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2015年03月31日

ヤフーが検索削除基準 性的画像・病歴など一部消す

2015年3月31日  朝日新聞

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削除に応じる前の検索結果画面の例

検索サイト大 手ヤフーは30日、個人からプライバシー侵害に
あたるなどとして削除を求められた場合の、検索結果の削除や
表記の変更に応じる新基準を公表した。裁判所の 判断がないと
削除には応じない一方、性的画像など検索結果の画面自体に
問題がある場合は一部表記を消すなどの対策を取る。
同社が削除基準を公にするのは初めて。

ヤフーは昨年11月に有識者会議を設け、個人から特定の
検索結果を消すよう求められた場合に、削除に応じる条件に
ついて検討してきた。対象となるのは、キーワードを入力すると、
関連するホームページ(HP)の題名と概要の一覧が表示される
サービス。

検索結果の画面で表示される題名や概要の中に、プライバシー
侵害にあたる内容が含まれるかどうかはヤフーが自ら判断する。
被害を申し立てる人物 の公益性や情報の社会的意義なども
踏まえ、明らかに問題だと判断した場合は、HPに移動できる
「リンク」を残したまま、タイトルを変えたり概要を消したりする。

ヤフーは概要を消す例として、性的な画像や病歴、過去の
犯罪被害などを挙げた。一方、公職者や企業の代表に
かかわる情報や、過去の違法行為や処分歴などは表現の
自由が優先されるとの考えを示した。

HPへのリンク自体の削除は、表現の自由や知る権利を著しく
侵害するとして、基本的には応じない。元のHPを削除させる
のが原則だとして、どうしても検索結果を消したい場合は、
削除を求める人が裁判所に訴える必要がある。

ただし、児童ポルノや「リベンジポルノ」のように違法性が
明らかで対応が急がれる場合は例外として削除に応じる
ことがあるという。

検索で世界最大手のグーグルも世界共通の「削除ポリシー」を
掲げ、クレジットカード番号など個人に危害が及ぶ可能性が
ある情報は削除する、としている。ただ、ヤフーが新基準で
削除するとした一般人の住所や電話番号について、
グーグルの方針では「一般的に削除されない」とするなど
削除対象には差がある。

コメントです
ヤフーの検索削除基準の話題です。
検索会社のサービスは日々日進ですが、
一昔前は機械任せの感が強かったです。
しかし、最新の基準については人が判断、
つまりアナログ的判断に回帰していくようです。


posted by salsaseoul at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・社会

2015年03月01日

連日パリを脅かすドローンの正体は?

連日パリを脅かすドローンの正体は?2015年2月26日 News Week

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フランスの捜査当局は25日、ドローン(無人機)を飛ばしていた
アルジャジーラの記者3人を逮捕した。パリでは1月の連続テロ以降、
厳重な警戒が敷かれるなか、今週に入って連日不審なドローンが
目撃され、緊張が高まっていた。だが、これでドローン騒動が
解決したとはとうてい言えないようだ。

パリの検察当局によると、3人の記者はパリ西部の森林公園
ブローニュの森でドローンを飛ばしていたところを捜査員に見つかり、
拘束されたという。記者たちの目的は不明で、それまでに
目撃されたドローンと今回の逮捕は「今のところ関連性がない」と、
検察当局は述べている。

フランスでは昨年10月以降、原子力発電所や原子力潜水艦の
基地周辺で不審なドローンの出現が相次ぎ、1月20日には
大統領官邸の上空でも目撃されて警戒が高まっていた。

パリ上空に無許可でドローンを飛ばせば、最高で

懲役1年と8万5000ドルの罰金を科される。

3人の記者は70歳と54歳と36歳。カタールのドーハにある
アルジャジーラ本社は、「アルジャジーラのイギリス人記者3人がパリ
で謎のドローンについて報道するために撮影を行っていたときに逮捕
された」と発表。「詳しい情報が入りしだい改めてコメントする」と述べた。

3人のうち「1人がドローンを操縦し、もう1人は撮影を担当、あとの

1人はその様子を見ていた」と、フランスのメディアは捜査関係者の
談話を伝えている。

23日夜から24日未明にかけてパリのアメリカ大使館近くなどで
ドローンが飛んでいたという情報が寄せられ、警察が捜査に
乗り出していた。24日 夜から25日にかけても、パリ東駅近く、
オペラ座、チュイルリー庭園、エッフェル塔、トゥール・モンパルナス
など主要な建物や観光名所の周辺を飛ぶドロー ンが相次いで
目撃された。誰が何の目的で飛ばしたか、何機のドローンが
使用されたか、組織的な動きかどうかなど、すべてが謎に
包まれている。

1月7日に風刺週刊紙シャルリ・エブドの編集部が襲撃され、
その後に容疑者がスーパーマーケットに立てこもるなどで
合計17人の犠牲者が出た連続テロ以降、パリではテロへの
警戒感が高まっている。そうした中で正体不明のドローンが
出現し、市民の不安は募る一方だ。

フランスの捜査当局は、落下して歩行者に衝突する可能性を
除けば、ここ数日に現れたドローンは直接的な脅威ではないと
発表している。悪質ないたず らとの見方もあるが、テロ計画に
備えて警備体制を偵察する目的で飛ばされた可能性もあり、
警察はドローンの追跡と操縦者の特定に全力を挙げている。


関連記事です。

フランス政府が厳戒態勢
〜目的不明のドローン原発上空飛行

フランスの原子力発電所の上空で、謎めいた――また懸念を
招きそうな――ドローンの飛行が頻発しており、先日、フランス
中部で
3人の若い模型飛行機マニアが逮捕されたにも
かかわらず、謎は解明されていない。

たいてい夜間に目撃される、無人の小型ヘリコプターの違法な
飛行は当初、単なる迷惑行為で片付けられていた。
だが、最近になって、一晩で何百マイルも離れた
5か所の原子炉を
ドローンが統一多発的に「訪問」するにおよんで、フランス政府は
厳重警戒を余儀なくされるようになった。

反核活動家らによる嫌がらせ作戦が最も妥当な説明になると
考えられている。テロ集団がフランスの核施設
19か所の
警備体制を試している調査飛行である可能性も除外されていない。
その後、
6日になってシェール近郊のベルヴィル=シュル=
ロワール原発の近くで、
24歳と31歳の男性2名、21歳の女性の
3人が逮捕された。
警察発表によれば、
3人は比較的に簡単なドローン――
100ユーロ(14000円余り)ばかりでインターネット通販
されているタイプ――を飛ばそうとしていた。

彼らが起訴される可能性はあるが、10月初め以降の原子力
発電所
13か所の上空の飛行規制空域に対するもっと精巧な
ドローンによる侵入の嫌疑はないものと思われる。
捜査情報筋は、「彼らは模型飛行機マニアのようです」と
ル・ パリジャン紙に語った。「彼らが使っていたマシーンはじゅうぶん
高機能なものでしたが、軍用や専門家向きではありません。
おもちゃなのです。楽しみでやっ ていたのか、あるいは何らかの
政治的意図があったか、まだ解明されていません」

いずれにしても、逮捕された3名は、手の込んだドローン飛行を
仕組んだ集団の関係者ではなく、模倣犯であると信じられている。
緊急省庁間会合は飛行に関して、迷惑行為から要警戒行為まで、
ありうる解釈をいくつか検討した。会合で注目されたのは、
6時間の
時空間において、ノルマンディの英仏海峡沿岸からアルザスの
仏独国境までの範囲におよぶ核施設に対するドローンの侵入が
5件あったことである。何百マイルも隔てた飛行地点間の距離を
考えると、複数メンバーの集団によって念入りに練られた
事前計画の存在を思わせた。

先週の会合の後、複数の政府筋が、核施設の警備にあたる
特別憲兵部隊に将来の侵入機を撃墜する権限が付与されたと
述べた。その後、
3件の飛行が報告された。
いまのところ、撃墜されたドローンはない。

飛行の多くは夜間のできごとだったが、侵入の何件かは当局に
よってビデオと写真に撮影されている。当局者らは、映像や
画像を見て、驚き、心配になったという。写っていたのは、簡単に
入手でき、スマートフォンで操作できる“おもちゃ”のドローン
ではなかった。そのようなドローンはフランス国内に最大
40万機
存在すると信じられている。
侵入機はもっと複雑で高価なもの――航続距離数十マイル性能の
強力なエンジンを備えたヘリコプター様ドローン――だった。
三角形配置の白色灯
3基とより大きな赤色灯、それにおそらくカメラと
連動して“標的”に光線を断続的照射するサーチライトが備わっていた。

政府は公的には、飛行の重要性を軽んじているように見せている。
セゴレーヌ・ロワイヤル環境エネルギー大臣は、
「わたしどもはこれらのできごとを軽視していませんし、
脚色してもいません。ですが、核施設の安全に脅威になるものでは
ありません」と語った。

グ リーンピース・フランスは政府が「リスクを軽視」し、フランスの
原子力発電所がテロ攻撃に無防備であるという事実を隠蔽して
いると非難してきた。広報担当 者は、「中型ドローンは、使用済み
核燃料が貯蔵されている(冷却水)プールに損傷を与えるのに
じゅうぶんな爆発物を運搬できたでしょう」と語った。

グリーンピースは飛行への関与を真っ向から否定している。
グリーンピース筋は、「反核活動家は、えてして反ハイテクでも
あるのです」といった。

国民議会緑の党会派、デニス・ボパン議員は、「これらのできごとの
下手人はだれなのか、だれにも言えませんし、こういう物を操縦
している人物の善意をだれにも保証できません」と述べた。
フランスは、他の先進諸国に抜きん出て原子力に依存している。
同国内の電力のほとんど
80パーセントは原発由来のものである。

コメントです
フランス政府は今回の事件をそれほど重くみていないようですが、
いずれにしても、フランスにかぎらず、無人飛行機器は世界中で
テロ行為等の手段になる可能性が十分あります。
まるで、ひと昔前のSF映画のひとコマが現実化しているようです。


posted by salsaseoul at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧州

「イスラム国」入り、英国・韓国の若者も 世論に衝撃

朝日新聞 2015年2月25日

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ロンドン・ガトウィック空港で17日、セキュリティーゲートを通過する英国の少女3人
(監視カメラ画像から)=AFP時事、ロンドン警視庁提供

■ロンドンの10代少女3人、失踪

 欧米などから過激派組織「イスラム国」(IS)入りを目指す若者らの
流れが止まらない。英国では今月中旬、15〜16歳の同級生の
少女3人が失踪し、トルコ経由でシリアのIS支配地域に入ったと
みられることが分かった。学校で優等生だったという少女たちが、
家族も気づかぬ間に過激な思想に傾倒した事態は、英世論に
衝撃を与えている。

英BBCなどによると、3人は同じロンドン東部の中等学校に通う
友達同士で、うち2人はバングラデシュ系という。学期の中間休み中
だった17日の早朝、「結婚式に出席する」などと家族にうそを
ついて出かけ、ロンドン近郊のガトウィック空港からトルコ航空で
イスタンブールへ向かった。

家族からの通報を受け、英警察は少女の顔写真や空港の
監視カメラの画像を公表。公開捜査に乗り出した。
家族はテレビのインタビューで涙ながらに「帰って来て」と呼びかけ、
キャメロン首相も「非常に心配しており、政府としても救出のために
できることをすべてやる」と力説した。

だが24日になって、3人がすでにトルコ南部キリス付近から
シリアのIS支配地域に入ったとみられることが分かった。

少女らが通う学校では、昨年12月にも少女らと仲が良かった

女子生徒(15)が同じ経路でシリアへ渡航した。今回失踪した
少女たちは当時、警察に事情を聴かれたが、同調するそぶりは
なかったという。少女らはインターネットやソーシャルメディアを
通じてひそかに過激思想に傾倒していったと考えられている。

ロンドン大学キングスカレッジの研究者によると、これまでISが
支配するシリアとイラクに向かった英国人は500〜600人
だという。戦闘員の男性と結婚するために渡航する女性もいる。
英BBCは、これまでにISに渡った英国人女性は50人以上に
上り、多くは若者だと伝えた。(ロンドン=渡辺志帆)

     ◇

■韓国の少年「訓練受けている」

韓国の情報機関、国家情報院は24日、トルコで1月に
行方不明になった韓国人の少年(17)が「イスラム国」(IS)に
加わり、訓練を受けていると国会の情報委員会(非公開)で
明らかにした。出席した議員らによると、同院は「正確な場所は
確認できていないが、ISで訓練を受けている」と説明したという。

ソウル地方警察庁などによると、少年は1月10日にシリアと
国境を接するトルコ南部キリスのホテルで朝食をとった後、
行方不明になった。警察が自宅のコンピューターを分析
したところ、ISやシリアなどのキーワードで検索した痕跡が
あったほか、ISの旗の写真などが保存されていた。

2月25日付の主要各紙は、この情報を1面で報道。
中央日報は「もう韓国もテロ無風地帯ではないという事実が
確認された」とし、政府にとって非常事態となったと指摘した。

米軍主導の有志連合は、昨年8月からイラク、同9月からは
シリアでISを狙った空爆を続けるが、同組織の勢力を
抑えられていないのが実情だ。

米国政府の「米国家テロ対策センター」は、ISに加入するために
イラクやシリアに渡った外国人戦闘員は90カ国から計2万人に
達すると分析し、今月、米下院で報告した。
多くは中東・北アフリカ諸国からだが、少なくとも3400人は
欧米などの西側諸国の出身者だとしている。

特にシリアへの外国人戦闘員の流入は、過去20年に起きた
アフガニスタン、パキスタン、イラク、イエメン、ソマリア
などへの流入をはるかに上回る規模だとしている。
(ソウル=貝瀬秋彦、イスタンブール=春日芳晃)


関連記事です。

欧州出身テロリスト3000人…原因は青年失業(1)

26日(現地時間)、米メディアはイスラム・スンニー派武装
反乱軍「イスラム国(IS)」 の隊員である米国人の死を
一斉に報じた。約10年前にキリスト教からイスラム教に
改宗したカリフォルニア出身のダグラス・マケイン(33)だ。
シリアで自 由シリア軍(FSA)との交戦中に死亡した彼に
ついて、家族と知人は「ユーモア感覚があり、家族を愛する
平凡な人」と語った。彼が極端主義に傾倒するほどの
理由を探せなかった家族は衝撃を受けた。
  ◆米国人記者を斬首したマジェド、裕福な家庭出身
 米国人記者ジェームズ・フォーリーを斬首したIS隊員
アブデル=マジェド・アブデル・バリー(23)はロンドンに
ある100万ポンド (約17億8000万ウォン)の家に居住
していた英国人と確認された後、ISで活動する西側出身の
若者に関する報道が相次いでいる。ほとんどの報道が
「いったいなぜ」という疑問に焦点が置かれている。
先週、米国務省はIS隊員を含め、イラク・シリアで活動中の
外国人ジハーディストが約50カ国出身の1 万2000人と
発表した。欧州連合(EU)情報当局はイラク・シリアなどで
活動するEU国家出身のジハーディストが3000人に
のぼると把握している。この人たちが祖国に戻ってテロを
起こすことを、米国など西側は最も憂慮している。

  ◆「貧困ではなく仕事がないため」
過去には学べず貧しい人たちがテロに加担する可能性が
高いというのが定説だった。実際、過去のテロリストの
成長環境は極めて劣悪な ケースが多かった。彼らにとって
テロ集団は現実から逃避する場だった。IS隊員になった
西欧の若者も同じだ。ただ、彼らが脱出しようとする
対象は以前のように貧困や無知ではないというのが、
専門家らの診断だ。
 米ノースイースタン大政治学科のマックス・エイブラハム
教授は「人をテロ集団に導く主な原因は失業」と述べた。
「職業がなくて貧しいからではなく、する仕事がないため」と
いうことだ。
エイブラハム教授は「本当に貧しければ目の前の現実的な
問題に没頭し、テロリストになる考えはしない」 と話した。
生活できるほどの余裕があるため目的のない人生について悩み、
ISに代案を発見し、加担するということだ。インターナショナル
ビジネスタイムズは
「自ら社会で疎外されたと考える若者が、仕事がないため、
または退屈を感じて急進主義に向かう」
と伝えた。
実際、ISの外国人隊員の多くは青年失業に苦しむ欧州出身だ。
英ガーディアンによると、最大1万2000人と推定されるISには
約 3000人の外国人隊員がいて、うち4分の1は英国出身だ。
ベルギー・フランス出身も数百人にのぼり、スウェーデン人も
少なくないと推定される。景気低迷が続く欧州の青年失業率は
20%を超える。全体失業率の倍だ。景気低迷の苦痛は少数者
にはよりいっそう過酷であり、イスラム教徒の青年の失業率は
平均青年失業率の倍以上も高いと把握されている。
職業がないスラム教徒の青年は、欧州で極右政党が躍進した
ことでさらに疎外された。極右派が高い失業率の原因を
外国移民者のせいにしているからだ。英国の国際急進
主義研究センター(ICSR)の研究員シラーズ・マホは
「欧州の主流社会で排斥された人たちは外部で自己を
見いだそうとする」と話した。IS外国人隊員を多数“輩出”する
英国・フランス・ベルギー・スウェーデンはともにイスラム教徒の
人口比率が高い国だ。


コメントです
じっさいのところはわかりませんが、欧州出身の志願者は、
貧困や社会の閉塞感に絶望して志願していったわけではなくて、
生活にそれほど困ってなく興味本位で志願を決定した感がありますね。
日本でも、オウム教等のカルトに傾斜していった若者が多数
いましたが、その現象に似ていないこともないですね。


posted by salsaseoul at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧州