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2014年07月11日

核のゴミ1本1.3億円 海外委託の処理費、3倍に高騰

朝日新聞 2014年5月26日

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高レベル放射性廃棄物の輸入価格(1本あたり)の推移

青森県六ケ所村に4月、英国から返還された高レベル放射性
廃棄物(核のゴミ)の輸入価格が、1本あたり1億2800万円
だったことが税関への申告でわかった。過去最高額で、海外に
処理を委託した廃棄物の返還が始まった1995年の3倍。
管理や輸送の費用がかさんだとみられる。
費用は電気料金に上乗せされる。
原発から出る使用済み核燃料を再処理して再び燃料として使う
「核燃料サイクル政策」について、政府は4月、閣議決定した
新たなエネルギー基本計画のなかで「推進」するとしたが、
再処理で出る核のゴミの費用もかさむことで、サイクル政策の
非経済性が改めて浮かんだ。

再処理事業では新たな燃料のほか、利用不可能で強い放射線を
出す高レベル放射性廃棄物も発生する。六ケ所村にある日本の
再処理工場はトラブル続きで完成しておらず、電力各社でつくる
業界団体・電気事業連合会によると、日本は69年以降、
英仏両国に送って再処理を依頼してきた。

再処理でできたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料などは
英仏から日本の各原発に順次運ばれて一部は使われてきた。
一方で、高レベル放射性廃棄物を固めた「ガラス固化体」も
95年以降、六ケ所村に返還されている。固化体は円柱形で
直径約40センチ、高さ約1・3メートル、重さは約490キロ。
地下深くに埋める地層処分を目指すが、処分場の候補地は
決まっておらず、六ケ所村の施設内で保管されたままの状態だ。

固化体の返還は今年4月が16回目で、132本が入った。
固化体を所有する各電力会社は「私企業間の契約のため」
として価格を明らかにしていない。

だが函館税関八戸支署への届け出によると、4月に管内に
入った固化体の輸入総額は169億3800万円で、
1本あたり1億2800万円になる。
13年2月の前回は1億2200万円で、95年4月の1回目は
4400万円だった=グラフ。

固化体はテロ対策などのために管理や輸送に厳重な警備が
必要となる。また、再処理を委託した英国の工場でトラブルが
相次ぎ、事業費もかさんだとみられる。固化体は英国に
約640本残っており、19年までに順次運ばれる予定だ。

使用済み燃料の再処理費用について、各電力会社は
電気料金算定のもととなる経費「原価」に組み入れている。
東京電力福島第一原発事故後に相次いだ電気料金値上げの
際も原価に入れて申請し、認められた。(大谷聡)




コメントです。
原子力発電の後処理の問題です。
確かに原油や天然ガスの高騰で各電力会社の
収支も大変でしょうが、最終的に各電力会社は
身内びいきで絶対に社員(特に役員クラス)の
腹か痛まない体質で固持されています。
まず、トップクラスが
既得権を返上したうえで
電力の値上げ申請するなど、もう少し誠意の
ある経営をして欲しいものですね。

[ashamed]



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posted by salsaseoul at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本・社会