ燃料、増殖中 実用化のカギは

朝日新聞 2015年8月18日

201508191.jpg

石油に代わるバイオ燃料を藻類から作ろうと大規模培養の
取り組みが各地で進んでいる。大学や企業は、より育てやすく、
効率良く燃料を得ようと工夫をこらす。産学連携の取り組みが
加速するなか、安定した生産とコスト抑制が実用化のカギとなる。

■効率いい育て方、大学や企業が研究

もえぎ色の水が円形水槽(直径約5メートル)をゆっくりと回る。
徳島県石井町の培養施設で育てているのは、大きさ
約20マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の
「イカダモ」という微細藻類だ。

微細藻類は太陽光と水があれば二酸化炭素(CO2)を
吸収して光合成し、バイオ燃料の元になる油の成分を作る。
この水槽(約20平方メートル)では、天候によるが計算上1
日最大0・2リットルのバイオ燃料がとれるという。

四国大学短期大学部の西尾幸郎教授らは約10年前から
研究を続ける。この藻が含む油は乾燥重量で最大50%。
計算上1日2倍以上の数に増える。水温約40度から氷が
張る低温まで温度変化に強いのが特徴という。

実用化に向け企業も続々と培養に乗り出している。
大規模化とコスト削減が目標だ。

IHI(本社・東京)は今春、鹿児島市に1500平方メートルの
施設を作った。新エネルギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)の委託事業で、藻類の培養では国内最大級だ。
横浜市で培養試験を進めてきたが、より温暖で日照時間が
長い土地で本格化させた。

育てているのは、大きさ数マイクロメートルの「ボトリオコッカス」。
神戸大の榎本平教授の協力で、乾燥重量あたり50%以上の
割合で油を作る藻を選び抜いた。雑菌にも強いという。
「屋外で『雑に』育てられる基礎技術を確立できたことが重要」
とIHI新事業推進部の成清勉次長。

藻の生産能力については栽培面積1ヘクタールで最高で
年間約13万7千リットルのオイルを生産できるとする
海外のデータもある。IHIによると、ボトリオコッカスは、
同様にバイオ燃料がとれるヤシの実と比べて同じ面積
あたり2〜10倍の油を作れる計算になるという。

自動車部品大手のデンソー(愛知県刈谷市)も2018年の

技術完成を目標に、雑菌に強く、増殖が速い種
「シュードコリシスチス」で培養実験を続ける。ベンチャー
企業ユーグレナ(東京都)は沖縄県・石垣島で「ミドリムシ」の
培養試験を進める。

一方、東日本大震災の被災地・福島県南相馬市でも、
筑波大などが昨秋から、復興事業の一環として藻の
培養を進めている。「土着藻類」と呼ばれるこの土地の
環境で増えやすい藻類を使う。同大の出村幹英助教は
「培養しながら冬を越せた。年間を通して培養できる手応えがある」。

仙台市では、筑波大や東北大、同市が光がなくても育つ
藻類などを、下水処理場の下水を栄養にして培養する
準備を進めている。

■国も支援

藻類はトウモロコシやサトウキビなどと違い食糧生産と
競合しないため、燃料としての需要が増えても食糧不足や
価格高騰につながらないのが特徴だ。日本総合研究所の
井熊均・創発戦略センター所長によると、00年代以降注目を
集めるようになった。分析技術が進み、油生産に優れた
藻類を効率良く選べるようになったことが背景にある。

国も支援している。今年7月、20年までのバイオジェット
燃料の導入に向けた官民の検討委員会が立ち上がった。
次世代航空機燃料の製造・供給を目 指す産学の組織が
7月上旬に公表した工程表では、18年ごろまで大量培養の
実証試験を展開した後、規模の拡大やコスト減を図り、
20年以降、運航に使える 燃料の製造を目指すという。
筑波大の渡辺信・特命教授によると、藻類から油1リットルを
作るコストは現在250〜300円程度。実用化の
目安は100円以下とみられている。

NEDOは10〜16年度、藻類由来のバイオ燃料製造
技術開発に関する12テーマを委託事業などとして選び、
1テーマにつき原則年間約6千万円を提供している。

井熊さんは「ジェット燃料のほかに火力発電などでも
需要が生まれれば、さらに発展する可能性がある。
そのための国の政策も重要だ」と話す。(今直也、小堀龍之)



コメントです。
バイオ燃料の話題です
あくまでも素人の見解ですが、もしコスト的な問題を
克服したとしても、微細藻類が培養施設から外部に
流出した場合、生態系への悪影響などは問題が
ないのでしょうか?
いうまでもなく原子力発電所は外部への放射能漏れが
ないことを前提に運転されていますが、実際は原発事故で
大変なことになっています。
さて、前記のバイオ燃料の話題に戻りますが、
これも何かポジティブな視点しかクローズアップ
されていませんが、ネガティブな部分もしっかり
公表、及び留意したうえで研究開発を進めて
欲しいものです。




posted by salsaseoul at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境